くすぐり拷問師の学校

 

ジャンル:リクエスト作品 / 公開日:2023/05/06 /

       

あらすじ

郊外にある広大な教育施設。
高い外壁で覆われた敷地は、一見すると刑務所のようにも見えるが、内実は”くすぐり拷問師の養成機関”として機能している。

“女性が男性をくすぐりで支配する”政府の誕生後、まず最初に組織されたのが「くすぐり拷問師」である。

職務内容は政府に向けて反抗を企てたものや、スパイへの拷問、犯罪者への自白を目的としたくすぐりを行う。

現時点で”くすぐり拷問師”の仕事は三大国家資格の一つという位置付けであり、社会的な地位も高い。
平均年収は1,000万円を超え、長官ともなれば2,300万円をゆうに超えるという。

しかし、くすぐり拷問師になることは容易ではない。
くすぐりの才能があるのは前提条件であり、運動能力、学力も必須として求められる。その上で、3年以上の実務研修及び1週間かけて行われる”国家試験”に合格することが必要である。

当然、幼い頃から人をくすぐる訓練や教育を受けている方が国家試験を突破しやすい。従って親がくすぐり拷問師であれば子供もくすぐり拷問師になれる可能性が高い。

言わば世襲制のような内情があることに対して、国民から抗議の声が大きくなっていった。

そこで、政府はその声に耳を傾けてくすぐり拷問師を育てる為の養成機関を作った。

表向きは幼稚園から高校までの一貫した女子校となっている。全寮制の学校となっており、入学した女の子たちは厳しい寮生活と学校でのくすぐり訓練に明け暮れる日々を過ごす。

広大な敷地に建てられた学園は、周囲を高い外壁で隠されており、関係者以外立ち入ることは許されない。

生徒たちもまた、入学後に”脱走”することは赦されない。
毎年厳しい教育に堪えかねて学校を脱け出そうと画策する生徒が数名現れるが、成功した者はいない。
見せしめとして全校生徒の前で教員によるプロのくすぐり拷問が行われる後、クラスメイトや高等部の先輩たちに気が狂うほどくすぐられて躾られることになる。

**
幼稚園から中学までの教育課程では、一般的な義務教育の中に生徒自身がくすぐられる機会を多く取り入れている。

スキンシップの一貫、成績優秀者へのご褒美、素行の悪い生徒へのお仕置きのために先生やクラスメイトの女子からたっぷりと全身をこちょこちょと責められる。

幼い内からくすぐったい感覚や恐怖、快楽を身体に刻み込むことで、くすぐり拷問師に必要な規律意識や上下関係を身に付けさせている。

本格的なくすぐり拷問の教育が行われるのは高等部になってからである。

それでは、高等部ではどのような教育が行われているのだろうか。1年生、2年生、3年生の授業を順に見ていこう。

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監獄

1年生棟、2年生棟、3年生棟と呼ばれる寮の中央に、円形の建物が存在している。

まるで周囲から監視されているように感じる建物は、囚人の刑務所の役割を兼ねている。

くすぐり拷問師を養成するための授業で用いられる「生きた教材」として多数の犯罪者や、多重債務者の男たちが収容されている地下牢獄。

犯罪者が無断で外に出ることも、生徒が無許可でこの建物に立ち入ることは禁じられている。

各フロアには女性刑務官の他、三大国家資格の一つである”くすぐり執行官”の女性も少数ながら滞在している。

各部屋は綺麗な個室となっているが、男たちは”服を着る”ことは許されておらず、基本的に全裸での生活を強制される。

逃亡防止のため、いつでもくすぐりやすい状態にしておくことで反抗の意志を削ぐ目的がある。
また、女性刑務官や女子生徒たちに裸を見られるという羞恥心を植え付けることで、”男性は女性には逆らえない”のだという揺るぎない事実を精神に叩き込ませる。

**朝の7時。起床の時間だ。

…今日もまた、逃れられない絶望的な夢で目が覚める。

お嬢様学校の中にある刑務所に収容されると聞いた時は夢のようだと考えていたが、数日経った今では普通の刑務所にいる方が数100倍羨ましく思える。

この学園での生活で一般的な刑務作業を免除される代わりに、「教材」として女子生徒の前で朝から晩までくすぐられる日々。

どんなにくすぐったくても苦しくても決して許してもらえず、”気が狂う”ことすら許されないのだ…。

だが、生活は思ったより悪くはない。
清潔感のある白い独房を犯罪者一人一人に与えられ、ベッドで眠ることができる。

ただし、基本的に服を着ることは許されていない。
24時間全裸で過ごさなければならない。

カッ、カッ、カッ…と廊下から足音が聞こえる。
刑務官が見廻りを行っているのだ。

部屋の中央で正座をして点呼を待つ。
そして、自分の独房の前に刑務官が現れる。

「24番。」

「はいっ!!」

番号で名前を呼ばれ、元気よく返事をする。
何としても、くすぐり執行官のいる”懲罰室”送りだけは避けねばならない。

配膳の台車を押している職員が、朝食を鉄格子の隙間から部屋の中に置く。

「朝食だ。今日も朝から1日中高等部での”教材”となってもらう。しっかり食べるように。」

「はいっ!!」

ぁぁ…今日も1日が始まる。
刑務官が去った後、朝食のトレーを受け取り床で食事を摂る。

授業に備えて体力を付けるように、無心で口にパンを詰め込んだ。

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高等部1年生

8:30になった。刑務官に後ろ手に手錠をかけられ、足枷を嵌められる。

ガチャリ、と金属の冷たい音。

「どうだ?抵抗できない気分は?」

「ひゃぁぁっひぃぃっくしゅぐっだぃぃっ!?」

刑務官の女に無防備な脇腹をさわさわとくすぐられ、我慢できずに笑い悶えてしまう。

「ふふっ、この程度でそんなに笑い悶えているようでは授業で身が持たないだろうな。ほら、行くぞ!早く立て。」

「はぁっ…はぁっ…は、はぃ……」

無理やり身体を起こされて、高等部の授業が行われる建物へと連行されていく。

授業は8:40から1時間目が始まる。
くすぐりが行われる特別授業は90分。
学年が上がるに連れてほぼ休み無く責められ続けるため、体力的にはかなりハードな1日を過ごすことになる。

