傘を忘れた放課後クラスの女子と教室で過ごす話

ジャンル:R-18小説 / 公開日:2024/06/22 /
6月の天気は変わりやすい。
予報では今日一日曇りの筈だったのに、ちょうど帰りのホームルームが始まる頃にはポツポツと雨が降りだしていた。
「は~い、連絡は以上かな♪じゃあ日直、号令お願いね」
「きり~つ、礼。ありがとうございました~」
授業が全て終わり、ほとんどの生徒は部活動へ向かったり帰宅するため教室を離れていく。
そんな中、教室の窓辺一番後ろの席に座って頬杖を付きながらぼんやりと雨の光景を眺める。理由は、傘を忘れたからだ。雨宿りも兼ねて教室で時間を潰そうとしていると…
「ねぇ、君はまだ帰らないの~?」
「傘忘れたから止むまで待ってる」
「ふ~ん奇遇だねぇ私も傘忘れた♪じゃあ私とお喋りしよっか。どうせ暇でしょ?」
空いている前の席に腰をかけて話しかけてきたのは、幼馴染みの杏奈だった。幼稚園から小学校までずっと同じクラス。地元の中学校に入って2年生になっても同じクラスという腐れ縁だ。
最近夏に向けてイメチェンしたらしく、明るい茶色に髪を染めているギャルだった。
「暇じゃない、雨を見るのに忙しいから」
「何それ?楽しいの?てかめっちゃ暇人じゃん♪せっかく可愛い女子と教室で二人きりなんだよ?ほらほら、エッチなことするチャンスだよ?」
チラリと杏奈の方を見ると、制服のシャツのボタンを開けて胸の谷間を見せつけいた。
「ふふっ♪やっと私のこと見てくれたね~?私のおっぱいばっか見ちゃって変態だね~♡」
「う、うるさい!ばーかばーかっ!!」
「あ~!女の子に向かってそんなこと言っていいと思ってる?また小学生の頃みたいにお仕置きしてあげましょうか?」
ニヤニヤと妖しい笑みを浮かべて指をワキワキ動かしている杏奈。昔から杏奈は人をくすぐるのが好きで、幼馴染みである自分は学校でもよく標的にされていた。
馬乗りされて死ぬほどこちょこちょされて情けなく笑い狂ってごめんなさいしてしまい、その声を聞いて他の女子達までくすぐりに参加してぐったりするまでくすぐられる日々。
ちょっと目の前で指をこちょこちょと動かされるだけで、思わず身体がくすぐったく感じてゾクゾクと身震いしてしまう。
「そ、それやめろって…!ごめんなさい謝るから…」
「許してください素敵で可愛い杏奈様、って言って?」
「ゆ、許してください素敵で可愛い杏奈様~」
「…何か最後棒読みじゃない?まぁいいや。特別に許してくあげる♪じゃあ話変えて、あんた好きな人とかいるの?」
本当に急に話を変えたな…。
杏奈は顔を下から覗き込みながらニヤニヤと返事を待っている。
「好きな人…?別にいないけど…」
「ふぅ~ん?そっか~?まぁそういうことにしておいてあげるとして、どんな子がタイプなの?」
「黒髪清楚で急にくすぐって来ないおしとやかな女の子」
「…何か私のこと馬鹿にしてる??」
「してませ~ん」
適当に返事をしていると、杏奈は椅子から立ち上がって背後にまわってくる。
「もうっ!お仕置きしてあげる!ほら、こちょこちょこちょこちょこちょこちょ~♪ごめんなさいは?」
「あひっ!?ぎゃぁぁっあはっぁぁぁっちょ、や、やめっ、ぁぁぁぁぁっくひゅぐっだぃぃっぁぁぁぁっやめてやめてぇぇぇっぁぁっぁぁっあははははははわ、分かったごめんなさぃぃぃっぁぁぁっ言ったからぁぁぁっ!!!!」
「笑いながらごめんなさいして反省してないよね?だからやめませ~ん♪ほらほら、こちょこちょこちょこちょ~♪」
首筋を10本の指でこちょこちょとくすぐられて、手でガードしようとして脇を晒した瞬間に腋の下へと指を潜り込ませて容赦なくくすぐられてしまう。
くすぐったすぎてジタバタと笑い悶えてしまい、椅子から落ちて逃げようとするも、うつ伏せになった時にそのまま床に組伏せられて腰の辺りにしっかりと体重をかけて逃げられないように馬乗りされてしまった。
