朝にこちょこちょエッチをすると幸せになれる話
ジャンル:試し読み / 公開日:2024/07/11 / 販売価格:500円
最近、妻とマンネリ気味な生活が続いている。
結婚当初は比較的スキンシップも多く仲が良かったと思う。
しかし、段々と同棲生活に慣れていくと共に、仕事の方でも徐々に忙しくなり始めて終電近くに家へ帰ることが多くなった。共働きであり、妻はパートタイムで働いている。
最初は妻も、
「お仕事お疲れ様♪ご飯できてるよ」と優しく迎えてくれたのだが、段々と機嫌が悪くなり始めていった。
金曜日の晩や、休日に妻から夜の営みを求められるも、仕事で疲れているためか体力的にもしんどく、性欲もあまり湧かない時があってやんわりと断り続けていた。
そんな生活が3ヶ月も続くと、今ではお互い会話がほとんど無くなって息がつまるような家庭環境になってしまった。
どうすれば妻との関係をやり直せるのだろう…。
仕事中も、家のことを考えるようになって次第にミスが増え始め、上司から怒られる回数も増えてメンタル的にもかなり落ち込んで帰宅する。
夜遅くに帰ると妻は既に寝室で寝ているようだった。
机の上にはラップをかけられて冷めた料理。
レンジでチンして、1人で食べ進める。
そうして明日の仕事に備えて眠る。
ほとんどこれの繰り返しだ。
そして束の間の休日。
この日は早く起きて、いつも家事を妻に任せっきりだと思っていたから自分から率先して動こうと決めていた。
二人分の朝食を作ろうと思い、トーストと目玉焼きを焼いていると…
「あれ…?おはよう。今日は早いね?何してるの?」
「おはよう七美!その…普段家事任せっきりだったからさ、休日くらいは俺が家事しようと思って…ほら、もうすぐ朝ごはんできるから!」
「ふ~ん…?ありがとう。じゃあお言葉に甘えちゃおうかな~♪」
普段とは違う様子に、一瞬何かを怪しむような眼差しを向けたものの、珍しく笑顔を浮かべてくれた。
「…っとやばっ!パン焼きすぎた!!目玉焼きは…ギリギリセーフか!?」
「……やっぱり心配だから、料理は私が担当するね。」
「はぃ………すみません………」
テーブルの上にはほぼ黒焦げになったパンと火の通りすぎた目玉焼き。妻が淹れてくれたコーヒー。
「いただきます。…うん、見た目はアレだけど、バター塗れば美味しいよ?」
恐る恐る七美の反応を見ていたが、一応美味しそうに食べてくれていた。
「ほんと??…たしかに…!思ったより美味しいかも」
分厚いトーストは表面こそこげているが、カリッとした食感とふわふわの生地が意外と美味しい。
焼きすぎたと思っていたけれど、むしろ丁度良い塩梅だったのかもしれない。
カリカリになったベーコンと目玉焼きも、素材は良いので美味しいと思う。
「そう言えば、休日に2人で朝ごはん食べるのなんて久しぶりだね。あなたいっつも昼過ぎまで寝てるから。」
「ごめんって…ほら、今日は家事とか買い出しとか、何でも手伝うから!」
「今のところ心配の方が勝っちゃうんだけど…まぁ、楽しみにしてるね♪」
また。またほんの少しだけ、懐かしい面影のある笑みを見た。付き合ったばかりの頃のような、何か”イタズラ”を考えているような無邪気な笑み。
その表情を見ると、嬉しさと一緒にゾクゾクするような何かを感じ、つられて自分まで笑ってしまうのだった。
**
午前中は洗い物や洗濯を回して、ベランダに干すところまでできた。とはいっても、心配だという妻に付き添われながら行ったのだけれど…。
お昼ごはんは妻がパスタを作ってくれた。
料理上手であり、何を食べても美味しい。
普段であれば、今頃の時間帯に起きていたのだと時計を見て実感する。早起きは三文の徳。
午後は家の中で少しまったりと過ごした。
お昼寝をして、15時におやつを食べて。
夕方二人で買い物へ行き、妻が夜ご飯を作っている間に洗濯物を取り込んで畳んでいく。
夕食にはハンバーグを作ってくれた。
「良い休日だったから乾杯しよっか♪」という提案の元、赤ワインの蓋を開けて乾杯。
これまで不仲なように感じていたのが嘘みたいだった。
夕食の後、少しだけテレビを付けていると…
『皆さん、最近セックスしていますか?』
「ぶふっ!?げほっ、ごほっ…」
「だ、大丈夫…!?」
…え?まだ夜の21時なのに、こんな過激なテーマの番組放送していいのか??びっくりとして飲みかけていた水を溢してしまった…。
