トランプに負けた罰ゲームで女の子に監禁くすぐりされる話

ジャンル:リクエスト作品 / 公開日:2022/07/24 /
「すごい…これ本当に学校なの…?」
校舎の周りを厳重に囲う大きな門と外壁。
綺麗に手入れされた薔薇の花壇。
まるでヨーロッパにあるお城のような建物。
まさにお金持ちが通う学校と言ったイメージの高校。
通学するまでの間、黒塗りの高級車が何台も汗だくで坂を登る私の横を通り過ぎていった。
どこに行けばいいのか分からず右往左往していると、親切な女子が声をかけてくれた。
「あなた…新入生かしら?」
「えっ、あっ、はいっ!どこに行けばいいのか分からなくて…」
「そうなのね♪私も同じ一年生だから良かったら一緒に行きましょう?高等部の校舎は向かうですよ♪」
「あ、ありがとうございます!」
つやつやの長い黒髪に、気品を感じさせるような雰囲気。
名前は”アリサ”さんと言うらしい。中学から内部進学で一貫して同じ高校に進学ということもあり、すっかりと広い校舎にも精通しているようだった。
歴史のある女子校で、すれ違う周りの女の子を見るとみんなキラキラと輝いているように見えた。
うちは昔から貧乏で、特待生としてこの学校に入ったのはいいものの、学校や周りのクラスメイトと馴染めるのか心配だった。
だけど、優しく話かけてくれるアリサさんと歩いていると、すっかりその心配事も雲に浮かんだ。
「付きましたよ♪どうやら同じ教室みたいですね。よろしくお願いしますね?」
「ここが教室…!あっ、よろしくお願いします!」
机も椅子も黒板すらも高価なものに見える。
机の上に置いてある紙に名前が書いてある。
私は…教室の一番前の席。
隣の席はなんとアリサさんだった。
「あらあら、一番前の席でお隣なんて、まるで運命みたいですね♪」
「私もお隣がアリサさんで嬉しいです…!」
知り合いのいない学校で、早速仲良く話せそうな人が見つかったのは嬉しかった。
「アリサ~♪久しぶり!同じクラスで良かった~♪…そのお隣にいる方はお友達?」
「あらレイカさん♪お久しぶりですね。隣にいる方は先程知り合った方ですわ」
「は、初めまして!麻衣といいます!よろしくお願いします!」
アリサさんのお友達だろうか。綺麗に切り揃えられたボブカットの女の子。明るくて活発な印象を受ける。
「麻衣さん…ね。私レイカと言います。ところで、あなたのお父様は何のお仕事をされているのかしら?」
「あの…私父親がいなくて、母と二人で暮らしているんです」
「あら…失礼なことを聞いてしまって失礼しましたわ。…では、お母様が資産家なのかしら?」
「いえいえ、母も普通の庶民で、パートで働いています…」
私がそう答えた瞬間、レイカさんと、アリサさんまで、一気にすーっと空気が冷たくなるのを肌で感じた。
「あら…そうなの。アリサさん、ではまた後で♪」
「ええ。ではまた♪」
レイカさんは立ち去って自分の席に戻ってしまった。
何か気に障るようなことを言ってしまったのだろうか。
「あ、あの…アリサさ…」
「何?気やすく私の名前を呼ばないで頂ける?」
「えっ……ご、ごめんなさい…」
それからアリサさんは、鞄から本を取り出して読書を始めてしまい、話しかけても良いような雰囲気ではなかった。
仕方なしに私は、机に伏して寝たフリをして時間を過ごした。
入学初日は授業も無く、午前中は入学式で終わった。
お昼休みになり、教室では内部生同士で集まってご飯を食べたり、食堂に行く人もいた。
「アリサ~♪食堂行きましょ?」
「レイカさん。いいですよ。行きましょう♪」
「あっ……」
仲良くなったと思っていたアリサさんも、私に一瞥することもなく、レイカさんと食堂へ向かってしまった。
私は教室の中で他の輪に入れず、一人自分の席で持参した日の丸弁当を食べていた。
(ねぇ、あの子1人で日の丸弁当食べてるんだけど)
(ほんとだ♪もしかして貧乏なのかな?)