休み時間であれば、初々しい雰囲気が漂う1年生の教室が並ぶフロアは、授業が始まる鐘と同時に静寂に包まれていた。

コンコンコン、と刑務官が教室の扉を叩く。

「入れ。」

「失礼します!”教材”をお持ちしました。」

「ご苦労。このX字架に拘束してくれ。」

「承知しました!ほら、早く入れ。」

教室の前方に、大きなX字の磔台が設置されている。
チラリと生徒たちの方を見ると、静かに、しかし好奇的な視線で自分を見つめていた。

一旦手錠と足枷を外されて自由となるが、またすぐに拘束されて不自由になる。

両腕を1本ずつ拘束される。手首や肘をベルトで固定され、すぐに両脚、両足首もしっかりと拘束されてしまう。

拘束し終えると、刑務官は一礼をして教室から立ち去っていった。

「…ではこれより、座学を始める。まずはくすぐり拷問の基礎中の基礎である、男性の体でくすぐったいポイントを解説していく。」

1年生の女子生徒の前で全裸で拘束されて注目を浴びるのはかなり恥ずかしい…。

教官の女性はくすぐり拷問師なのだろうか…?
軍服のような服装を着こなしている背の高い黒髪の綺麗な女性だ。

「…何を見ている?私の顔に何か付いているのか?」

「い、いえ!!ごめんなさい!!」

じっと教官の女性を見つめていたのがバレてしまい、思わずごめんなさいしてしまう。

それを見ていた女子生徒から、クスクス♪と笑われてしまい恥ずかしさで顔が真っ赤になる。

「…まあいい。授業を続けるぞ。貴様はくすぐられている間、感じたことを生徒たちにありのまま伝えろ。できなければ懲罰を与える。分かったか?」

「ひっ!?わ、分かりました……」

“懲罰”という言葉を聞いた瞬間、背筋が恐怖で凍える。
一瞬たりとも、教材は授業の間気を抜くことは許されない。

「さて、講義を始める前にまずはしっかりと男性を拘束できているのか、今一度確認しよう。実際の拷問現場では、万が一拘束が外れて対象を逃がしてしまうことがあれば厳しい罰が与えられる。今回はX字型の磔式の拘束器具であり、ベルトがきちんと留められていれば問題は無い。…どうだ?動けるか?」

「…う、動けないです…」

試しに腕や脚に力を入れてみるが、脱け出せそうな気配は無かった。その様子を見て、教官は授業を続けていく。

「まずは”耳”の責め方から教える。性感帯でもある耳は、男性でもくすぐったく気持ちよく感じさせるのに効果的な場所だ。責め方として、例えばこうやって頭を手で固定して耳に息を吹きかける。ふ~っ♪」

「っっひゃっぅぅ!?ぁぁっ、ひゃめっ、ぁぁっ!!ぞ、ゾクゾクしますぅぅっ!!」

間抜けな顔で喘ぎながら実況する僕を見て、生徒たちにクスクスと笑われてしまう…。

動けないように両手でしっかりと頭を固定され、耳の穴に「ふ~っ♪」と優しく息を吹きかけられる。

ゾクゾクと脳を刺激するような快感とくすぐったさに、我慢できず全身が蕩けてしまいそうになる…

「耳の穴は舌を入れて、反対側の耳穴を指で塞いでやる。ぐちゅっ、ちゅっ、れろれろ…」

「ひゃぁぁっ!?ぅぁぁっ、そ、それらめぇぇっ、ぁぁっ!!おかひくなるぅぅっぁぁぁっ!!?」

聴覚を指先と舌で奪われて、耳の穴をぐちゅぐちゅと舐め上げられる。あまりのくすぐったさと快感で、身体がトロトロになってしまいそう…

教官の女性はそんな僕の様子には目もくれず、淡々とくすぐり方を解説していく。

「拷問中では耳元で囁くように言葉責めしてやるのも効果的だ。快楽責めの最中に男性の羞恥心を煽ったり、ご褒美を期待させて自白を促せる。強情な輩には、目隠しを付けさせて視界を奪い、恐怖を連想させるような言葉責めを行うが、詳しくは次回の授業としようか。」

「はぁっ、はぁっ、ひぃっ…ぁぁっ…」

まだ授業が始まってから数分しか経っていないのに、少し耳を責められただけで全身の力が抜けてしまった。

X字に拘束されていなければ、床に崩れ落ちていただろう…。

「さて、次は首筋のくすぐり方を教える。人体の急所でもある首は、10本の指で埋め付くすように優しくこしょこしょとくすぐるのが効果的だ。爪は立てず、指先の腹で緩急を付けながら責めていくのが基本だ。ほら、こしょこしょ~」

「あひゃぁっ!?ひゃぁぁっぐっ、ひぃぃっぁぁっひゃめてぇぇっぁぁっくひゅぐっだぃぃっぁぁっひぃぃっひひっ!」

首筋を優しく指先で左右から包み込まれて、余すところなくこしょこしょと撫でられくすぐられる。

どんなに頭を振っても首をすぼめても教官の細長い指先はしつこく、素早く前後左右から這いまわるようにくすぐってくる。

まるで振り子のように頭を揺らせて、涎を垂らしながらあへあへ子供みたいに笑い悶えている姿に、女子生徒たちの方から「クスクス♪なにあれ~恥ずかしいね~♪」と言う声が聞こえる。

「こら、私語は慎むように。」

「はーい先生~♪」

生徒からの軽い返事に、教官は少しイライラしたのかくすぐっている指先に力がこもる。

「授業を続けるぞ?次は腋の下だ。女性でも男性でも、ここをくすぐられて我慢できる人間はいない。人体の中で最もくすぐったいと感じる部位の一つだろう。腋の下にある窪みに指を添えて、爪先でカリカリと引っ掻くようにくすぐる。」

「ぁっ!?っっぎゃぁぁぁっひぃぃっぎゃぁぁぁっぁぁっひゃぁぁっあははははははははははははは!!!ひゃめでぇぇぇっぁぁぁぁぁっぎゃぁぁぁっぁぁっあははははははははははははははははははは!!ひぃぃっじぬぅぅぅぁぁぁっおかじくなるぅぅぅっぁぁぁっぎゃぁぁぁぁっあひゃぁぁっひゃめでぇぇぇぇっぁくひゅぐっだぃぃぃっぁぁぁっ!!!」

腋の下の窪みを情け容赦なく爪でカリカリとくすぐられる。
まるでくすぐったい神経を直接撫でているかのような教官の卓越した指捌きに、身体が悲鳴を上げて強制的に笑い狂わされる。

あまりのくすぐったさに無意識に身体が逃げようと抵抗するが、四肢を拘束するベルトはびくともしなかった。

「このように、腋の下をくすぐると男を笑い狂わせて苦しませることができる。あまりやりすぎると意識を飛ばしてしまうのでくすぐる際は注意するように。さて次は、脇腹をくすぐろうか。」