チャンネルを変えようとするも、妻にリモコンを取られて「面白そうだから見てみようよ♪」と言われる。
…『なんと、セックスは朝に行うことで仕事の能率が上がるんです!専門家によると、特におすすめなのが「こちょこちょ」を取り入れた騎乗位セックスだそうです!パートナーとの仲も深まり、男性は朝からくすぐられて思いっきり笑いながら気持ちよくなることでドーパミンやセロトニンといった幸せホルモンが増えるようです。ぜひ皆さんもやってみましょう~♪』
朝からセックスって…絶対疲れて仕事に支障が出そう。
今時の番組は視聴率稼ぎにこんな内容を放送するのか…
ふと妻の方を見てみると、目を輝かせながらテレビを見ていた。
「ふ~んなるほど…!ねぇ、月曜日の朝イチでセックスしようよ!ほら、幸せになれるんだって♪」
「月曜日の朝イチから!?嫌でも……ぅっ!?」
「断るなら、一晩中ベッドに縛り付けてこちょこちょの刑にしよっかな~?」
目の前で指を見せつけるようにワキワキこちょこちょと動かされ、身震いがしてゾクゾクさせられる。
それに、断ったらせっかく今日穏やかな一日を過ごしていたのが台無しになりそうな気がして…
「わ、わかった!やる!やります!月曜日の朝イチでセックスしますから…!!」
「ふふっ♪じゃあ早起きしないとね~♪確か、『こちょこちょ騎乗位』が効果的って言ってたよね?たっぷり搾り取ってあげるから、覚悟しておいてね♡」
「ひぃぃっ!?お、お手柔らかに…」
まるで願ってもないチャンスだと言わんばかりに、何だか妖しい様子の妻。月曜日の朝は普段よりもさらに早起きしないといけない…。
お互いにほど良くお酒を飲んだ後で、お腹も満たされ酔いも回ってくると次第にムラムラしてきたように思う。
それとなく妻をベッドに誘ってみると、少し考え込んでいる様子を見せて…
「ん~、だぁめ♡土日は射精するの禁止ね?あ、そうだ。貞操帯付けてあげよっか?」
「えっ!?い、いやそれは…勘弁してくださぃ…」
「じゃあ月曜日の朝まで射精しないって約束できる?もちろん一人で処理するのも禁止だからね?」
「ぅっ…わ、分かりました…約束します」
「ふふっ♪じゃあ今日は一緒にお風呂入ろっか♪こちょこちょの練習もしたいからね~♡」
いつも以上に積極的な七美。
脱衣所まで連行されて服を脱がされ、久しぶりに一緒にお風呂場へと入る。
「は~い頭洗ってあげますから、お客さん大人しく目を閉じてくださいね~♪」
「うわっ!?ちょっ、自分で洗えるってぇ…」
風呂椅子に座るやいなや、頭から熱いシャワーの水をかけられて自然と目を閉じてしまう。
「大丈夫?目拭いてあげるね」
「ありがとう…って、な、七美なにして…!」
柔らかいフェイスタオルで顔を拭かれたかと思えば、そのまま目隠しのように頭に巻き付けられてくくられる。
視界を奪われてあたふたしていると…
「じゃあお身体洗ってあげますね~♪最初はスポンジ使ってあげる♡」
「ひゃんっ!?あひっ、ひゃめっ、んぁぁっひひっ、んぁっ、く、くひゅぐったいって…ぁぁっひゃめっ!!んぁぁっんぁぁっひぃぃっ!!」
背中に柔らかいスポンジの感触があり、優しく首の後ろからお尻の辺りにかけてすーっと撫でおろされる。
目隠しさせられているせいか、普段よりも感覚が敏感になってかなりくすぐったく感じて情けない声で悶えてしまう。
七美は、そんな様子を見て愉しそうにクスクス♪と耳元で笑っていた。
「まだ身体洗ってるだけなのに、そんなに弱かったっけ~?大人なんだからくすぐったいのくらい我慢できるよね?」
「ひゃぅっ、くっ、ぅ、うるひゃい…七美だって弱いくせに…ひっ!?ぁぁぁっぎゃぁぁぁっぁぁっぁっあはははははははははははははは!!!!ぁぁぁぁっひゃめっ、ひゃめでぇぇっんぁぁぁぁぁっあはっぁぁぁぁっあははははは!!」
「こちょこちょこちょこちょ~!そんなこと言うなら窒息しちゃうくらい笑い狂わせてあげる!」
ぬるぬるの指先が脇腹をガシッと掴んできたかと思えば、容赦なくこちょこちょもみもみとくすぐられて思いっきり笑い狂って風呂椅子から床に転げ落ちてしまう。
後ろからしっかりと抱き着くように身体を抑えられながら、脇腹やお腹をしつこくこちょこちょされる。
あまりのくすぐったさに我慢できなくて、目隠しを外そうとして両手を上にあげた瞬間、今度は細長くて器用な指先が腋の窪みへと侵入してカリカリと引っ掻くようにくすぐられてしまう!