(よくこの学校入れたよね~。)
遠くからひそひそと声が聞こえる。
急いで弁当を平らげて、また私は教室の隅で寝たフリをして過ごしていた。
…30分くらい寝ていただろうか。隣に誰かの気配を感じる。
おそらく、アリサさんが席に戻ってきたのだろう。
「つんつん♪」
「ひゃひっ!?あっ、な、なに!?」
右の脇腹を制服の上からつんつんとされ、思わず変な声を出して飛び上がってしまう。
隣を見ると、アリサさんと、その後ろでレイカさんがニヤニヤと笑っていた。
「麻衣さん♪よろしければご一緒に遊びませんか?トランプなんてどうでしょう?」
「私たち、麻衣さんともっと親睦を深めたいな~と思いまして♪ねっ?一緒に遊びましょ?」
「は、はいっ!喜んで!!」
優しい笑みを浮かべるアリサさんとレイカさんに誘われ、3人でトランプをすることになった。
さっきまでの二人の冷たい態度が嘘みたいだ…。
教室の真ん中に机を並べて、3人でトランプ。
アリサさんがシャッフルをしている。
「あの、何をするんですか…?」
「そうですね…では、ババ抜き何ていかがでしょう?それなら麻衣さんもご存知ですよね?」
「はい!知ってます…」
アリサさんの提案でババ抜きをすることになった。
1枚ずつカードが配られる。
いつの間にか、トランプをしている私たちの周りにクラスメイトの女の子が取り囲むように見物していた。
「…配り終わりましたわ。では、時計回りに相手のカードを引いていきましょう。…その前に、負けた人は罰ゲームありにしましょうか♪お金をかけるのは先生に怒られてしましますし、負けた方は制服を一枚ずつ脱いでいくなんてどうでしょう♪」
「アリサってばエッチ~♪私は構わないですよ?麻衣さんはどうかしら?」
「えっ…あの…少し恥ずかしいです…」
「この教室には女子しかいませんし、恥ずかしがることは無いですよ♪…それとも、もっときつい罰ゲームがよろしいのかしら?」
「…わ、分かりました…制服を脱いでいく罰ゲームで大丈夫です…」
「決まりですね♪では、時計周りにカードを引いていきましょう。私からスタートしますね♪」
アリサさんに凄まれて、罰ゲームを受け入れるしか選択肢は無かった。せっかく遊びに誘ってもらえたのに、機嫌を損ねてしまうことが怖かった。
配られたカードを視ると、私の手元にはジョーカーのカードが来ていた。
負けたくない…!
私はアリサさんにジョーカーを引かせようと、然り気無く一番右端に置き換えた。
「どうぞ…」
「ん~…どれにしましょうか♪」
アリサさんは2,3秒迷ったあと、真ん中のカードを取った。
「ペアがありましたわ♪」
ま、まだゲームは始まったばかりだ…!