「お、おいっ!やめろよ杏奈!」
「あんた昔からこちょこちょ弱かったもんねー?女の子にこちょこちょされて情けなく笑っちゃうよわよわ男子だもんね?恥ずかしいね?ほら、悔しかったら抵抗してみてよ?」
散々言いたい放題言われて辱しめられて煽られて、流石に悔しくて本気で力を入れて抵抗しようとするが、首の後ろを不意打ちでこしょこしょと撫でられると身体の力が一気に抜けてへなへなと床の上で笑い悶えてしまう。
「ひゃめっ!ぁぁっあはっぁぁぁっは、反則だろぉぉっぁぁぁっこのぉぉっへんたぃぃっぁぁっばかぁぁっ!」
「へー?まだそんなこと言える余裕あるんだ?じゃあちょっと本気で懲らしめてあげる。ほら、こちょこちょ地獄の刑だ~!こちょこちょこちょこちょ~♪」
「んひぃぃっ!?ぁぁぁっあはっ!!?ぎゃぁぁぁっあはっぁぁぁぁっやめっぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっあははははははははははははははは!!!!ごめんっ、ごめん謝るからぁぁぁぁっぎゃぁぁぁぁっあはっぁぁぁゆるじてぇぇっぁぁぁぁぁっあはははははははははははははははは!!!!!」
シャツの上から脇腹のくすぐったいツボを揉み込まれ、あまりのくすぐったさに思いっきり笑い狂ってごめんなさいしてしまう。
杏奈は指先でコリコリと引っ掻くように脇腹をくすぐったり、シャツの中に手を入れて薄い肌着の上から指先でこちょこちょ~♪と素早く責め始める。
今が誰もいない放課後の教室で良かった…
中学生の男子が、女子に馬乗りされて子供のあそびのこちょこちょで情けなく笑い狂ってごめんなさいしている姿なんて他のクラスメイトに見られたらどうなるのだろうと一瞬頭をよぎってゾッとする。
目には涙が溢れ、口元から涎が垂れ落ちて手足をジタバタと変な動きをして無駄な抵抗をさせられる。
脇腹から腋の下にかけてこちょこちょと素早く往復するようにしてくすぐられると、必死に身体をくねらせたり背筋をするかのように上体を反らせてされるがままに反応してしまう。
「あははっ♪なにその動き~?そんなにくすぐったいんだ?もっとして欲しいよね?私にこちょこちょされるの大好きだもんね?」
「やらぁぁぁっぁぁぁっぁぁぁっあはっぁぁっも、もうむりぃぃぃっぁぁぁっげ、限界だってぇぇっギブっ!!ごめんなさぃぃぃっ好きだからゆるしてぇぇっぁぁぁっ!!!」
「え~もう限界なの?仕方ないなぁじゃあ少し休ませてあげるね。」
ようやくくすぐっていた指が身体から離れる。
「っはぁっ…はぁっ…はぁっ…し、死ぬかと思った……」
「大袈裟すぎ~♪これから毎日くすぐって鍛えてあげよっかなあ?」
「ひぃぃっ杏奈様勘弁してぇぇっ」
もうすっかりと立場が逆転してしまう。
いや、元々の”上下関係”を思い起こされて分からされてしまっていた。
杏奈が腰からおりたので、仰向けになってはぁはぁと呼吸を整える。トライアスロンをしてきたかのように全身汗だくで、かなりの疲労感と既に筋肉痛すら感じてしまう…
「仰向けになったってことはもっとされたいって言う意思表示かな?」
「ち、違う!!も、もうゆるしてよぉぉ!!」
顔を覗き込まれて目の前で見せつけるかのように指先をこちょこちょと動かしている杏奈。
たったそれだけなのに、身体がくすぐったさに震えてゾクゾクと見悶えて情けなく降参してしまう。
お腹の辺りに馬乗りされて、手首を掴まれて両手万歳の状態で床に押さえつけられる。
女の子に組伏せられて上から杏奈に顔を見下ろされる。
「ほら、口開けて?」
「え、んんっ!?んむっ…んんっ…」
杏奈に唇を奪われてキスをされる。
艶かしい舌が口の中に入り込んで、じゅるじゅるとエッチな音を立てながら貪るように激しく犯されていく。
甘い唾液を流し込まれ、舌先で上顎の裏を撫でられるとくすぐったくて気持ちよくて頭がぼーっと蕩けてしまいそう…
「じゅるっ♡ちゅっ、じゅるっ…♡」
