【試し読み】合気道習ってるお姉ちゃんに喧嘩売ってみた結果

 

ジャンル:お姉ちゃんとの思い出 / 公開日:2023/01/24 / 販売価格:500円

       

昔っからお姉ちゃんには一度も勝てたことがない。

「女の子は自分で自分の身を守り、いつでも男の子を制圧できるようにしなさい」というくすぐり拷問師の母の教育の元、お姉ちゃんは幼い頃から合気道を習っている。

通っている道場でめきめきと才能を発揮して、大会で優勝してしまう程の腕前。

さらに、母の血筋を存分に引き継いでいるためか、くすぐりもめちゃくちゃ上手い。お姉ちゃんが小学生の頃、同じクラスにいるやんちゃな男の子にちょっかいをかけられ、静かにその男子に近付き、一瞬で腕を取り床にうつ伏せの状態で組み伏せてしまったらしい。

そして、背中に馬乗りして徹底的に腋の下や脇腹、首筋をこちょこちょ…

「いてて!?な、なにすんだ…ひぃぃぁぁぁっぎゃぁぁっはははは!?ぁぁっはははははははは!!ひゃぁぁっひゃめでぇぇぇっぁぁっははははははは!!くひゅぐっだぃぃぃぁぁぁっぁぁっははははじぬぅぅぅぅだれがだすけてぇぇ!」

「生意気なことするから悪いんだよ?ほら、ごめんなさいは?」

スポーツも勉強もでき、美人でおしとやかだと思われていたお姉ちゃんが、軽々と男子を組伏せてくすぐりでお仕置きをしている姿を見て、クラスの女子達は尊敬の眼差しを、男子達は畏敬した様子でビクビクと眺めていた。

弱いところを容赦なく淡々とくすぐられ、男の子は泣きながら何度も何度もごめんなさいしてしまった。

それでもお姉ちゃんはくすぐりを止めず、先生が来るまで責め続け、ようやくお仕置きが終わる頃には男の子は失禁してピクピクと痙攣して「ごめんなさい」を繰り返していた。

お姉ちゃんは後で職員室に呼ばれたらしいが、大した問題にはならず、それどころかクラスの生意気な男子をくすぐりで制圧する姿を見て先生からの評価は益々上がったらしい。

僕が小学1年生になりお姉ちゃんと同じ小学校に入学した時、3歳上のお姉ちゃんが生徒会長として挨拶をしていた。

学校でお姉ちゃんの存在を知らない人は誰もいない程の有名人で、同級生や上級生、先生からも「あんな素敵なお姉ちゃんがいて羨ましい!」と言われることも多かったが、内心複雑な気持ちだった。

学校ではみんなから慕われている優しいイメージのお姉ちゃんだけど、家に帰ると性格が変わったように怖くなる…

「ただいま~。あ~練習疲れた。ねぇ、ちょっとストレス発散させてよ?」

「ちょっ、何だよいきなり!!やめろよぉぉ離せぇぇっ!」

リビングにあるソファーで漫画を読みながらくつろいでいると、帰って来たお姉ちゃんにいきなり馬乗りされて、片手で両手首を掴まれて無理やり万歳させられる。

そして、服の中に手を入れられて無防備な腋の下を容赦なくこちょこちょこちょ~と素早くくすぐられる。

「ひぃぃっ!?ぁぁぁぅぅぁぁっぎゃぁぁっはははははははははははは!!いひゃぁぁぁぁそれひゃぁぁだぁぁぁぁっはははははははははひゃめでぇぇぇぇっははははははくひゅぐだいからぁぁぁぁっぎゃぁっはははははははは!」