気を取り戻して、私はレイカさんのカードを引く。
数字は…揃わなかった。
「じゃあ次は私がアリサのカードを引くよ♪…揃いましたわ♪」
その後何周か進み、アリサさんの手札は残り1枚、レイカさんは2枚、私はジョーカーを含めて残り4枚になった。
ここでアリサさんにジョーカーを引いて貰わないと、私が負けてしまう…
「どちらにしましょうか♪じゃあ、こっちにします♪ふふっ、私の上がりです♪」
一番最初にアリサさんが上がる。残るは私とレイカさんになった。
「あら~麻衣さんと二人になった♪ほら、どうぞ引いてください?」
私はレイカさんからカードを引き、ペアが揃い残り2枚になる。次にレイカさんにジョーカーを引いて貰わないと、私の敗けが確定する。
「麻衣さんの手元にあるカード、どっちがジョーカーなのかな~?」
ゆっくりと選ぶレイカさん。
私は目を瞑って神に祈ることにした。
「じゃあ、こっちにします♪ふふっ、上がりです♪」
目を開けると、私の手元にはジョーカーが残っていた…。
「では、麻衣さんが罰ゲームですね。制服のブレザーを脱いでくださる?」
「…わ、分かりました…」
ブレザーくらいなら良いと、私は上着を脱いで椅子にかける。
「ではもう一度ババ抜きをしましょうか♪私が配りますね♪」
再びアリサさんがシャッフルをして、カードを1枚ずつ配っていく。…次負けたら、下着になるのだろうか。
まるで心を見透かされたようにレイカさんが答える。
「麻衣さん♪もし次負けたら、下着になって貰います♪頑張ってくださいね?」
「……はい…」
シャッフルが終わり、カードが配り終わる。
手札を揃えていると、また私の手元にはジョーカーが見えた。
さっきは負けてしまったけど、次こそアリサさんに取って貰えばいいんだ…!
「みなさん揃いましたか?ではまた私から始めていきますわね♪」
その後も順調にゲームが進んでいく。しかし、私の運が無いのか、アリサさんが凄いのか、手元からジョーカーがどこかに行くことは一度も無かった。
「ふふっ♪また私が一番最初に上がりました♪」
「アリサさんお強いです~♪…はいっ♪私もカードが揃って上がり♪麻衣さん、また負けちゃいましたね~。罰ゲームですよ?」
「えっ…そ、そんな……」
何と2回目のババ抜きでも私は負けてしまった。
女子しかいないとは言え、教室の中で下着になるのは少し恥ずかしかった。
もじもじとしていると、アリサさんが
「麻衣さんどうかしたの?早く脱いでくださる?…それとも、強制的に脱がされたいのかしら?」
「ひっ!?わ、分かりました…脱ぎます…」
意を決して制服のシャツのボタンを外していく。
スカートも…恥ずかしさをぐっと我慢してゆっくりと脱ぎ、ブラジャーとパンティーに靴下だけの恥ずかしい姿になる。
(麻衣さん恥ずかしがってて可愛い~♪)
(白の下着って、何か子供みたいだよね~)
(おっぱいも小さいし、ブラジャーいらないんじゃない?)
周りからクスクスと野次が飛んできて、恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
「ふふっ♪では最後にもう一度トランプしましょうか♪麻衣さんはもし、次負けたら裸になってもらいますよ?」
「えっ…そ、そんなの嫌です!!」
「じゃあ次勝ってみなよ麻衣さん♪そしたら制服着るの許してあげる♪それとも…別の罰ゲームにする?」
「別の…罰ゲーム…?」
レイカさんが助け船を出してくれる。
もしも次負けてしまったら…さすがに、まだほとんど顔も知らないクラスメイトの前で裸になるのは抵抗があった。
「そうね~…麻衣さんも嫌がってるみたいだし、別の罰ゲーム考えましょうか♪…じゃあ、こちょこちょ、なんてどうかしら?」
「……へ?こ、こちょこちょ…?」
アリサさんから「こちょこちょ」という可愛らしい単語が出てきたことに思わず驚いてしまう。