「だぁめ♡お仕置きに腋こちょこちょ地獄の刑~♡」
「ひぃぃっぁぁぁっひゃぁぁぁんぁぁぁっな、ななみぃぃっひゃめへぇぇっぁぁぁぁぁっくひゅぐったすぎるぅぅぁぁぁぁぁぁぁっじぬぅぅっぁぁぁぁっひぃぃぃっひぃぃっ!!」
慌てて腕を閉じて防ごうとしても、ぬるぬるの指先は一度腋の窪みを捉えてしまえば離さない。どこまでも執拗にこちょこちょカリカリくすぐられ、時折後ろから耳の穴に「ふ~っ♡」と息を吹きかけられて抵抗しようにも力が抜け落ちてしまう。
本当にくすぐったくておかしくなりそうで、笑い狂いながら必死に「やめて」と訴えるも全くやめてもらえず、笑い疲れていて息絶え絶えぐったりするまでこちょこちょされ続けたのであった。
「っぁぁっ、はぁっ、はぁっ…ひっ…ひぃっ……」
「目隠し外してあげる♪目がとろんってして可愛いね♪息荒いけど、そんなにくすぐったかった?運動足りてないんじゃない?これから毎日こちょこちょしてあげよっかな~?」
「ひぃぃっ!?も、もうゆるひてぇぇっ……」
子供の遊びのこちょこちょで、妻に大人しくさせられて躾られている気分…。何だか恥ずかしくておかしくなりそう…
「あれ?まだ触ってないのに、何でココ、大きくさせてるのかな~?もしかして、興奮してた?こちょこちょされるの好きなドMだった?まぁ昔っからMっ気あったもんね~?」
「そ、そんなこと…ひゃぅっ!?あひっ!?ぁぁっそ、そこはぁぁぁっんぁぁっひぃぃっひゃめっ、ぁぁぁっあはっぁぁぁぁっくひゅぐったぃぃっぁぁぁっんぁぁぁっ!!!」
既に情けなく興奮してしまったぺニスを10本の指でこしょこしょとくすぐられる。
敏感な男性器を細かく責められ、蟻の門渡りや玉袋といった恥ずかしくて弱いところまで丹念にくすぐられ、ひぃひぃ笑い悶えながらピクンピクン!とぺニスを揺らしてしまう。
「ぁぁっも、もうだめぇぇっぁぁぁっ!!!……ぇっ…ぁぁっ、そ、そんな……!」
「あれ~?どうしたのかなぁ?私、身体洗ってるだけなのにもしかして勝手に射精しようとしたの?言ったよね?月曜日の朝セックスするから出すの禁止って。」
「ぅぅっ、お、お願い!イカせてください!!我慢できない!!」
子供のように膝枕をされ、顔を覗き込まれて泣きつくようにおねだりしてしまう。
しかし、それ以上はアソコに触ってもらえずお尻や足の裏まで丹念に洗われ、シャワーで水を流されて終了。
物足りなさを感じつつも、下手なことをしてお仕置きとばかりにくすぐられるのが恐くて大人しくするしかなかった。
**
お風呂から上がり、まだ22時台。
こんなに早い時間に眠るのは久々だけれど、いつもより早起きして日中も活動していたおかげか眠くなってきた。
「電気消すね、おやすみなさい~♪」
「おやすみ、七美。」
ダブルベッドで並んで眠りにつく。
そのまま眠ろうと思ったけれど、どうしてもムラムラとした気持ちが収まらず自慰をしてしまいそうになる。
「んっ…すぅ…すぅ……」
七美は壁際を向いて、もう眠ってしまったのだろうか?
我慢できず、布団の中でこっそりとズボンやパンツを脱いで勃起したモノをお尻に当てて擦ろうとすると…
ガバッ!!と布団をめくられて電気を付けられる。
「ぁっ…こ、これはその…違う…違うから!!」
「今私のお尻におちんちん押し付けて来たでしょ?バレないと思った?現行犯だよ?…ふふっ、仕方ないからお仕置きしてあげるね♡」
「ご、ごめん!!謝るから勘弁してぇ…!!」
「ごめんなさいで何でも許されたら警察要らないよね?ふふっ♪準備するから全裸で正座しててね?」
七美に優しく頭を撫でられる。
いつの間にか、ペットと飼い主のような明確な主従関係ができているような気がする…。
「ん~確かこの辺にあるはず……」
七美はクローゼットを開けてガサゴソと何かを探し始める。自分は、言われた通りにシャツや下を脱いで全裸になり、ベッドの上で正座待機。
「う~ん…あった♪後はこれとこれと~。よしっ♪ちゃんと正座で待ってて偉いね~♪」
「うぅ…何か恥ずかしいんだけど……」
「大丈夫だよ?今から恥ずかしい気持ちなんて飛んで行くくらいきついお仕置きが待ってるから」
「怖いんですけど…!?」
仰向けになって両手を万歳するように命令される。
手首をマジックテープのようなもので拘束され、同様に足首も揃えた状態で動けなくされる。
さらに…
「これをこうして…できた♪」
カチャリ、とペニスに何かを装着される。
「な、なにそれ…」
「これはねぇ、貞操帯って言うやつだよ♪鍵は隠しておくね。月曜日の朝に外してあげる。」
「これは…付けてたらどうなるの?」
「射精できなくなるよ。勝手に出そうとしたんだから、当然の報いだよね?」
そんな…ほんの軽い気持ちだったのに、まさかここまでしてくるなんて思ってもみなかった。
それに、どうして妻はこんな物持っているのだろう…
拘束具といい、実はSM経験豊富なのか…?
