イタズラしてみよう!

ジャンル:R-18小説 / 公開日:2022/11/03 /
お姉ちゃんにイタズラ!
もう夏休みも終わってすっかり秋になった。
近々ハロウィンのイベントが小学校で行われるので、それに向けて「イタズラ」を練習をすることを思い付いた。
買ったばかりのノートの表紙に、油性ペンで『秋の自由研究』とでかでかと題名を書く。
イタズラ…う~ん、何をしようかな。
家の中で何かできないだろうか。
「あっ…そうだ!良いこと思い付いた!」
最近、学校ではくすぐり遊びが流行っている。
明日の朝、こっそりお姉ちゃんの部屋に入ってこちょこちょしてみたらどんな反応をするのだろうか気になった。
4つ歳上のお姉ちゃんは中学1年生で、最近なぜかイライラしていることが多い。たまにはいっぱい笑って欲しい。
それに、朝起こすのをくすぐって手伝っただけだから、きっと怒られない…はず!
我ながらいい計画。ノートにメモをしておく。
とりあえず、明日は5時に早起きして実行しようかな。
おやすみなさぃ。
**
次の日 朝5時。
ジリリリリ!ジリリリリ!
「ん~…もう朝…起きなきゃ!」
目覚まし時計を止めて時刻を見る。
ひとまず、計画通り朝起きることができた。
先にトイレを済ませて顔を洗う。
「よし、準備万端…!」
そ~っと、まるで泥棒のような足取りで静かにお姉ちゃんの部屋へと向かう。
そして、ゆっくりと扉に手を掛け開くと、お姉ちゃんはぐーぐーと寝ていた。
しかも、くすぐってくださいとおねだりしているかのように、布団から素足が出ている。
まずは、ゆっくり慎重に足の裏を人差し指でさわさわしてみる。
「す~…す~…ん~……」
撫でる度に、足の指がピクピク反応しているが、まだまだ起きる気配は無さそうだ。
反対の足の裏もゆっくり撫でてみたが、特に反応は無かった。この寝坊助お姉ちゃんめ!
何故だか腹が立った僕は、思いっきりこちょこちょしてみようと決意した。
足の裏に5本の指を沿わせ…
「くらえ!こちょこちょ攻撃!」
こちょこちょこちょこちょ…!
「んんっ……ん…?ひゃっ!?ぁぁっははははははははは!!な、なに!?だれ!!?…って…あんた…なにしてんの…?」
「いぇーい!お姉ちゃんにイタズラ大成功~!朝起こしてあげただけだよ!」
足の裏をこちょこちょした瞬間、お姉ちゃんは変な声で笑いながら飛び起きたの面白かった。
さてと、イタズラも成功したし、お姉ちゃんも起きたことだし自分の部屋に戻ろうと思って背を向けた瞬間、ふわりと身体が持ち上がりベッドに背中から叩きつけられた。
「えっ…!?えっ…あっ……」
両腕を万歳させられ、太ももとふくらはぎで挟むように固定されて上に乗られる。
お姉ちゃんの顔を見ると…怒っていた。
「ねぇ、あんたさ。こんな朝っぱらから何してんの?」
「いや…起こしてあげようと思って…」
「私、今日5時に起こしてって頼んだっけ?」
「頼んで……ないです……」
顔を覗き込まれ、目を見つめられながら叱られてしまう。これは…イタズラ失敗の予感…
「全く…。でも、寝坊するよりかは良いから許してあげる。その代わり…た~っぷりお礼してあげるね?ほら、こちょこちょこちょ~!!」
「ひっ…!い、いらないお礼いらない…!やっ…ぎゃぁぁっきゃっひゃぁぁぁっはははははははははははははははははは!ひぃぃゃっひゃめでぇぇぇぇっぁぁぁっはははははは!く、しゅぐっだぃぃぃぁぁぁぁっきゃぁぁぁっひゃははははは」
目の前で指をワキワキされ、一瞬で腋の下に手を入れられて思いっきりこちょこちょとくすぐられる。
お姉ちゃんはさらに、服の中に手を入れて無防備な腋の下の窪みを直接器用な指先でカリカリこちょこちょとくすぐり、目の前が真っ白になるくらい笑わせられる。
あまりのくすぐったさに、逃れようとするもしっかり体重をかけて腕の上に乗られてビクともせず、足をバタつかせることしかできない…!