「ひぃぃっ、はぁっ、はぁっっ!?ひゃめっ、やらぁぁ」

休む間も与えられず、両脇腹に指を添えてさわさわと優しく撫でられる。まだ本格的にくすぐられていないのに、身体が自然と警告を上げてビクンビクンと痙攣してしまう。

「脇腹のもっとも効果的なくすぐり方はツボ入れだ。人間誰にでも、脇腹に急所と呼べるべきくすぐったいツボが存在する。この男であれば…ここだな。」

教官の指先が、脇腹のある一点を捉える。

(あっ……そこはヤバい……)

くすぐったい恐怖の余寒で身体がゾクゾクと震える。
しかし、無情にも”ツボ”を指先に力を込めてグニグニ揉み込むようにくすぐられる。

「ひぃぃっっ!?ぎゃぁぁぁっぅっぁぁぁぁぁっひぃぃっぎゃぁぁぁぁっぅぁぁぁっぁぁぁっひゃぁぁぁぁぁっひゃめっぁぁぁぁぁっじぬぅぅぅぅぁぁぁぁっい、息できないからぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁっお、おかじくなるぅぅぁぁぁぁぁっひゃぁぁぁぁぁっぎやぁぁぁぁっごめんなざぃぃいっ!!」

「これでも手加減しているが、このように脇腹のくすぐったいツボを指先で押し込むようにモミモミしてやると、どんなに強情な男でも泣いて許しを乞うだろう。だが、場所を間違えるとくすぐったさではなく痛みを伴う責めになるので、練習をする際には注意して行うように。」

もはや教官の声を聞いている余裕は無かった。
顔は涙や涎ですっかりとぐしゃぐしゃになり、恥ずかしさすら感じる余裕も無い。

ただひたすら、”教材”としてくすぐられ、笑わされ続ける…。

「お腹やおへそのくすぐり方は、指の腹でわしゃわしゃと細かくくすぐってやると効果的だ。もちろん、脇腹にもツボ入れだけではなく指先でこちょこちょと責めたり、刺激に慣れさせないように腋の下から脇腹にかけて往復するように左右から素早くこちょこちょするのも良いだろう。」

「あひゃぁぁっあひゃひゃひゃっふへへへへっ、あひいぃっぎゃぁぁぁっぁぁぁぁぁぅぁぁぁっひゃめぇぇっあへへへへへ!!!!」

もうまともに喋れなくなるくらいこちょこちょされて笑わされる。上半身を蝶のように飛びまわる教官の指先に翻弄されて、頭が真っ白になりそう………

しかし、そう簡単に意識を失わせてくれる程優しい教官ではない。

ピタッと、意識が飛ぶ直前でくすぐっていた指が離れて乱れた呼吸を脳が必死に整える。

「はぁっ、はぁぁっ、はぁっ、げほっ、ごほっ、」

必死に呼吸をして酸素を肺の中に取り入れる。

「くすぐり拷問の中で、簡単に男を気絶させてはならない。わざと意識を飛ばさせて何度もくすぐり起こし、恐怖を刻み付ける場合もあるが、基本的には気を失う直前でくすぐりを止めることだ。…さて、授業を続けよう。次は下半身のくすぐり方だ。男性でも局部に近い場所程くすぐったさと快感を得やすい。」

「はぁっ、はぁっ、ひぃっ、ま、待って」

死ぬ……これ以上くすぐられたら…身体が持たない…!!
教官に向けて必死に訴えるが、当然聞き入れてくれる筈も無かった。

太ももをさわさわと撫でられ、脚の付け根や鼠径部をもみもみとくすぐられる。

「ひゃぁぁっあひゃっぅ、ぁぁっひっ!!ひぃぃっひゃらぁぁぁんぁぁっひゃぁぁっぅぁぁっ!!」

快感の混ざったくすぐったい声で笑い悶える。

「男性器を指先でくすぐるのも効果的だ。どんな男性でもココをくすぐられると気持ち良さそうな声で笑い悶える。」

「ひゃぁぁぁっあひゃぁぁっそ、そこひゃめてぇぇっんぁぁぁっお、おかひくなるぅぅっぁぁぁぁっ!」

裏筋をさわさわと撫でられ、蟻の門渡りや玉袋といった男性の敏感な部分を指先で意地悪にこしょぐられる。

くすぐったくて気持ちよくて、射精してしまいそうになるが教官には全てお見通しだった。

「ぅぁぁっ、ぁっ…そ、そんな……」

「無断で気持ち良くなろうとは、そんなに懲罰されたいのか?」

「ひぃぃっ!?ご、ごめんなさぃぃ!!!」

教官に顔を覗き込まれ、凍える程冷徹な目で見つめられる。
くすぐられて女性の許可無く射精することは許されない…。

「今回は見逃してやるが、次は無いぞ?…では今から実習としようか。今回用意したX字の磔台は移動可能でね、ほら、こうして…こうすると簡単に横向けることができる。」

拘束器具を操作する教官。
大の字で拘束されたまま、ゆっくりと視界が天井に向かう。

ガチャリ、と下で何かを固定する音が聞こえた。

今度は仰向けでX字の台の上で拘束されたような形になる。

気付けば、自分の周りに教室にいた女子生徒たちが全員集まっているのが見えた。

ニヤニヤと、指をワキワキさせてまるで獲物を狙うかのように待機している…

「足の裏も、人体の中で特にくすぐったい箇所である。土踏まずに爪を当ててカリカリとくすぐってやるのも効果的だが、今回は足裏専用のくすぐりブラシを使う。誰か使ってみたい者はいるか?」

「はーい使ってみたいです~♪」

先程、授業中に私語をしていた女子生徒が手を上げる。

「よし、使い方は簡単だ。こうやって足の裏にブラシを当てて、ゴシゴシと磨くようにくすぐってやれ。」

「はーい♪ほらほら、こちょこちょー!」

「ひゃぎゃぁぁっ!?ぅぁぁぁぁっぎゃぁぁぁぁっぁぁぁっひゃぁぁぁぁっこ、これやばぃぃぃっぁぁぁぁっくしゅぐっだぃぃぃぃっぁぁぁっぁぁぁっじぬぅぅぅぁぁぁぁっひゃぎゃぁぁぁっぁぁぅひゃぁぁっあはははははははははははははははははははははははは!!ひぃぃっぁぁぁっ!!!」