「な、七美…もしかしてさあ、SM経験詳しいの…?」
「あれ?言ってなかったっけ?私、昔女王様してたことあるんだ。バイトだけどね。だからそれなりに色んな経験はあるけど…もしかして、虐めて欲しいの?」
「ち、違う違う!!いや…何でこんな道具持ってるのかと疑問に思って…ていうか、拘束外してくれよ…」
「だ~めっ!また悪いことするかもしれないから、今日は一晩中その体勢で寝てね?じゃあおやすみなさい~♪」
「えっ!?ちょ、マジで外してくれないの?えぇ!?」
「…口答えして騒ぐなら猿轡も付けてみる?」
「…ごめんなさいすみませんでした…」
電気を消されて布団を掛けられる。
拘束された僕の横で、妻は本当に寝るつもりらしい。
両手首はベッドの柵に繋がれ、腕を下ろしたり寝返り不可能。何だか敵に捕まって囚われたような気分…。
「…すぅ…すぅ……」
既に眠ってしまった妻の隣で、自分も大人しく眠るより他に無かった。
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日曜日の話
夢を見たような気がする。
海を泳いでいると、突然海藻が手足に絡み付いて深海へと引き摺り込み、沢山の柔らかい触手で身体中をくすぐられるような…
「……ほら、早く起きて~♪こちょこちょこちょこちょ」
「ん、んん~~…んっ…ひっ…んんっ…んひぃっ!?ぁぁっひゃぁぁぁっんぁぁぁっあはっ!?ぁぁぁっひゃめっ、ぁぁぁぁぁぁっくひゅぐっだぃぃっぁぁぁっあはははは!!」
妻に顔を覗き込まれながら、腋の窪みをカリカリこちょこちょとくすぐられる。
寝ぼけていた意識も吹っ飛んでしまうくらいの容赦の無いくすぐったさに、朝からひぃひぃと笑い狂わされる。
「こちょこちょこちょこちょ~♪ほらほら、朝だよ~?起きるまでこちょこちょしてあげるからね?」
「ひぃぃっお、起きたぁぁぁっおきてる!!起きてるってばぁぁぁっく、くひゅぐりひゃめでぇぇぇっぁぁぁっ!!」
「こちょこちょやめて欲しいの?じゃあ腕下ろせばいいのに~♪しないってことは、もっとされたいってことだよね?」
両手首は万歳の状態で拘束されたまま。
意地悪なことを言われながら、5分くらいくすぐられ続けてようやく指が止まり、手足の拘束を外してくれた。
「っはぁっ、はぁっ…あ、朝から死ぬかと思った…」
「でもテレビでは朝のこちょこちょは健康に良いって言ってたよ?どう?しあわせ?嬉しい気持ちかな?」
「ひっ!?う、嬉しいです…」
目の前で指をワキワキされるだけで、身体がくすぐったく感じで怯えてしまうようになってしまった。
「朝ごはん出来たから、顔洗ってちゃんと服を着てからテーブルに来てね」
「う、うん…分かった…あの…ところでさあ、コレ外して欲しいんだけど…ほら、トイレしにくいから…」
昨晩ペニスに装着された貞操帯。
手足の拘束は外しても、これは外してくれる気配すらない。
「穴空いてるからおしっこできるでしょ?…もしトイレ汚したりしたら許さないからね?」
「そ、そんな…分かりました……」
トイレに行き、何とか用を足すことができた。
Tシャツを着てパンツやズボンも履いていると、何だか少しだけ人間に戻ったような変な気分だった。
朝食はホットサンドを妻が作ってくれた。
綺麗に焼かれたパンの間にはハムやたまごが挟まれている。
「いただきます!」
「どうぞ~♪召し上がれ」
ひとくち食べてみると、やっぱり美味しい。
早く寝たおかげなのか、朝からくすぐられるという”運動”をさせられたおかげなのか分からないけれど、お腹が空いていてあっという間に平らげてしまった。
「そんなにお腹空いてたんだ?もう一個作ってこよっか?」
「ほんと!?じゃあお願いします…!」
「ふふっ♪いいよ~♪ちょっと待っててね」
…何だか昨日から妻の機嫌が良い気がする。
もしかしたら本当に「朝のこちょこちょ」や「セックス」には不仲の解消や幸せになれる効果があるのかもしれない。
その後、作ってもらったホットサンドをもう一つ平らげて大分お腹が満たされた。
「ねぇ、今日は午後から雨らしいからお家でゆっくりしよ?」
「そうだね!何しようか。家で映画でも観…」
「こちょこちょがいい。」
「え?」
「こちょこちょの続きさせて♡」
「ひえっ!?」
…妻の機嫌が良い正体は、もしかすると僕をくすぐるのが楽しいからなのかもしれない。
妖しくニヤニヤとした笑みを浮かべ、指を見せつけるようにこちょこちょ~♪と動かしている。
「そ、その…こちょこちょ以外のことを……」
「嫌なの?…貞操帯、あと1週間くらい付けとく?」
「ぅっ…ご、ごめんなさい…こちょこちょしたください…」
「自分からおねだりできてえらいえらい♪じゃあ寝室行って全裸で待機しててね?私、洗い物してから向かうね」
寝室へと戻され、せっかく着ていた服を脱ぐように言われてしまった。まさか今日一日ずーっとくすぐられ続ける…なんてことは無いよね?考えるだけで恐ろしくなってきた…
…そうだ。もしかしたら貞操帯の鍵、寝室に隠している可能性は無いだろうか?
