公園

 

ジャンル:R-18小説 / 公開日:2020/04/19 /

       

「くそっ!おい!!離せってば!!!」


家の中では煙草を吸えず、仕方なしに公園に来て
ベンチに座って一服していた。

世界的に流行病が出ており、この国でも外出を制限される法律が制定された。

今や外を出歩く人はほとんどいない。

少しぐらいならバレないだろう。2,3本煙草を吸ってすぐに帰る予定だった。当然マスクはしてない。

公園に来てから5分後、道路沿いに白いワゴンが停まるのが見えた。
すると中から、防護服を着た人達が一斉に降りてこちらへ走ってくる。

驚いて逃げる暇も無く、数人がかりで取り押さえられて後ろ手に手錠をかけられた。

抵抗する間もなく目隠しをされ、口をタオルで縛られる。あまりにも突然の出来事に、一気に恐怖が込み上げてくる。

そのまま両脇を抱えられ、車に乗せられる。

どうしてこうなったのだろう…
本当に少し、あと少しで帰るつもりだったのに…。

理不尽に連れ去られていることの恐怖と、怒り。

しかし拘束され、抵抗できない現状ではどうすることも出来なかった。それに、下手に暴れると殺されるのではないかという不安もあった。

車に乗せられてから30分ぐらいだろうか。
両脇を抱えられたまま外に降ろされ、どこかの建物に入る。自分がどこを歩いているのかも分からないまま移動している。

「!?」

突然冷たい霧のようなものが全身に吹きかけられるのを感じた。これは何だろう…消毒…?

そしてまた部屋を移動して、無理やり服やズボンを脱がされていく。
複数人で担がれ、冷たい台のようなものに寝かされる。いつの間にか手錠は外され、両手両足を一本ずつ固定される。太ももやお腹の辺りにもベルトが巻かれる。

ようやく、目隠しを外される。

光が眩しい。ぼやける視界が晴れた時、自分の周りに白衣を着て、白い手袋を付けた女性が5,6人取り囲んでいるのが見えた。

「んんっ!!んーー!!!!」

まだ口に詰め込まれたタオルのせいで話すことはできない。力を入れて拘束から抜け出そうとするも、一切逃れることはできなかった。

暴れ疲れて大人しくなる。

そんな様子を、まるで実験動物を観察する様に眺めていた女性達。

髪の毛を掴まれ、耳元で忠告される。
「次暴れたら、処刑する。」

冷たい氷の様なその一言で、一気に恐怖が込み上げてくる。冷や汗を頬に感じる。

「大人しく反省すれば解放してあげる。分かった?…返事は?」

言葉を話すことができない状況下。

「…反省してないのかしら?まぁいいわ。始めましょうか。」

その一言で、一斉に自分の身体に手が伸び、
容赦なく身体をまさぐられる。

「んんんっ!?んんーーーーーっっ!!!っっっひゃぅっぅぅぅひゃぁぁぁぁぁっはひゃぃぃっー!ひゃめへぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

足の裏、太もも、脇腹、腋の下、首筋、耳…

全身のくすぐったいところを滑りのいい手袋で激しく無慈悲に責め立てられる。

足の裏は指1本1本まで拘束され、土踏まずや指の付け根をガリガリとくすぐられる。
発狂しそうな程のくすぐったさに、声にならない声が出てくる。

太ももを優しいフェザータッチでさわさわとくすぐられ、時々お尻や、蟻の門渡り、玉袋などの際どい部分もねちねちとこちょこちょされる。

脇腹はツボを程よい力加減で揉みほぐされ、
腋の下も二人がかりでカリカリと窪みをこちょこちょされる。時々乳首を撫でられ、腋の下も左右それぞれ違うくすぐり方で責め立てられる。

そして、頭を固定されて耳に息を吹きかけられながら、首筋をこしょこしょと責められる。

耳許で「こちょこちょ」と呟かれるだけで、全身に電流が走ったように反応してしまう。

全身を襲うあまりのくすぐったさに、頭がおかしくなりそう。笑いすぎて息ができない…

顔は涙や鼻水、涎でぐしゃぐしゃになり、全身汗だくになるまでくすぐられたころ、ようやく全身から手が離れていく…。

もう少しくすぐられていたら、失神していた…。

「ねぇ、これはどういうことかなぁ?」

太ももをくすぐっていた女性に、興奮し切った肉棒を掴まれる。

「何でくすぐられて興奮してるの?」
「反省してないのかしら…?」
「最低…本当に変態」

「大人しく反省したら許してあげようかと思ったけど、これはもっときついお仕置きが必要ね。」

弁解も許されぬまま、罵倒され続ける。

全身に冷たい液体をかけられていく。
オイル…?ローションだろうか。

ぬるぬるとした物を全身に塗りたくられ、そして

再び激しく全身をくすぐられ、声にならない悲鳴を上げる。先ほどまでのくすぐりがお遊びだったと思える程のくすぐったさ。

滑りのよくなった足裏を力加減なくガリガリとくすぐられ、脇腹や腋の下も容赦なのない責めが続けられる。

そして、太ももをくすぐっていた女性はガーゼにローションを染み込ませ、ゆっくりと亀頭を撫であげていく。

全身を激しくこちょこちょされながらのローション亀頭責めに、発狂しそうになる。しかしいくら暴れようとも手足の拘束はびくともせず、反抗すればするほどより激しく全身を撫でられる。

あそこを撫でられ続け、イカせて貰えないまま、
人生で初めての潮吹きさせられる…

そして、体力も精神力も限界を迎えて、とうとう
失神するようにして気を失った…。

男が外に出て公園で煙草を吸ってから、連行され、
失神するまでくすぐられている映像は、全国に緊急速報として中継されていた。

街中にある監視カメラによって、人々の行動は24時間見張られている。家にテレビなどなく、外出をすればどうなるのかを知らない男は「少しなら大丈夫か」と呑気に公園に出掛けてしまった。

監視カメラの映像をもとに不要不急の外出であるとAIが判断をして、政府に情報を伝えられる。

そして防護服を着た特殊部隊によって強制的に連行され、国の矯正くすぐり施設で隔離され、反省するまで調教されていく。

その様子は中継カメラを通じて、全国のお茶の間に届けられていく…。

この映像によって、人々の外出自粛を求めるための抑止力になる。

さて、あなたは今日「外出」しますか…?

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