「こちょこちょこちょ~♪そんなに笑っちゃって楽しいね?もっとして欲しいよね?」

ニヤニヤと意地悪な笑みを浮かべながら弱いところを容赦なくこちょこちょするお姉ちゃん。

ちょっと指先で身体を撫でられるだけで、全身がゾクゾクして身体が悲鳴を上げてしまう程くすぐったい…

男とはいえ、合気道を習っていて力も強いお姉ちゃんに押さえつけられるとビクリとも抵抗できず、ただひたすら笑い狂わされるしか無かった。

「ぁぁっはははたの、たのじくないからぁぁぁっひゃらぁぁぁくるじぃぃぁぁぁっはははははも、もうひゃめでぇぇかんべんしてぇぇぇっぁぁぁっははははははは!」

「へ~…楽しくないの?あんたはこんなに美人で素敵なお姉ちゃんにくすぐってもらえて嬉しくないんだ~?そんなにお仕置きされたい?」

声のトーンが下がり、氷のように冷たい視線で睨まれると、恐怖でお姉ちゃんに従う意外の選択は無くなる。

「ひゃぁぁうれ!うれじぃですぅぅぁぁっははははははははははははは!うれひぃからぁぁぁっぁぅはははははは!」

「そっか~♪そんなに嬉しいならもっとも~っとくすぐってあげるね?」

「げほっ、ごほっ、ひっ…!や…やらぁぁぁぅ!」

ようやくくすぐっていた指が離れたと思ったが、今度はソファーから床に仰向けで寝かされ、両腕を万歳させられる。

そして、お姉ちゃんの太ももで腕を挟みこまれ、さらに顔も上を向けた状態で脚で挟まれて固定されてしまった。

この体勢から、どんなに力を入れても脱け出すことは不可能だった。そして、優しく左右の腋の下にそれぞれ5本の指をピタッと置かれる。たったそれだけなのに、身体がくすぐったさを予感して「ひぃぃっ!?」と口から悲鳴が漏れる。

「ほら、こちょこちょこちょこちょ~♪くしゅぐったい?苦しい?でも嬉しいんだよね?ぜ~ったいやめてあげないから安心して♪」

「いひゃっ!?ひぁぁぁぁぉっぁぁぁっぎゃぁぁぁぁっはははははははははははははははは!!!ひぃぃっぁぁぁっくひゅぐっだぃぃぉぁぁぁぁっむりぃぃぃぁぁぉっははははははは、はははは!くるじぃぃぃっぁぁぁぅはははごめんなざぃぃぃぁぁぁっははははははははははは!!」

腋の下を一斉にこちょこちょとくすぐり責めされる。
左の腋は指を素早くバラバラにこちょこちょと動かし、的確にくすぐったいツボを刺激するように。

右の腋は優しく指の腹で円を描くように撫でまわしくすぐられる。

左右それぞれの腋の下に、異なるくすぐったい刺激を送り込まれて脳がパニックになる。あまりのくすぐったさに一瞬で過呼吸になり、目から涙が溢れ、口元から情けなく涎が垂れ落ちてしまう。

「男の子ならこれくらい我慢しなよ?情けないな~。私まだ全然本気出してないのに。」

お姉ちゃんはそう言って、今度は首筋を10本の指で左右からこちょこちょと爪先でくすぐり始める。

優しくゾワゾワとした我慢できない刺激に、頭がおかしくなっちゃうくらい笑い悶えさせられる。

「ぁぁぁっひゃめぇぇっぁぁっはははそれひゃらぁぁぁぁっぁぁぁっはははははははははごめんなひゃぃぃぃっぁぁぁぁっははははお姉ちゃんごめんなざぃぃっはははは!」

苦しくてくすぐったくて、あまりの辛さに何も悪いことはしていないのに、何度も何度も「ごめんなさい」という言葉を繰り返してしまう。しかし、そんな言葉は”くすぐり拷問師”の娘であるお姉ちゃんにとって逆効果であった。

「ごめんなさい?何か悪いことしたの?正直に言わないと…もっときついこちょこちょするよ?」

今度は脇腹にまで手を伸ばし、くすぐったいツボを思いっきり容赦なくもみもみとくすぐられる。

「ぎゃぁぁっ!?ぁぁぁっ!?びゃぁぁぁっぎゃぉぁぁぁぁっぁぁぁっははははははははは!!!!ぁぁっぁぁぁっがっひゃぁぁっぁっ、ぁぁ、っぎゃぁぁぁっはははははははははははははははははははははははははははは!!」