妻が戻ってくる前に、とりあえずクローゼットを開けて物色してみる。
「う~ん…ありそうなんだけどなぁ…」
「…何を探しているのかな?」
「うわぁぁっ!?ひっ!?……ぁっ、こ、これはその…違っ!!待って待って!!話を聞いてぇぇ!!」
肩にポンと手を置かれ、びっくりして叫びながら後ろを振り返るといつの間にか妻が立っていた。
口元は笑っているけれど、目は笑っていないのが恐い…
「私、さっき何て言ったっけ?」
「ぅっ…服を全部脱いで大人しく待機しているように…」
「そうだよね。で?今何してたのか説明してくれる?」
自然と正座の体勢になり、妻にお説教されている形だ。
会社で上司に怒られている時以上の緊張感。
冷や汗が背筋を流れ落ちる。
正直に話すべきだと頭では理解していながら、怖くて中々言い出せないでいると…
「黙ってたら何も分からないよ?それとも…”拷問”されて無理やり白状させられたいのかな?」
「ひっ!?わ、分かりました言います言います!!その…貞操帯の鍵を探してこっそり外そうとしてました…大変申し訳ございません!!!」
思わず妻の足下で土下座をしてしまう。
しばらくの間沈黙が続いて…
「はぁ…ほら、顔を上げて?」
「は、はいっ……」
恐る恐る顔を上げると、しゃがみ込んだ妻と視線が合う。
端から見ればまるで子供が母親にお説教されているように見えるのかもしれない。
「正直に話してくれたから拷問は勘弁してあげる。けど、お仕置きは必要だよね。少し準備するから、今度こそ全裸になって大人しく待っててね?」
「はぃっ!!!」
妻が寝室から出て行き、ふっ…と緊張の糸が解ける。
今度こそ、これ以上下手なことをして機嫌を損ねないようにと思いながらシャツや下着を脱いで全裸の状態で床に正座をして待つのであった。
**
「どうかな?動ける?」
「ぐっ…う、動けない……」
二人でベッドを持ち上げて拘束具を設置させられ、シーツの上に防水シートを敷いて大の字で寝かされて手足を拘束されてしまった。
結構本気で力を入れているのに手首や足首を固定しているベルトはピクリとも外れそうにない。
「そんなに貞操帯の鍵外して欲しいなら外してあげるけど、どうする?…ちなみに後で後悔してもしらないよ?」
「えっ…なにそれ怖い…う~ん…でも…は、外してください」
妻からの少し意外な提案であったが、貞操帯を外してもらうことにした。昨日から興奮して一度も射精できていないぺニスが自由になり、勢いよく真上を向いている。
「はい、外してあげたからこの先何があってもギブアップは受け付けないからね♪」
「い、一体なにするつもりなの…?」
「今日はねぇ~、ローション使って調教…いじめ…ごほん。お仕置きしてあげようかなと思って♡」
え…今、ところどころ不吉な単語が聞こえたけれど…??