足の裏からまるで電流が貫いたかのような強烈なくすぐったさが身体中を駆け巡る。

敏感な土踏まずや足の指の付け根、指の間をくすぐったい凶器のようなブラシで乱暴に、時に丹念にゴシゴシとくすぐられていく。

あまりのくすぐったさに、頭をイヤイヤと振って何とかくすぐったさから逃れようとするが、あまり効果は無かった。

「他の生徒はさっき私が解説したポイントを踏まえて空いているところを好きにくすぐって良い。ただし、気絶はさせないように手加減すること。」

『はい!!』

教官の指示で、待機していた女子生徒たちが一斉に身体へと手を伸ばす。

「ひっ!?や、やめっ、やめてぇぇっひゃぁぁぁっきゃぁぁぁっぅぁぁぁぁっひぃぃっぎゃぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁっぎゃぁぁぁぁっぁぁっひゃぁぁっぎやぁぁっひゃめぇぇっぁぁぁぁじぬぅぅぅぁぁぁっはははははははははははははは!!!!!ひぃぃっくひゅぐっだぃぃぃぃっ!!!」

頭を手で押さえつけられて固定され、女子生徒に両側から耳に息を吹きかけられる。教官が行っていたように、耳の穴に舌を入れて丁寧に「ぐちゅぐちゅ♡」と音を立ててくすぐり尽くされる…

腋の下にも細長い指先が入り込み、指先でカリカリほじくるようにこちょこちょされる。

脇腹には複数の女子が指を這わせて、くすぐったいツボを探り当てようと優しくもみもみグリグリとくすぐられる。

太ももや脚の付け根と言った際どいところにも遠慮なくこしょこしょと指先でくすぐられ、甘く危険な快感を身体に送り込まれていく…。

「あひゃぁぁっぁぁっも、もうゆるじでぇぇっぁぁぁっぁぁぁお、おかじくなるぅぅぅぁぁぁぅくしゅぐっだぃぃぃっぁぁぁぁぁぁっぁぁっあははははははははははははははは!!ひぃぃぃっひぃぃっ!!!!」

どんなに泣いても笑い悶えても、女子生徒たちは手加減してくすぐることは無かった。

しかし、気絶しそうになると教官の指示で全身を愛撫するかのように優しくこしょこしょされ、意識がハッキリしてくるとまたハードに全身を責め立てられる。

当然、射精しそうになっても寸止めされて徹底的に焦らされて笑い狂わされる。

結局、授業終了のチャイムが鳴るまでの間、教官と女子生徒たちに休む間も無くずーっとくすぐられ続けたのであった…

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高等部2年生

「ひっ…あへへっ…やっ、やめっ、ふへへっ…」

全身に残るくすぐったい余韻で口から微かな笑い声が漏れる。教官はそんな様子を気にする素振りは見せず、淡々と台車を押していく。

X字に拘束していた器具は、棒の字になるように形を変えることもできるようだ。

授業が終わってから拘束を解かれることもなく、別の建物へと運ばれていく…。

何やら体育館のような広い部屋。
奥まで運ばれて、拘束を解かれていく。

体力を消耗しており、逃げる気力はとうに無かった。

教官3人がかりで無理やり身体を起こされ、両手首を天井から垂れ下がる2本の鎖で厳重に拘束される。

「ひっ、や、やめっ……」

「うるさい。大人しくしていろ。」

拘束されてまたくすぐられると思うと、身体がブルブルと恐怖で震えてしまう。

両足を開いて開脚した状態で、足首を床に固定された鎖の先端の枷に固定される。

両手を真っ直ぐ万歳させられた、人の字のような形で拘束されてしまった…。

隣を見ると、自分と同じように拘束されている犯罪者の男たちが横一列に並んでいる。

一体…これから何が始まるのだろうか…。

キーンコーンカーンコーン…

授業が始まる音が広い室内に鳴り響く。
鐘の音が福音ではなく、悪夢を告げる予鈴に思える。

…隣で拘束されている男の顔を見ると、真っ青になって恐怖でガタガタと震えていた…。

しばらくすると、2年の生徒達が続々と室内に入って来る。

全員体操服を着て動きやすい格好をしている。
生徒たちは、教官の指示でクラス毎に縦一列で並ばされる。

整列が終わり、シーンとした緊張感のある静寂に包まれる。

教官の一人が前に出て、授業の説明を始めていく…

「ではこれより授業を始める。私が合図を出したら一人ずつ順番に前で拘束されている男の指定された箇所をくすぐれ。笑わせることができれば次の人と交代する。…ここまでで何か質問はあるか?…無いようだな。では始めようか。まずは”首筋”からだ。」

“ピッ”、と教官が短く笛を吹いた瞬間、前方から女子生徒が走ってくる…!

まるで一気に間合いを詰められて襲われるかのような威圧を感じ、無意識に身体が身悶えてしまう。

「ひっ!?や、やめっ、っっあひゃぁぁっはははははは!?」

「……」

女子生徒達は真剣な眼差しで教官の指定した場所に無言で指を這わせてこしょこしょとくすぐってくる。

また次の女子が走ってきて、首筋をさわさわこちょこちょと責められる。

「ぐっ…ひゃぁぁっあひゃぁぁっひゃめぇぇっ」

さっきの授業で全身を散々くすぐられたせいか、すっかりよわよわ敏感に調教されてしまった気がする。

1秒足りとも我慢できず、女子生徒たちに次々と首筋をねちねちくすぐられていくのだった…。

「首筋は全員合格だな。次は簡単だろう。腋の下をくすぐれ。」

“ピッ”と言う笛の合図で、また女子生徒が走って来る。

そして、休む間も無くピンと伸ばされた腋の下に指を添えて…

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ

「ひっ!?ぎゃぁぁっひゃぁぁぁっぁぁっあひゃぁぁっあはははははははははははははははははははは!?」

ほんの2,3秒。腋の下を軽くこちょこちょとくすぐられただけなのに、とてつもないくすぐったさが全身を貫いていく。

我慢なんてさせるつもりもない、最初から手加減無しのくすぐり。

また次の女子生徒が走ってくる…。

「ひっ…!?も、もうやめっ、やめっ、あひゃぁぁっひゃぁぁぁぁっぎゃぁぁぁぁっあひははははははは!くしゅぐっだぃぃぃっ!?」

ほんの一瞬。
ちょっと腋の下を撫でられただけでも呆気なく笑い狂わされてしまう。

1年生のくすぐりも男を笑い悶えさせるのには充分な技術であったが、2年生女子たちのくすぐりはより的確に弱点を責めるような責め方であった。

僅かなインターバルと我慢できないくすぐったい時間を永遠と味あわされているような感覚に、気が狂いそうになる…。

腋の下はあっという間に一巡して、次は「脇腹」という声が聞こえる。

先頭にいる女子が脇腹に指を添えて…

モミモミこちょこちょこちょこちょさわさわさわ

「ひゃぁぅっ!?ひぃぃっぎゃぁぁっぅぁぁっぁぁっひゃぁぁぁぁっぁぁぁっひゃぁぁっあひゃぁぁっははははは!?」

脇腹のツボをモミモミ刺激されたかと思えば、こちょこちょさわさわと横腹を丹念にいたぶるようにくすぐられる。

一瞬のうちに異なるくすぐり方で笑い悶えさせられ、脳がパニックになる。

次の女子は優しく揉み込むようなくすぐり方。
その次の女子は爪を立ててこしょこしょと素早く責められる。

女子生徒たちは皆異なるくすぐり方を身につけているようだ。同じ箇所を次々とくすぐられても、決して身体が慣れることは無かった。

「はぁっ…はぁっ…はぁっ………」

脇腹はようやく一通り終わったのだろうか…
生徒たちは元の場所でピシッと一列に待機している。

「これで全員終わりか。呆気ないものだな。まあいいだろう。今から自由時間とする。殺さない程度に目の前にいる男を好きにくすぐっていい。男を練習台にして、各自くすぐり技術の向上に努めること。分かったな?」