「んんっ!!んんっ…ぁんぅぅっ…」
5分くらい離れることなくディープキスをされ、ようやく唇が離れた頃には少し酸欠気味でぼーっとしてしまっていた。
「んっ、ふふっ♪お顔蕩けちゃって可愛いね?」
「あ、杏奈……」
幼馴染みであり、何かにつけてくすぐってくる杏奈は、もしかすると自分に気があったのではないかと初めて自覚をする。お互いに目を見つめ、何度も唇が重なる。
「もう我慢できないし、いいよね?」
「ちょ、ちょっと…杏奈…」
ズボンのベルトを外されてパンツごと下ろされてしまう。もう既に興奮して勃起していたペニスが露になると、「パクっ♡」と口に咥えられてフェラをされる。
「んぁぁっ、やばっ、ぁぁぁっ、気持ちいい…んぁぁっ」
「じゅっ♡じゅるっ♡じゅるじゅるれろれろ♡」
いやらしく音を立てながら亀頭をれろれろと舌先でくすぐられ、裏筋や蟻の門渡り、玉袋まで優しく舐められていく。
あまりの気持ちよさに射精感が込み上げ、イッてしまう直前で舌先が離れて焦らされる。ぺニスはびくぴくと震えて、我慢汁がこぼれてしまう。
杏奈は自分のパンツを脱ぎ捨てると、ペニスをきゅっと掴んで騎乗位の体勢で犯そうとしてくる。
「んぁっ、ちょ、杏奈…だめぇ…ぁぁっ」
「もう、うるさいなぁ。いいから黙って私に犯されなさいっ!」
亀頭がぬるっとした感触に包み込まれる。
ゆっくりと杏奈の中にペニスが入っていき、きゅ~っ♡と膣内で締め付けられてくすぐられる。
「んっ♡ぁぁっ、大きい…ぁんっ…ほらほら、根元まで入っちゃうよ?」
「ぁぁっ、だめだって…我慢できない…」
歯を食い縛ってぎゅっと身体を硬直させて力を入れていなければ、今にもイッてしまいそうになるほどの快感だった。
亀頭が奥に触れた時、杏奈は指先を脇腹に添えて…
「ほぉら、こちょこちょこちょこちょこちょこちょ~♪」
「っんひぃぃっ!?ぎゃぁぁぁっあはっぁぁぁぁっだめっぁぁぁぁぁぁっ今やばぃぃってぇぇっぁぁぁぁぁっぎゃぁぁぁっあはっぁぁぁぁぁぁんぁぁぁぁっひぃぃぃっひぃぃっぁぁぁぁぁはははははははははははははははは!!!!」
脇腹を容赦なくこちょこちょもみもみとくすぐられると、我慢していた力も抜けて強制的に笑い悶えさせられ、自分から腰をへこへこと突き上げて動いてしまう。
「あっ♡んっ、ちょっと~自分からそんなに動いちゃって~♪もし中出ししたら責任とって私と付き合ってもらうからね?」
「ぁぁぁぁっあはっぁぁんぎゃぁぁっひぃぃっも、もうだめぇぇぇぇっぁぁっでるぅぅでちゃぅからぁぁぁっ~~」
ビュルッッッッッッ♡ピュッッ♡ビュルッッ♡
快感とくすぐったさに我慢できず、思いっきり中で射精してしまった。イッている最中、杏奈は深く腰を落として膣をきゅ~っ♡と強く締め付け、くすぐっている手も止まらない。
脳がスパークして目の前が真っ白になってしまう程の快感に包まれて、今にも気絶してしまいそう……
最後の一滴まで搾り取られて、ようやくくすぐっていた手が止まった。
「ふふっ♪いっぱいだしちゃったね?」
フッとぺニスに空気があたる。
杏奈のアソコからとろりと精液が垂れて腿にかかる。
「っはぁっ…杏奈……はぁっ…」
「約束、守ってもらうからね♡これからもよろしくね」
チュっとまた唇にキスをされる。
その様子を、廊下でこっそりと身をかがめながら覗いている人物がいた。
「へ~…あの二人できてるんだ…いいね~青春だね~♡」
教室に忘れ物を取りに来た担任の先生。
邪魔をしないように、こっそりと廊下をあとにした。
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次の日の朝も、雨が降り続いていた。
通学路には、2人で1つの傘をさして歩く男女がいた。
「なあ、杏奈…やっぱ恥ずかしいって…」
「いいじゃんいいじゃん♪せっかく付き合ったんだからカップルっぽいことしようよ♪」
隣で嬉しそうに笑う杏奈は、髪を黒に染め直していた。