「そう。こちょこちょ~♪って身体を撫でる手遊び。ただし、罰ゲームだから、負けた人は地下で監禁されて、毎日毎日ずーっとこちょこちょされちゃうの♪どう?素敵でしょ?」
「私はアリサさんに賛成するわ♪麻衣さんはどうかしら?」
「……わ、分かりました。こ、こちょこちょで賛成です」
アリサさんから「監禁」とか物騒なワードが聞こえたけど、ただの冗談だろうと思っていた。それに、こちょこちょなんて子供の遊びだし、裸になるよりはマシだろう…
再びアリサさんがカードをシャッフルし、1枚ずつ配っていく。配り終わり、カードを揃えていると、また私の手札にジョーカーがある……。
この時点でようやく何かがおかしいのではと思い始めた。
3回連続で私にジョーカーが来るようにカードを配ったとしか考えられないが、かといって直接本人に言える証拠も無かった。
「それじゃあ、始めましょうか。私からいきますね♪」
また、アリサさんから時計回りでババ抜きが始まる。
私はまた、ジョーカーを取ってもらう為に、できるだけポーカーフェイスをしたり、取りやすい真ん中に配置したり工夫したが、アリサさんはジョーカーを取ってくれることは無かった。
そして、まるで最初から決まっていたかのように、またアリサさんが一番、レイカさんが二番目に上がった。
私の手から、最後に残ったジョーカーのカードがひらひらと机に舞い落ちる。
「あらあら、麻衣さんの最下位♪では、覚悟はいいかしら?」
「こ、こんなのおかしいです!!イカサマです!」
「イカサマ~?私たちが悪いって言ってるの?そこまで言うなら何か証拠でもあるのかしら?」
「そ、それは…ないですけど…」
「ゲームに負けた挙げ句、イカサマ呼ばわりなんて…きつーいお仕置きが必要みたいですね?」
アリサさんが指をくすぐるようにワキワキとする。
…そうだ、このままくすぐられるぐらいなら、教室から逃げちゃえばいいんだ。周りにはクラスメイトの女子が包囲しているが、一か八かで出口まで走ろう…
「い、いやです!!!」
私は掴みかかってくる女子の手を払いのけ、無理やり教室の扉の方に一目散に駆ける。
しかし、鍵がかかっているのか、扉が開かない…!
「えっ…な、何で開かないの!?ひゃっ!?や、やめてっ、離して!!きゃっ!ひゃぁぁぁっはははははははははぁっはははははははだ、だめぇぇくしゅぐったぃぃっぁぁっははははははははは!!」
扉をガチャガチャとしている内に、クラスメイトの女子に羽交い締めされて、無理やり床に押し倒される。
抵抗しようにも首筋や腋の下、脇腹、太ももに前後左右から手を伸ばしてこちょこちょされ、力が抜けてしまう。
両手両足の上に一本ずつ乗られて床に固定される。
敏感な素肌の上から身体中をこちょこちょされると、1秒も我慢なんてできなかった。
「麻衣さん~?罰ゲームから逃げようとするなんて、お仕置きですよ?暫く恥ずかしい姿のまま笑っててください♪」
「ひっきゃぁぁっひゃだぁぁっははははははは、や、やめっ、ひゃめでぇぇっぁぁぁっはははははくしゅぐり弱いからぁぁぁぁっははははひぃぃっやぁぁっはははゆるひてぇぇぁぁぁぁぅはははははははははは!!」
アリサさんとレイカさんに見下ろされながら、身体中を他のクラスメイトの女の子にこちょこちょとくすぐられる。
同性の女の子だからか、どこを触られたら恥ずかしいのか、どこがくすぐったいのかを知り尽くしたような一切手加減の無い手つきで強制的に笑わされ、一気に呼吸困難になる。
「…そろそろおねんねしましょうね~麻衣さん?ほら、口開けて?」
「ひっ!?なっ、何をひゃぁぁっはははははう、うぐっ、んっ、げほっ、ごほっ、ひゃぁぁっはははははは…ぁ……ぅ……」
急に目隠しをされて、くすぐられながら頭や顎を固定される。口の中に薬のようなものを入れられ、無理やり水を飲まされる。
沈みゆく意識の中で、遠くからアリサさんの「おやすみ」という声が聞こえた………。
……ぅ……あれ……ここ…どこ……?