『はい!!』

「よろしい。始めていいぞ。」

教官の合図で、1例になっていた女子生徒が全員我先にと走ってくる。まるで目の前に吊るされた餌を狙う肉食動物のように、”男をくすぐりたい”という欲望に満ち溢れた視線を浴びせられる。

「ひっ!?や、やめてっ、こ、来ないでぇぇ」

大の男がまるで子供のような口調で年下の女の子に本気で脅えている姿を見て、クスクスと笑われてしまう。

5…10…20人の女子生徒に取り囲まれて、細長い器用な指をワキワキと見せつけられる。

そして…ゆっくりと拘束されて動けない無防備な身体へと指が近づいてくる…!

「ひぃぃっ!?ぁっぎゃぁぁぁぁぁっひゃぁぁぁっぅ!?ぁぁぁぁっひゃぁっぎゃぁぁぁっあははははははははははは!!!!ひぃぃっひゃめっ!!ひゃめでぇぇぇっぁぁぁぁっくひゅぐっだぃぃぃぃっ!!!!」

前後左右から一斉に全身のくすぐったいところを余すところなくこちょこちょと責められる。

首筋には二人がかりで20本の指がこちょこちょと這いまわり、頭を振っても首をすぼめてもしつこく空いているところをくすぐり尽くされてしまう。

無防備な腋の下には、爪を立ててカリカリこちょこちょと素早く引っ掻くように責め立てられる。
抵抗できない状態で女の子に弱いところを泣くほどくすぐられて情けなく笑い狂わされていく。

脇腹やお腹にも指を沿わせてもみもみこちょこちょさわさわツンツンとくすぐられる。

左右からグニグニとくすぐったいツボを刺激され、純粋で暴力的なくすぐったさに恐怖する。

下半身にも遠慮なく指が伸びてくる。
太ももや鼠径部をモミモミくすぐられ、脚の付け根やぺニスの裏、玉袋まで丁寧にこしょこしょと優しく責められる。

くすぐったさと甘美な快感で、決して身体が慣れることは無い気が狂いそうな程のくすぐったさに支配される。

後ろからも背中や、お尻に爪を立ててワシャワシャとくすぐられる。普段人から触られることの無い恥ずかしくて敏感なところを情け容赦なくこちょこちょされて、頭がおかしくなりそうなくらい笑い悶えさせられる。

「ひぎゃぁぁぁっそ、そんなとこひゃめでぇぇっぁぁっくしゅぐっぁぃぃぃぜんぶくしゅぐらないでぇぇぇっぁぁぁぁっひゃめでぇぇぇっぁぁお、おかじくなっちゃうよぉぉぉぉっひぃぃぎゃぁぁぁっぁぁっぁっぁぁっあははははははははははははははははははは!!」

全身の弱いところをねちねちとこちょこちょされ、ひぃひぃ情けなく笑い狂わされて顔はすっかり涙や涎でぐしゃぐしゃになっていた。

好奇心旺盛な2年生の女子たちは、ニヤニヤと妖しい笑みを浮かべながらサディスティックにくすぐり尽くしていく。

頭をがっちりと手で押さえられ、耳に息を「ふ~っ♪」と吹きかけられる。

「んひゃぁぁっ!?ぁぁっ、そ、それひゃらぁぁぁっひゃめてぇぇぇっ!!」

じゅるじゅると耳の穴を舌でくすぐられ、全身の力が抜け落ちてますます抵抗できない敏感な身体にされていく。

さらに、乳首や胸周りまでくすぐられ始める。
さわさわと指の腹で優しく乳首を擦られ、こしょこしょと胸部をくすぐられる。

そして…「れろっれろれろ♪」と舌で乳首を舐め上げられてくすぐられていく。

「ひゃぁぁんぁぁっ、ひぃぃっぁぁっんぁぁっ、ひゃめでよぉぉぉぁぁぁっひぃぃっんひぃぃぃっ!!」

まるで女の子みたいな声で鳴かされてクネクネと笑い悶えさせられて、恥ずかしさとくすぐったさと気持ちよさで頭がおかしくなっちゃいそう……

どんなに身悶えても泣いても笑い狂っても、2年生の女子たちは決して気絶も射精もさせることなく、授業が終わるチャイムが鳴るまでずーっとくすぐり尽くしていた。

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高等部3年生

気付けば時刻はお昼12:00になっていた。
ようやく鉄の枷を外されたと思ったら、そのまま後ろ手に手錠をかけられて移動させられる。

全身汗だくで、抵抗する気力も体力もとうに無かった。

休憩は1時間。
囚人の男たちは、一度元いた監獄の地下へと戻される。

2Lのペットボトルに入った水や、昼食が部屋に用意されている。

刑務官に拘束を外されて、束の間の自由時間となる。

刑務所の食事は貧相だと聞くが、ここでの食費は悪くない。むしろ、豪華なメニューが並ぶ。

今日の昼食は「鰻重」に「とろろそば」、「お吸い物」や「お新香」、後は栄養ドリンクと精力剤…。

やけに精の付くものが多いが、午後の授業に向けて備えろという事なのだろう。

空腹には抗えず、午前中すっかりと体力を消耗した身体を癒すよう一心不乱に箸を進めていく。

ふんわりとした鰻に、冷たくて喉ごしの良い蕎麦。
味はどれも美味しい。

あっという間に完食。

さて…あとは…
支給されたものを残してしまうと、厳しい罰が待っている。
栄養ドリンクと精力剤を無理やり飲み込んだ。

食後はタオルで身体を洗ったり、のんびりと身体を休めてくつろいでいた。

休憩が終わる5分前。
刑務官が部屋に入って来た。

「今から午後の授業だ。手を後ろにまわしてうつ伏せになれ。」

「はい…」

大人しく指示に従ってうつ伏せになると、刑務官の女性に馬乗りされて首の後ろをさわさわとくすぐられる。

「ひゃぁぁぅっ!?ぐっ、ひゃめっ、あへへへへっ」

「動くな。拘束するから大人しくしていろ。」

くすぐられて一瞬で力が抜けて、手錠で後ろ手に拘束される。刑務官には勝てないことを、くすぐられて制圧されしっかりと身体に刻み込まれる。

監獄を出て、次の教室へと向かう。
午後からは3年生の「くすぐり拷問演習」だ。

途中、校舎や廊下を歩いている時に高等部1年生や2年生の女子たちとすれ違う。

(あんな恥ずかしい格好でよく外歩けるよね♪)
(ねぇ、アイツなんか勃起してるんだけど)
(うわ~…変態じゃん)