かなり不安に思っていると、ボトルを手に取る妻。
とろっとした液体をゆっくりと胸やお腹の上に垂らされ…
「ひゃっ!?冷たっ!?うひっ!?いやっ…!こ、これヤバいかも…ひゃんっ!?」
「冷たくて気持ちいいでしょ~?ローションぬりぬりするとすっごくくすぐったいんだよ♪多分息出来なくなると思うから、今のうちにいっぱい呼吸しといた方がいいよ?」
え…なにそれ恐い……
手のひらでローションを上半身に満遍なくぬり込まれていく。まだくすぐられている訳ではないのに、ゾクゾクとする恐ろしいくすぐったさを感じて身悶えてしまう。
思わずぐっと息を止めて耐えようとするが、妻の言うとおりに従って大きく深呼吸を繰り返す…
「とりあえず勃起収まるまでこちょこちょの刑ね?覚悟はいい?」
「…っっ!?だ、だめっ……!!」
ピタッと腋の窪みに指を添えられる。
少しでも指を動かされたら、とてつもないくすぐったさが襲いかかってきそうだと身震いする。
ぐっと息を止めて、刺激に備えているが中々くすぐってくる素振りは見せない。
しばらく膠着状態が続いたが、息が苦しくなってきて一瞬「ふっ」と息を吐いた瞬間…
「こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ~!!!!!」
「ひぎゃぁぁぁっ!?ぁぁっあひっ!?ぎゃぁぁぁっんぁぁぁぁぁっぅぁぁぁぁぁっあはっぁぁぁぁぁっ!!ひゃめっぁぁぁぁぁぁぁぅじぬぅぅぅぁぁぁぁぁぁっぁぁっぁぁぁつわあははははははははは!!!!!ぁぁぁぁぁっくひゅぐっだぃぃぃっぁぁぁぁっあはっぁぁぁっひゃめっぁぁっひゃめでぇぇぇっんぁぁぁぁぁっぁぁっあはははははははははは!」
身体の力が一瞬抜けたタイミングを見計らうかのように、ローションでぬるぬるになった敏感な腋の下を容赦なくこちょこちょ~♪と愉しそうにくすぐられる。
滑りの良くなった皮膚の上を、爪を立てるようにして少し乱暴気味にカリカリと引っ掻くようにくすぐっていても、痛みは全く感じず純粋で暴力的なくすぐったさだけが全身を貫いて死ぬほど笑い狂ってしまう。
「ふふっ♪くすぐったいでしょ~?我慢できないでしょ?ちなみにこれはまだウォーミングアップだから。とりあえず息絶え絶えになるまで全身くすぐってあげるね♡」
「いひゃぁぁぁっな、七美ぃぃっぁぁぁぁっゆるっぁぁぁぁっゆるじでぇぇぇっぁぁぁぁっこ、これやばぃぃぃっぁぁぁぁぁぁぁっおかじくなるぅぅっぁぁぁぁぁぁっくひゅぐっだぃぃぃぃっぁぁぁっっあはははははひぃぃっひぃぃっ!」
「まだ喋れてる内は余裕ってことだから、やめませ~ん♪ほぉら、こちょこちょ…こちょこちょこちょこちょ~♪」
七美はニヤニヤと顔を覗き込んで、「こちょこちょ」囁きながら緩急を付けて上半身をねちねちとくすぐりまわす。
首筋を10本の指で包み込むようにして、指先でこしょこしょと撫でまわしてきたかと思えば、左手だけ腋の窪みをくすぐったり両手で左右の脇腹を掴んでグニグニとツボを刺激するかのように責め立ててきて、予測もできず身体や脳がパニックになりながらひぃひぃと笑わされる。
あまりのくすぐったさに腕や足に力を入れて抵抗したり、腰をドタンバタンとベッドに打ち付けたり必死にくすぐったい指先から逃れようとするが、無駄な努力に終わってしまう。
それどころか、七美は「抵抗した罰」と言わんばかりにくすぐりを強めて身体で分からされてしまう。
「ぎゃはっ!!ぁひっぁぁぁっぎゃぁぁぁっぐるじぃぃっぁぁぁぁっあはっぁぁぁぁっげほっ、ごほっ、ぁぁぁぁぁぁっんぁぁぁぁぁぁぅぁぁっぎゃぁぁっあははははははは!!ぅぁぁぁぁっんぁぁぁぁっあはははははははははは!!」
「こちょこちょ~♪ほらほら、もっと笑って笑って?笑顔は健康に良いってテレビで言ってたもんね?」
顔は涙や涎でぐしゃぐしゃになり、ひぃひぃと笑い狂って時折息ができなくて本気で咳き込んでしまうほど容赦なくこちょこちょされる。
まさか、大の大人の男性が子供遊びの「こちょこちょ」で本気で恐怖して苦しくて笑い泣かされるなんて正直思ってもみなかった。
一切身動きが取れない状態でくすぐられ続け、貞操帯を外された直後の勃起していたペニスはすっかりとくすぐったさに萎えてしまっていた。
「はい、少し休憩~♪じゃあ今度は足の裏もくすぐってあげる。ブラシも用意したから、多分ヤバいと思うよ?」
「っぁぁっげほっ、ごほっ…っぁぁっな、七美…も、もうゆるひてぇぇっ……お願いしますぅぅ……」
どれくらいくすぐられていたのか分からない…
後ほんの数分くすぐられていたら、確実に意識を飛ばして気絶してしまっていたかもしれない…
七美は足下へと移動する。
足の指先からローションを垂らされた感覚がして、敏感な土踏まずにぬりぬりとされて「はひぃぃっ!!」と情けない声が漏れて身悶えてしまう。
「足の裏も…こちょこちょこちょこちょ~♪」