ぼんやりと意識が覚醒して、ゆっくりと目を開ける。
無機質な岩の天井。さっきまで、私教室にいて…
「やっと目が覚めたのかしら?」
アリサさんの声…目の前にアリサさんの顔が見える…
「本当。これでやっと思う存分くすぐれますわね♪」
レイカさんもいる…
「ぅ…えっ、なっ、何で私、裸で拘束されているんですか…?ここ、どこですか…!は、離してください!!」
両手両足を開いた状態で、大の字になってベッドのようなものに拘束されていた。
何とか逃げようと手足をバタバタとさせるも、金属の拘束具はピクリとも動かなかった。
「何でって、私言いましたよね?罰ゲームは監禁してずーっとこちょこちょの刑にするって。」
アリサさんがニヤニヤと私の頭を撫でながら答える。
「そ、そんなっ!こんなの人権侵害です!監禁だなんて…学校の先生も心配しますし、それに、親だって心配して警察に通報してくれます…!」
「…ふふっ、あっはっはっはっは!!麻衣ちゃんって本当にお馬鹿さんなんだね~♪」
「なっ、何がおかしいんですか…!!」
レイカさんが小馬鹿にしたように笑いながら私の顔を覗き込んでくる。私は必死に彼女の顔を睨み返して反抗する。
「可哀想だから説明してあげる。ここは学校の地下にある懲罰室よ。ここにあなたを監禁する許可も、ちゃ~んと学校から貰ってるの。それに、あなたの母親のこと、調べさせて貰ったわ。かなりお金に困ってるみたいだから、1000万円渡す代わりにあなたのこと好きにしていいっていう契約書にサインしてくれたわ♪」
「そ、そんな……嘘だ……」
アリサさんに契約書を見せられると、そこには確かに、母親が書いたであろう直筆のサインがあった。
反抗する気力も無くなり、目から涙が溢れる。
「あらあら、泣いちゃってどうしたの?でも大丈夫安心して?これからこの地下で毎日ずーっとこちょこちょして面倒見てあげるから♪」
「レイカの言うとおりよ。罰ゲームに同意したのだから、これもあなたの自己責任ね。さあ、始めましょうか♪ほぉら、こ~ちょこちょこちょこちょ~♪」
「や、やだ!!お、お願いだからやめっ、ひゃっ、きゃだぁぁぁぁっはははははははははは!!ぁぁっはははひゃぁぁぁっひゃだぁぁっははははははははくしゅぐっだぃぃぁぁぁっははははははおねが、おねがいゆるじでぇぇぁぁぁっはははははははははははは!!!!!」
アリサさんに首筋を10本の指で包み込むようにこしょこしょとくすぐられる。不意に腋の下の窪みに指を入れて、皮膚を揺らすようにくすぐったり、爪を立てて容赦なくカリカリとこちょこちょされ、暴力的なくすぐったさに目から涙が溢れる。
「お腹こちょこちょ~♪麻衣ちゃんウエスト細いよね~。太ももさわさわ~もみもみ~♪あはっ♪ピクピクして可愛いね~♪」
「いやぁぁっはははははははお、お腹もみもみしないでぇぇっぁぁっははははははは!!わ、脇腹ひゃめぇぇぁぁぁっはへっ!!ひひっ、はひっっぎゃあっっはははははひはひはははははは、!し、じぬぅぅぁぁっははははは!太ももひゃめっぁぁっははははくしゅぐっだぃぃぁぁっははははははが、我慢できないからぁぁぁっははははははははははははは!!!」
レイカさんはお腹をわしゃわしゃと指でくすぐり回し、脇腹のツボを刺激するように指をもみもみと差し込むようにくすぐっている。あまりのくすぐったさに頭の中が真っ白になり、肺の中の空気を強制的に搾り取られるような笑い方になる。
太ももは指先でこしょこしょとされたり、もみもみされて責められ、くすぐったさと微かな気持ちよさに腰がピクピクと動いてしまう。時々鼠径部や脚の付け根の辺りまでこちょこちょとくすぐられ、変な声が出てしまう。
くすぐったいくすぐったいくすぐったい…!!