昼食時に飲んだ精力剤が効いてきたのか、自然とぺニスが大きくなってしまう。

それを女子生徒たちに見られてしまい、蔑むような、あるいは視姦するかのような目を向けられる。

この学校では、いや、この社会の中で男性は女性に逆らうことはできないことを自覚させられる。

もし仮に今この場で女子生徒に反抗しようものなら…考えただけでも恐ろしかった。

3年生の校舎に足を踏み入れる。
どの女子生徒も、1年生や2年生のような初々しさは無く、凛として威圧的な視線を感じる。

廊下の奥、「特別演習室」と書かれた重々しい扉のある部屋の前まで来た。

刑務官がコンコンコン、と扉をノックする。

「失礼します!”教材”をお連れしました。」

内側からガチャリと鍵が開く音が聞こえた。
扉が開き、中から軍服を着た教官が現れる。

そのまま無機質な部屋の中へと歩かされる。
壁際には6人の女子が姿勢を正して立っている。

(教官と同じような服を着ているな…くすぐり拷問師…?いや、3年生の女子生徒か…?)

手錠を外された瞬間、6人の女子が一斉に取り囲んで手や脚を掴まれ、部屋の中央にある拘束台へと無理やり押し倒される。

「なっ!?や、やめっ…!!は、離してぇぇ」

女子生徒たちは分担して身体を押さえつけながら、両手、両肘、両脚、両足首をしっかりとベルトで固定していく。

厳重に拘束されていき、手の指や足の指1本1本までしっかりと固定されて身動きが取れなくなってしまう。

一瞬にして、大の字で拘束されてしまった……。

その様子を冷静に見守っていた教官の女性が口を開く。
午前中に出会った1年生、2年生の教官よりも、一段と強いオーラを感じる女性だ…。

「…では特別演習を始めようか。本日講師を勤める橘[[rb:香子 > きょうこ]]だ。普段は現役で”くすぐり拷問師”を行っている。君たち6人の生徒は3年生の中で成績優秀者上位だと聞いている。本日は実践形式でこの男にくすぐり拷問を行ってもらう。」

“くすぐり拷問師”を名乗る教官の女性。
生徒たちの顔を見ると、羨望の眼差しで真剣に話を聞いていた。

「授業の前半は全身へのくすぐりと、徹底した寸止めの実習。後半はローションを使った処刑レベルのくすぐりと亀頭責めの実習にしよう。その他の道具は好きに使っていい。ではさっそく始めてくれ。」

『はい!! 』

元気よく返事をする生徒たちだったが、次の瞬間には威圧感を身に纏った雰囲気を醸し出す。

3年生の中でも成績優秀者らしい女子生徒たちは、服装も相まってプロのくすぐり拷問師のような風格がある。

足下には二人、腰の辺りに二人、頭上に二人…
手分けして位置に付いている。

さわさわ…こちょこちょこちょ

「ひゃぅぅっ!?ひっ!?や、やめっっぐっ…ひゃぁっ」

いきなり全身を優しく撫でるようにさわさわとくすぐられ始める。ほんのちょっと指先で身体を撫でられただけなのに、全身ゾクゾクするような我慢できないくすぐったさが襲いかかる。

挙動や顔の表情を冷徹に…あるいはニヤニヤと男を追い詰めることに愉悦を感じているかのような視線を向けられる。

恐らく…身体中を調べられている…。
どこが弱いのか、指先から伝わる反応で分かるのだろう。

それに…手首や腿、足首を固定する拘束具に緩さは無いか確認しているのだと思う。

スムーズな一連の動きに、1,2年生とは違う熟練した拷問技術を感じていた。

「っはぁっ…はぁっ…はぁっ……」

ようやく小手調べのような”前戯”が終わる。
ほんの少しくすぐられただけなのに、額から脂汗が流れる。

頭上に立った女子生徒に、頬を両手で挟まれて上から顔を覗き込まれる。

ドキッとする程透き通った美貌。
恐怖で身も凍るほど冷たい視線。

「ではこれよりくすぐり拷問を開始します。気が狂わないように。精々頑張ってね?」

ゆっくりと、指先が頬を撫でて首筋へと近付いていく…

「ひっ!?い、や、やめっ、お、お願いだから優しくしてください…やめっ、ひぃぃっぎゃぁぁぁぁっぁぁぁっひゃぁぁぁぎゃぁぁぁぁっぁぁぁっひゃぁぁぁぁっあひゃぁっあははははははははははははははははははははは!!ぁぁぁっぎやぁぁぁぁっひゃめでぇぇぇっぁぁっくひゅぐっだぃぃぃっぁぁぁぁっ!!!!」

6人の女子生徒たちは、タイミングを合わせて一斉に全身をこちょこちょと指でくすぐり始める。

首筋を執拗に左右から撫でられ、こしょこしょと余すところなく責められる。

無防備に開かれた腋の下にも容赦なく指先でカリカリこちょこちょとくすぐられる。くすぐったいポイントに素早く爪でさわさわクリクリこちょこちょと責められ、一瞬で頭が真っ白になるほど笑い狂わされてしまう。

脇腹は両側からツボをモミモミと刺激するようにくすぐられる。全く痛みは無い。人間が本能的に我慢できない強烈なくすぐったさが存在しているのだと、身体に教え込まれる。

脚の付け根や鼠径部も1人の女子生徒がさわさわこしょこしょと優しく指先でくすぐり、時折ぺニスの裏側にまで指を這わせて意地悪に責め立てる。

がっちりと拘束された足の裏は、それぞれ土踏まずをガリガリと爪で引っ掻くように容赦なくこちょこちょされる。
閉じられない足の指の間にも細長い指先が入り込み、こしょこしょといじめられる。