「ぎゃぁぁぁっん!?ぁぁぁぅっひぃぃっぁぁぁぁっぎゃぁぁぁぁっあはっぁぁぁっあははははははははは!!!いやぁぁぁぁぁぁっやめてぇぇぇっぁぁぁぁぅっぁぁぁっあははははははははははははいひゃらぁぁぁぁっ!!!!」
足裏の土踏まずを、ブラシのようなものでシャカシャカゴシゴシと素早く磨き上げるようにしてくすぐられる。
普段人から触られることの無い、人体の中でも敏感なところにローションをぬられて情け容赦なくくすぐられ、あまりのくすぐったさに本気で絶望してしまう。
もしこれが、何かの拷問であるならば今すぐにでも情報を洗いざらい白状していたであろう。
それくらいに暴力的なくすぐったさが全身を貫いて頭がパニックになってしまう。
「お~効いてる効いてる~♪じゃあ反対側にもローションぬって…こちょこちょこちょこちょ~!!」
「っはぁっ、はぁっ…やめっ…ひっ!?ぎゃぁぁぁぁぁぁっも、もういひゃらぁぁぁぁぁぁっゆるっぁぁぁぁっゆるじでくださぃぃぃぃぃっぁぁぁぁぁぁっごめんなざぃぃぃぅぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁっあひぃぃっぁぁぁっあはははははははははははははははははははは!!!!」
片手でしっかりと足指を掴まれ、反らすように固定されてもう片方の手はブラシを持って土踏まずを徹底的にくすぐり上げる。
不意打ちで指先でこちょこちょカリカリとくすぐられたり、左右の足裏を同時にくすぐられたりして、抵抗もできずされるがままに責められ続けて笑い疲れて息絶え絶えになってしまった……。
「っはぁっ…ひっ…んぁぁっ…はひっ……ひっ…」
「いい顔になってきたね~♡くすぐったすぎて恥ずかしい顔♪せっかくだから記念に撮っといてあげる。」
「ひっ…や、やめっ……」
涙で目の前が霞んで見えない……
スマホカメラのシャッター音が何回か聞こえてきたけれど、抗議したり暴れる体力はもう残されていなかった。
「ふふっ♪絶対無いと信じているけど、もし私以外の女と浮気なんてしたら…この写真、会社やあなたの実家、浮気相手に送ってからネットで晒してあげるからね。」
「ひぃぃっ!?し、しませんからぁぁ…」
「ふふっ♪えらいえらい♪じゃあそろそろ反省したみたいだし、ご褒美あげよっか♡」
ローションのボトルを手に取った妻の姿が見えた。
まさか…またくすぐられるのかと絶望していると、今度はそれまで一度も触れられていなかったぺニスの周りへとローションを垂らし、亀頭や裏筋、蟻の門渡りや玉袋、脚の付け根や鼠径部にまで念入りにぬり込まれていく。
「ひゃんっ!?ぁぁっ…ぁぁぁんぁぁっ…あひぃぃっ…」
「気持ちいいでしょ~?散々こちょこちょされて焦らされた後におちんちん触られるのは嬉しいよね?」
「う、うれひぃれす……あひぃぃんぁぁっ…」
ギュッ…とぺニスを握られて数回シゴかれたり、10本の指でローションでぬるぬるになったぺニスを優しくこしょこしょとくすぐられると、腰が浮いてしまう程のくすぐったさと気持ち良さが襲いかかってくる。
「気持ち良さそうな声出しちゃって~♪そんな余裕があるのも今のうちだからね?さてと…後はこのストッキングをヒタヒタにして……」
七美は自分が履いていたストッキングを目の前で脱ぎ捨て、ローションをたっぷりとかけて浸していく。
一体何をするのだろうと疑問に思いながら見ていると、ストッキングを亀頭の上に被せられて…
「ほぉら、よしよし~♪亀さんなでなで~♡」
「……っひっ!?ぁぁぁぁぁぅ___!!?ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっいひゃぁぁぁぁぁっんぁぁぁぁぁぁま、まっでぇぇぇっぁぁぁぁこれひゃばぃぃぃっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっんぁぁぁぁぁぁぁやめでぇぇぇぇぇっぁぁぎゃぁぁんぁぁぁ!!!」
ゆっくりと亀頭を一撫でされただけなのに、強すぎる快感とくすぐったさで声にならない声で絶叫してしまう。
これはヤバい…これは駄目だ…本当におかしくなる!!
さっきまでのローションくすぐり責めが甘く感じてしまう程、強烈なくすぐったい快感。
「そんなに叫んじゃって、効果抜群だね~♪ほぉら、なでなで~♪とりあえず潮吹くまでやめてあげない。いや、潮吹いてもやめないから覚悟してね♡」
「ぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁうぁぁぁぁぁっぎゃぁぁぁぁっむ、むりぃぃぃっぁぁぁぁぁぁっひゃめでぇぇぇっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっじぬぅぅっんぁぁぁぁぁっぁぁぁぁ~~!!!!!」
どれだけ叫んでも暴れても決してやめてくれる気配はない。亀頭の上をローションで濡れたストッキングが包み込み、優しく前後左右に引っ張るようにして責められて我慢できない…!!