こちょこちょなんて幼稚園児がやるような只の手遊びだと油断して馬鹿にしていた教室での自分を後悔する。
10代の敏感な身体を、全く動けないように拘束されてくすぐったいところを執拗にこちょこちょされるのは死ぬほど我慢できない刺激であった。
「あはっ…ひゃぁぁっはは…はひっ…ぁぁっはははは…」
二人がかりでねちねちとこちょこちょされ、段々声が渇れて酸欠で頭がぼーっとしてきた…
その様子を見て、一旦くすぐりの手が止まった。
ようやく止めてもらえるのだろうか…
「麻衣さんかなり疲れているようですね。お水飲ませてあげますわ♪ほら、飲みなさい?」
「アリサは優しいな~♪ほら、麻衣ちゃんも今のうちに水分補給しといた方がいいよ?」
アリサさんに頭を起こされ、ペットボトルに刺さったストローで水を飲まされる。
「んっ…んっ…ん……ぷはぁ……はぁっ…も、もう許してください……」
「何言ってるの?まだ始まったばっかりだよ?これからもっともーっとこちょこちょしてあげる。嬉しいよね?」
「ひっ!?やっ…嬉しくない…!!お、おねがいだから…」
「嬉しくないんだぁ?ふ~ん…。レイカ?足の裏くすぐって差し上げて?ローション使っていいから。」
「分かりましたアリサさん♪麻衣ちゃんがこちょこちょされるの好きになるまでた~くさんいじめてあげますね♪」
足の裏にぬるぬるとしたローションを垂らされ、掌で満遍なく塗り込まれる。
アリサさんもローションを手に取り、胸やお腹に垂らされて、首筋や腋の下、胸横、お腹、脇腹まで丁寧に塗り込まれていく。
「ひゃぁっ!?あっ、ひゃはははは!や、やだやだ!も、もうくしゅぐったいからぁっ…ひゃぅぅん!!」
「まだローション塗ってるだけなのに…随分と敏感になってきましたね♪これからもっとも~っと、くすぐったくしてあげます。こ~ちょこちょこちょこちょこちょ~♪」
「や、ひゃめっ!?きゃっ!!ひゃぎゃぁぁぁぁっはははははははははは!!ぁぁぁっっぅはははっひゃひっひっぎゃぁぁっひゃめてぇぇぁぁぁっははははははははは!!く、くしゅぐっだぃぃぁぁぁぁっははははははじぬぅぅぅぁぁっはははははげほっ、ごほっ、ぁぁぁっひははははははい、息できないからぁぁぁぁっははははははは!!!!」
アリサさんに顔を覗き込まれながら、楽しそうに首筋や腋の下、胸横、脇腹を思いっきりこちょこちょとくすぐられる。
ローションのおかげで、やや乱暴気味に爪を立てて腋の下の窪みをガリガリと引っ掻くようにくすぐられても、暴力的なくすぐったさが身体中を駆け巡る。
レイカさんはローションぬるぬるの足の裏を、指先で素早くこちょこちょとくすぐったり、土踏まずをガリガリと引っ掻くようにくすぐっている。足の裏なんて普段お風呂に入って自分で洗う時もくすぐったいような箇所を、拘束され一切抵抗できない状態で女の子に容赦なくこちょこちょされるのは気が狂いそうになるほどの辛さだった。
必死に呼吸をすることに必死になる。
頭の中がくすぐったいでいっぱいになる。
全身の体温が上がり、汗とローションで地下の薄暗い照明に照らされた肢体は淫らに濡れている。
顔は涙や涎でぐしゃぐしゃになって、人に見せられないような恥ずかしい姿で笑い狂わされる…。
「麻衣さんったら、こちょこちょされて子供みたいに笑いながら泣き叫んで恥ずかしいね?ごめんなさいは?」
「ひゃぁぎゃぁぁっひゃぁぁご、ごめんなしゃぃぃぁぁぁっはははははげほっ、ごほっ、ぁぁっはははゆるじでくださぃぃぁぁぁっははははお、おねがいだからぁぁぁっははははははひひひきゃぁぁっははははは!!!」
アリサさんに耳元で囁かれ何度も何度もごめんなさいして許しを乞う。
「アリサってば本当意地悪ドSだね~♪麻衣ちゃん安心して?いくら謝ってもぜ~ったい止めてあげないから♪せいぜい気が狂わないように頑張って?」
「レイカ…あなたも同じ目に遭わせてあげましょうか?」
「ひっ…!!ごめんなさいちゃんとくすぐります…麻衣ちゃんのせいで怒られたじゃん!お仕置きに気絶するまでこちょこちょの刑だ~♪」
レイカさんにさらに激しく足の裏をガリガリとくすぐられる。それに負けじと、アリサさんに腋の下や脇腹を容赦なくくすぐり犯される。
「ひぎぃぃっはははは…ぁっはははは…ははは…ぁっ……」
私はあまりのくすぐったさに、気絶して意識を失ってしまった。
「あらあら。白眼剥いて失神しちゃうなんて…麻衣さんにはもっときついお仕置きが必要ね。レイカ?後片付けして準備よろしくね?」
「分かりましたアリサ様……」
(こちょこちょ……こちょこちょ……)
(…ほら、早く起きろよ~…)
(もっとくすぐったら起きるんじゃない?)