全身のくすぐったいところをピンポイントで責められ、頭がおかしくなるほど笑い狂わされていく…

「どう?そろそろ白状する気になった?」

「ひぃぃっぎゃぁぁぁっひゃめでぇぇぇな、何も知らないですからぁぁぁぁっゆ、ゆるじでくださぃぃぃぃっぁぁぁっくしゅぐっだぃぃぃっじぬぅぅぅぁぁぁぁっお、おかしぐなるぅぅぅぅっぁぁぁぁぁぁっぁぁっあははははははははは!」

首筋をくすぐっている女に顔を覗き込まれながら尋問される。もちろん、これはただの演習ではあるが、実際に何か秘密を抱えており実際にくすぐり拷問を受けているかのような感覚に陥ってしまう。

「少し刺激が強いようだ。快楽責めを混ぜてやれ。」

『はい!』

教官の一言で、全身へのくすぐり責めが優しい愛撫のような形になる。

腋の下をくすぐっていた女子は、乳首を指の腹でさわさわと撫で、胸周りをこしょこしょと可愛がる。

そして、1人がぺニスを柔らかいくすぐったい羽根でさわさわと撫ではじめる。亀頭や裏筋、蟻の門渡り、玉袋を丹念にさわさわこしょこしょと撫でられ、快感で腰が浮いてしまう。

もう1人の女子は太ももや脚の付け根に指を這わせて厭らしくこちょこちょとくすぐっている。

足の裏は、細筆のようなもので足指の間をこしょこしょほじくるように責められる。

そして、首筋を優しく撫でてくすぐっていた女子は頭を横向きに押さえつけて…

「ふ~っ♪じゅるっ♪ちゅっ♪じゅるれろれろれろ♡」

「ひゃぁぁぁっんぁぁっ!?ぁひぃぃぃんひぃぃんひゃめっ、ぁぁぁっんひゃぁぁぁんひゃめへぇぇっひゃへへへへへ!!ぁぁっんぁぁぁぁっあへへへへ」

耳に息を吹きかけられて舌でじゅるじゅると舐められてくすぐられる。全身を襲う優しく気持ちいいくすぐりに加えて、耳まで責められて脳内が蕩けてしまう程の快感を与えられる…

年下の女の子たちにこちょこちょされて、あへあへ涎を垂らしながら情けなく笑い悶えてしまい、恥ずかしさとくすぐったさと気持ちよさで頭が変になっちゃう…

ぺニスをさわさわくすぐられ、段々と射精感が高まる。

「ひゃぁぁぁっも、もうひゃめっぁぁっ!!イッ、イクぅぅぅっ……ぅぁ…ぇ……そ…そんな……」

気持ちよくなって絶頂する直前で、ピタッと一斉に全身をくすぐっていた指が離れる。

耳を責めていた女と視線が合う。
微かな声で、「その絶望した表情…美味しい♡」と囁かれる。サディステイックなのは、その女だけではなかった。

ニヤニヤと獲物を追い詰めていたぶるように…

足の裏をくすぐっていた女たちが何やら道具を見せつけている。他の女も指をワキワキさせて…

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!!!

「ひぃぃっ!?ぁぁぁぁっぎゃぁぁぁぁっひゃぁぁぁぁっひゃめでぇぇぇっぁぁぁっそ、そんなぁぁぁっぁぁぁっゆるじでぇぇぇっぁぁぁっあはははははははははははははははははははははははははは!!も、もうくひゅぐっだいのはやらぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁっはははははははははは!」

「ば~か♪わざわざ気持ちよくさせてあげるわけないじゃん♪」

「イキそうだったのにイケなくてまた全身こちょこちょされて悔しいね~残念だね~♪ねぇ、今どんな気持ち?」

「年下の女の子にちょっとくすぐられただけで笑い狂うんだから、男って弱い生き物だよね~可哀想で可愛いね♡」

言いたい放題に煽られながら、再び全身に指が這いまわり情け容赦なくこちょこちょされる。

足の裏はブラシのようなものでゴシゴシと土踏まずをくすぐられる。そのあまりのくすぐったさに白眼を剥いて気絶しそうになってしまう程だった。

首筋も腋の下も脇腹もお腹も脚も足の裏も、くすぐったいところを執拗にこちょこちょ…

まともに喋ることも許されず、ただひたすら笑い狂うことすら許されない…。

絶頂感が遠退いて気絶しそうになると、くすぐる指が緩やかになってまた快楽責めをされる。

そして、イキそうになったら寸止めされて容赦なく全身をこちょこちょ地獄の刑にされる。

3回程その一連の流れを繰り返されて、今にも発狂寸前の状態だった。

「あへへへへへっひゃめぇぇっへへへへも、もう殺じてぇぇぇっぁぁぁっぁっあれへへへへへへ!!!」

呂律がまわらず半ば白眼を剥いて笑い悶えていると、ようやく教官の声が聞こえた。

「前半は一旦そこまでにしようか。」

ピタッと一斉にくすぐっていた指先が離れる。
すっかり顔は涙や涎でぐしゃぐしゃになって、全身汗だくでピクピク痙攣する…。

「はぁっ…はぁっ…ひっ…ひひっ……」

頭がぼーっとしてよく聞こえないが、どうやら今は教官が女子生徒たちに拷問のアドバイスや修正点を伝えているようだ…。

ようやく呼吸が落ち着いた頃、再び女子生徒たちが定位置につく。

突然、おもむろに手で頭を起こされる。

「ほら、水飲んでいいよ?」

口にペットボトルを付けられ、半ば無理やり水を流し込まれる。

「んっ、んぐっ、んんっ、んっ、ごくっ、んんっ!!ぷはぁっ、げほっ、ごほっ!!」

500mlのペットボトル1本程の水を飲まされ、喉の渇きが潤う。だけど、それは優しさではなく、今から始まるより過酷な演習に備えるための準備に過ぎなかった。

「はぁっ…はぁっ…ひゃっん!?な、なにしてっ、や、やめっ、」

たらりと、透明の瓶に入った液体を身体にかけられる。
冷たくてぬるぬるとした…ローションだろうか。

首筋から胸まわり、脇腹やお腹、ぺニスの周りや太もも、そして足の裏にもたっぷりぬりぬりと手のひらで広げられていく…。

まだくすぐられていないのに、ローションを塗り込む動きだけで身体がひくひくとくすぐったさで痙攣してしまう。

再び頭を起こされて、教官に目隠しをつけられる。

「では後半の演習を始めようか。死ぬよりも辛いくすぐりの極刑を行ってから、快楽地獄に連れていってやれ。」

『はい!』

視界を封じられて、生徒たちの様子を見ることができない…。笑うまいと、息を止めてくすぐりの刺激へと備える…。

シーンとした室内。
バクバクという自分の心臓の音がよく聞こえる。

まだか…まだくすぐらないのか…?