お姉ちゃんの”ツボ入れ”は、息が止まってしまう程くすぐったくて死ぬほど辛い責めだった。

強制的に肺の空気を吐き出させられ、まともに喋ることはもちろん、笑い声も不規則なものになる。

顔は涙や鼻水、涎でぐしゃぐしゃになり、頭が酸欠でぼーっとしてくると今度は優しく首筋や腋の下を撫でられてゆっくりと意識を呼び戻される。

どんなにくすぐったくても止めてもらえず、お姉ちゃんが満足するか、くすぐりに飽きるまで責められ続けた…。

「あ~楽しかった♪また明日も遊んであげるね?」

「はへっ、ひひっ、ひっ…あへへ…」

散々くすぐって気分が良くなったのか、
半ば白眼を剥いてピクピクと痙攣している僕のほっぺたに、チュッと軽いキスをして立ち去るお姉ちゃん。

こうして、幼い頃からお姉ちゃんに押さえつけられ、家に帰ると毎日のようにくすぐられておもちゃにされた。

その結果、身体はくすぐられる度敏感になり、益々姉ちゃんに逆らえなくなってしまった。

小学4年生になり、ようやくお姉ちゃんが卒業して中学1年生になった頃、少しずつ身長も伸びて強くなったと勘違いし始め、ある日お姉ちゃんに喧嘩を売ってしまった。

中学生になったお姉ちゃんは、昔のように理不尽にくすぐり倒してくることは少なくなったが、相変わらず恐いままで、普段の生活態度や素行に対して厳しく”躾”と称してお仕置きしてくることが多くなった。

帰ってから宿題をやっていないことが分かると、問答無用で組伏せて反省するまでこちょこちょの刑にされる。
そして、まるで家庭教師のように付きっきりで宿題が終わるまで見張られてしまう…。

たまに素直に宿題をしていたり掃除をしていると、今度はご褒美と称して身体中を優しくソフトにこちょこちょされ、耳に「ふ~っ♪」と息を吹きかけられる。
次の日服を着るだけで身体がくすぐったさで身悶えてしまう程よわよわに調教されてしまう。

そんな毎日にとうとう我慢できなくなり、お姉ちゃんに直談判することを決意した。

「お姉ちゃん、話があるんだけど…」

「あら、珍しいね。なに、話って?」

恐る恐るお姉ちゃんの部屋に入り、椅子に座っているお姉ちゃんに話かける。

「お、お姉ちゃん…あの…お願いがあって…」

「お願い?どうしたの?」

珍しく優しく微笑みながら話を聞いてくれるお姉ちゃん。
意を決して、言葉を伝えてみる。

「その…も、もう家でくすぐるのは止めて欲しいんだけど…」

「どうして?」

間髪入れずにお姉ちゃんが問いかけてくる。
表情を見ると、口元は笑っているけど眼は笑っていなかった…

「いや、その…くすぐられるのが…辛いから…」

「辛いの?でも、それはあなたが悪いことするからお姉ちゃんがお仕置きしてるんだよ?良い子に過ごしてたら優しくしてあげる。何?何か他に不満でもある?」

「ひっ!?いやっ、その……えと…」

お姉ちゃんに気圧され、言葉が詰まってしまう。
それでも、一か八かの勇気を振り絞り本題を切り出す。

「な、なら!!喧嘩で決めようよ!お姉ちゃんが勝ったら、お姉ちゃんの言うこと何でも聞く。でも、僕が勝ったら、もう絶対くすぐらないで欲しい…!」

「…それ、本気で言ってる?私に本気で私に勝てると思ってるの?」

お姉ちゃんは立ち上がり、上から僕を見下ろすようにして問い詰めてくる。ここまで言った手前、もう後には退けなかった。

「絶対勝ってやる…お姉ちゃんには負けない!」

「へ~?少しは男らしい度胸あるんだ♪約束だからね?私が勝ったら何でも言うこと聞くって。二言は無いよね?」

「も、もちろん…お姉ちゃんの方こそ約束守ってよ?」

「分かった。広いとこに行こっか。着替えるから1階で待ってて。」

「う、うん……」

お姉ちゃんの部屋を出て、1階にある広間で待つ。
暫く待っていると、合気道の白い道衣に身を纏い、髪を後ろにくくったお姉ちゃんが降りてきた。

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