……夢を見ている…?何か、大量の触手が身体を覆い尽くしてくすぐっているような……
「……ぅひっ!?ぁっ!?きゃぁぁぁっははははははは!!な、なに!?ひゃぁぁっははははひゃだぁぁぁも、もうくしゅぐりはいやぁぁぁ!!だれぇぇぁぁっははは何も見えないからぁぁっはははははは!!!!」
身体中を何者かにこちょこちょとくすぐられていることに気がつき、一瞬遅れて一気にくすぐったさを感じる。
両腕は上に伸ばした状態でピンと真っ直ぐ拘束され、両足はやや開いた状態で立ち拘束されている。
目隠しをされ、周りが見えない。
(麻衣ちゃんやっと起きたんだ~♪)
(ほら、どこくすぐられてるか分からないでしょ?)
(こちょこちょこちょこちょ~♪お耳ふ~っ♪)
耳に息を吹きかけられ、首筋や腋の下をこちょこちょとくすぐられる。
脇腹や太ももは暴力的にもみもみとくすぐられる。
背中を人差し指でなぞられ、お尻にまで指が這いまわりこちょこちょとくすぐられる。
「麻衣さん聞こえるからしら?見えない状態でくすぐられる気分はどうかしら?」
「ひゃぁぁっはははあ、アリサしゃんぅぅっはははははや、やめてぇぇおかひくなっちゃうからぁぁぁっはははは!」
「私のことはこれからアリサ様と呼びなさい?それに、あなたはこれから毎日、同じクラスの女子や高校の先輩、中学の後輩にも全身をこちょこちょされるの。良かったわね♪ありがとうございますは?」
「そ、そんなぁぁぁっはははははやだっ!いひゃぁぁっははらはははだ、誰かたずけてぇぇぇぁぁっははははおねがいだからぁぁぁやめてぇぇぇぁぁぁっははははは!!」
「…そう。みんな?あと1時間くらいこちょこちょしてあげて。絶対に気絶はさせないでね?…じゃあね麻衣さん。また1時間後にお会いしましょう?」
「ひっひゃだぁぁっあ、アリサさまぁぁぁっはははいかないでぇぇぁぁっはははおねがいじますぅぁぁああっははははははひぃぃぁぁぁっはははは!!!!」
それからきっちり1時間経つまで、気絶することも許されずクラスの女の子達に身体中を徹底的にこちょこちょとくすぐられた。
再びアリサ様が地下に来て目隠しを外してもらう頃には、完全に心が折れて半ば廃人のようにピクピクと白眼を剥いて悶えていた。
それから毎日毎日、アリサ様や他のクラスの女子、先輩や後輩、先生にまで地下室でおかしくなる程こちょこちょされる日々が続いた。
それからというもの、この学校にはある七不思議ができたと言う。
秘密の地下室から、女の笑い声が聞こえると__。
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