そう思い油断した瞬間、耳に「ふ~っ♪」と息を吹きかけられる。

「ひゃぁぁっ!?ひっ!?ぎゃぁぁぁぁっ!!!?ぁぁぁぁっぁぁっひぃぃぎゃぁぁぁぁぁっぁぁぁぁっあひゃぁぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁっぁぁぁっぃひゃぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁっあははははははははははははひはははははははははははははははははははははは!!」

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!!!

ローションで滑りの良くなった肌の上を、女子生徒たちの凶器のような指先がどこまでも這いまわる。

顔を覗き込まれながら執拗にぬるぬるになった首筋をこちょこちょとくすぐられる。

腋の下の窪みにも指が入り込み、爪を立ててカリカリと乱暴気味に責められるが、ローションによって痛みは皆無で暴力的なくすぐったさに支配される。

脇腹にあるツボをモミモミと容赦なくくすぐられる。
笑いすぎて一瞬で酸欠になる程のくすぐったさだ…

下半身では、太ももや鼠径部をねちねちとくすぐられ、足の裏にブラシを当ててゴシゴシと土踏まずを責められる。

「ぁぁぁっがはっ、げほっ、ごほっ、ぁぁっひゃめっぁぁぁぁぁぁっぐるじぃぃぃっぁぁぁっぁぁっ…ぁぁっ…ぁぁぁ…」

ほんの後少し。もう少しで気絶するというタイミングでピタリとくすぐる指が止まる。

「はぁはぁ」と過呼吸になった口をパクパクさせ、必死に酸素を肺の中に取り込む。

そして、

「や、やだっ、も、もう許してくださぃぃ…も、もうくすぐりはやだっ…やだぁぁっぁぁぁぁぁっぎゃぁぁぁぅぁぁっぁぁぁぁぁぁっあひゃぁぁぁっははははははははははは!!じぬぅぅぅおかじくなるぅぅぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっあははははははははははははははははは!!」

意識が回復してきたら、また容赦の無いくすぐり地獄。
窒息寸前まで追い込まれたらくすぐりは止まり、意識を回復させられる…

終わりの見えない苛酷なくすぐり責めに、目隠しから涙が溢れ落ちる。あまりのくすぐったさと恐怖で本当に頭がおかしくなりそう……

今度は、亀頭にだらりとローションを垂らされる。
全身へのくすぐりも、甘く蕩けるような愛撫になる…

「ひっ…あへへへっ…ひゃめっ…あひひっ……」

ぐちゅぐちゅと音を立ててぺニスをシゴかれる。
どうせまた寸止めされると思っていたが、今度は絶頂が高まってもシゴかれ続ける…

「ひゃぁぁんぁぁっ、だめぇぇっイッ、イクっぅぅ」

ピュルルルルル♡ピュルルル♡ドピュッ♡

散々寸止めさらて焦らされた分、10秒以上ビクビクと射精が続いた。そして、脱力感から気を失いそうになった瞬間…

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ♡

「ひぃぃっ!?ひっぎゃぁぁぁぁんぁぁっぁぁぁ!?ひゃぁぁぁぁぁっあははははははははははははははははは!!ぁぁぁぁっひゃめっ!!ひゃめでぇぇぇぇっぁぁぁぁぁぁっぎゃぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっあははははははははははははははははははははは!!ひぃぃっい、今イッたぁぁぁぁっぁぁぁっイッたばっかだからぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

優しく全身をくすぐっていた指先が、容赦なくこちょこちょと駆け巡る。

射精したばかりの敏感な身体を手加減無しの本気でくすぐられながら、ぐちゃぐちゃになったぺニスをシゴかれていく。

「さっきあんなにイキたがってたもんね?空っぽになるまで射精していいよ♪」

「ほら、またおちんちん大きくなってきたね~♪やっぱり期待してたんだ~?」

「ひぃぃっや、やらぁぁぁぁっひゃめでぇぇも、もうイキたくなぃぃぃぁぁぁぁぁぁっぁぁっ!!ぁぁっ…!!」

ピュルルル♡ピュルッ…♡

あっという間に2度目の絶頂を迎えて強制的にイカされる。
全身くすぐられながらぺニスの裏筋をこしょぐられて、玉袋をカリカリこしょこしょといじめられる。

何度も何度も無理やり勃たされてイカされておかしくなるほど笑い狂わされる。

「イキたくないとかわがまま言うんだ?」

「お仕置きが必要だね♡」

ぺニスを掴まれて固定され、亀頭の上に手のひらを乗せて…

ぐちゅぐちゅぐちゅ♡なでなでなでなで♡

「ひぃぃっ!?ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?ぎゃぁぁぁぁぁんぁぁぁぁぁぁぁっひゃぁぁぁぁぁぁっそ、それひゃめでぇぇっぁぁぁぁじぬっぁぁぁぁぁっお、おかじくなるっぅぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぎゃぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁっひゃぁめっあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

ローションや精液でぬるぬるになった敏感な亀頭を、ぐちゅぐちゅなでなでと手のひらで責められる。

あまりにも強烈な刺激に、一瞬意識が飛びそうになる…。
腰を浮かせたり腕や手首に力が入るが、拘束している頑丈なベルトはどれだけ暴れても外れることは無かった。

全身くすぐられながら空っぽになるまでイカされて亀頭責めされ、決して”気絶”させてもらえず、授業が終わるチャイムが鳴るまで演習は続いた……。

あの後、自分がどうなったのか記憶は無い。
恐らく…体力を使い果たして授業が終わった瞬間意識を失って眠りに堕ちたのだろう。

気が付いた時には監獄の独房にあるベッドで寝かされていて、身体は綺麗に拭かれていた。

ベッドに横たわっていると、ガチャリと鍵が開けられる音が聞こえた。

首を起こすと、刑務官と白衣を着た女性が入ってきた。

「おはよう。どう?体調は大丈夫かな~?」

「ぁ……ぅ…ぁ……」

「う~ん、声が枯れちゃったのかな?どれどれ、…うん、うん。健康状態には問題無いみたいだね。精神的にはちょっと壊れたみたいだけど。まあ”調教師”とか呼んでその辺のケアしてあげる。君もゆっくり休んで食べて回復するんだよ~?じゃあまた明日も一応診察しに来るね♪」

瞳孔を覗かれ、心音を聞かれて、抱き締められて。
白衣の女は”診察”を終えると、ルンルン鼻歌を歌いながら独房から立ち去っていった…。

テーブルの上には夕食が置かれている。

…これなら、普通の刑務所の方が良かったと後悔する。
刑期が終わるのが先か、それとも自分の”気が狂う”のが先だろうか。

絶望的な生活は、まだまだ続くのであった。

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