何かが漏れそうな感覚がして…
「きゃっ!?え、もう…?本当に潮吹いちゃったね~♪ほぉら、まだまだ出てくるかな?」
「ぁがっ……ひっ…ぎゃぁぁぁっぁぁぁっ…ぁぁぁっ!!!」
ブシャァァァァァ!と、透明な液体が勢いよく亀頭から吹き出てくる。出している最中にもストッキングで撫でられると、何度でも吹き出てしまうようだった。
半ば白眼を剥いて、全身ピクピクと痙攣してぐったりと気絶しかけてしまう…
「あら、もう寝ちゃうかな?まだお昼寝には早いよ?ほぉら、こちょこちょこちょこちょ~♪起きて~♡」
「……ぅぁぁっ!?ひっ!!?ぎゃぁぁっあひっ…ひぃぃぃっひぃぃぃっ…!!」
脇腹を容赦なくもみもみとくすぐられ、強制的に意識を覚醒させられてしまう。ローションや潮でびしょびしょに濡れた身体の上を、指先がうごめいて素早くこちょこちょとくすぐり続けている。
くすぐったくて苦しくて、笑い疲れていつの間にかぐったりと眠るように気絶してしまった…
**
…恐らく、気絶していたのは短時間だったのだろう。
いつの間にか拘束を外され、足の裏等最低限身体を拭かれていたようだった。
ぺしぺしと妻に頬を叩かれて起こされ、頭がズキズキとする。み、水……。
ペットボトルの水を妻に口移しで飲まされ、半ば引き摺られるかのようにしてお風呂場へと連行される。
「ローションって洗っても落ちにくいんだよね~。ほぉら、ちょっとくすぐったいけど我慢してね?」
「ぎひっぁぁぁっも、もうむりぃぃっぁぁぁっ!!」
指やスポンジで全身を綺麗に洗われていく。
すっかりと敏感になってしまった身体は、それだけでも身悶えてひぃひぃと反応してしまう。
アソコも念入りに洗われたけれど、イキそうになると寸止めを繰り返されて何度も「お願いイカせてくださぃぃ」と懇願してしまった。
もちろん妻は聞き入れてくれず、淡々と洗われてお風呂を出た後に再び貞操帯を付けられてしまった。
乱れたベッドを二人で片付けた後、お昼は出前を取って済ませた。食べ終わるとすぐに眠くなり、ソファーでお昼寝をして過ごしていた。
夜ご飯は大分と豪勢だった。
うなぎやとろろ、納豆やオクラ。アサリのお味噌汁。
精が付くものを中心に揃えられた献立。
「ふふっ♪明日が楽しみだね~?いっぱい召し上がれ?」
「う、うん…いただきます!」
味はもちろん美味しい。
散々焦らされ、勃起しているモノがピクピクとしている。
今すぐにでもイカされたいと、食事中に考えていたのを妻に見破られて少し叱られてしまった。
明日は気合いを入れて4:00に起きると妻が言い出し、21時には布団の中に入ることに。
「ね、ねぇ七美…その、眠れないんだけど…」
「ん~?だぁめ。早く寝ないと明日体力持たないよ?良い子だから寝ようね~♪」
まるで子供をあやすかのように、妻に頭を撫でられて寝かし付けられる。
明日の朝を楽しみにして、必死に目を閉じて眠ることに集中した夜であった。
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【続きのお話試し読み】月曜日の朝
「ん、んん……っぁっ、んんっ……」
ぴちゃ、ぴちゃ♡じゅるっ…♡
どこからかエッチなリップ音が聞こえる。
何だかぺニスがくすぐったく感じて、目を開けると…
「ひゃんっ!?ぁぁっ、ひっ、な、なにして…」
「ん、やっと起きた?おはよ~♪じゃあ始めよっか?」
「えっ…!?」
いつの間にか両手は万歳で拘束されており、両足首にも足枷を付けられている。貞操帯は外されて、妻にフェラをされて勃たされていたようだ。
「ローションは掃除するの面倒だから使わずにこちょこちょしてあげるね♪ほらほら、朝から笑顔えがお~♪」
「ひっ!?え、本当にやるの!?こ、こちょこちょはもう勘弁してよぉぉ…ぁぁっ!!だ、だめっ!ひぃぃっ!!」
この土日で散々くすぐられたせいで、すっかり身体が敏感よわよわになって妻に目の前で指をこちょこちょ動かされるだけで見悶えて怯えてしまう。
くすぐったいのは嫌だと口では拒絶しているのに、ぺニスは期待に満ちているかのようにビクンピクン!と万能してしまう。
「本当はこちょこちょして欲しいんでしょ?わたしには分かるよ?ほら、『くすぐってください』って自分の口でおねだりして?じゃないとイカせてあげないよ?」
【その後のお話】月曜日にこちょこちょ騎乗位えっちをする話
続きのお話をFANBOXに投稿しました!
月曜日の朝から沢山こちょこちょされて散々騎乗位で搾り取られてから会社に行くお話です。