「あんた、そんなにこちょこちょ弱かったっけ?これから悪いことしたらくすぐってお仕置きしてあげよっか?」
「ひぃぃやだっ!!やだぁぁぁぁっははははははははしぬぅぅぅごめんなざぃぃぃぃお、お姉ちゃん勘弁してぇぇぇっぁぁぁぁっははははははははははははははははははは!」
「ふふっ、まだまだ時間あるから、たっぷりお返ししてあげるね~?」
腋の下から指が離れ、ようやく終わってくれたのかと安堵した束の間、今度はベッドの上でうつ伏せにひっくり返される。
「はぁっ…はぁっ…な…なに……」
少しくすぐられただけで、すっかりと息も絶え絶えになってしまったいた。
お姉ちゃんは足元に移動して、膝の裏の辺りに馬乗りになる。今度は自由に足を動かせないようにされてしまった。
「さっき私の足の裏こちょこちょしてくれたじゃん?だからさ、あんたにもた~っぷりお返ししてあげるね♪」
「やっ…やらぁぁも、もうひゃめ…!ぁぁっきゃぁぁっぎゃはははははははははは!!ぁぁっー!!やめっ!!ひゃめでぇぇぇぇゆるじてぇぇぇぇぇぁぁぁっきゃぁぁぁっははははははははははははくしゅぐっだぃからぁぁぁぁぁっははははははははははははははははははははははははははは!!」
足の裏をしっかりと固定され、爪で土踏まずをガリガリと引っ掻くようにくすぐられる。
一瞬も我慢できず、けたましく声を張り上げて笑い声を上げてしまう。今度は手をベッドにバンバンと叩き付けるようにして暴れ、くすぐったさから逃げようとするも無意味な抵抗だった。
すっかり顔は涙や涎でぐしゃぐしゃになり、おかしくなるほど笑わされる。
「こちょこちょこちょ~。どう?辛い?足の裏くすぐって起こしたってことは、自分がそうされたかったんだよね?よかったね~いっぱいくすぐられて?嬉しいでしょ♪ありがとうございますは?」
「ひぃぃぃっははははははうれ、うれじくないからぁぁぁっひゃめっ!!ひゃめてよぉぉぉお姉ちゃんのばかぁぁぁぁっはははははははははははははははは!!へんたぃぃぃっはははははははは!!」
「へ~そういうこと言うんだ?」
ピタッと足の裏をくすぐっていた指が離れる。
休憩する間も無く、また今度は仰向けに身体をひっくり返される。すっかり全身に力が入らず、されるがままだった。
「はぁっ…はぁっ…や…やめっ…」
お姉ちゃんは足首を持ち、股の間に足の裏を差し込む。
「お姉ちゃんに馬鹿とかいう子は…電気あんまの刑だ~!おらっ!!ごめんなさいしろ!!」
「ぎゃっ!?ぁぁぁぁっー!!ひゃめっぎゃぁぁっはははははははははは!!ぁぁっそれひゃだぁぁぁぁくしゅぐっだぃぃぃぃぁぁぁぁっははははははははははははははひゃめでぇぇぇっはははははははははははははははははははは!!」
足で小刻みにおちんちんをブルブルと刺激され、我慢できないくすぐったさが電気のように身体を駆け抜ける。
お姉ちゃんの力には敵わず、股を閉じることも足で反撃することも許されない。為す術もなく、げらげらと笑わされ悶えさせられてしまう。
しかし、お姉ちゃんのお仕置きは不意に終わることとなった。バタンと扉が勢いよく開き、母が入ってくる。
「うるさい!!あんた達朝っぱらから何してるの!!」
「あっ…お母さん…いや、こいつが私のことくすぐって起こしてきたから仕返しで…」
「とにかく、そこら辺で止めなさい!分かった?」
「分かった……」
電気あんまの刑から解放され、お姉ちゃんのベッドでぐったりと横たわる僕。
「全く…あんたのせいで怒られたじゃない!次やったら笑い死ぬまでくすぐって電気あんましてあげるからね?分かった?」
「はぃ…ごめんなさぃ……」
「分かったらさっさと私のベッドから退いて。まだくすぐられたいの?」
その一言で体力を振り絞り、逃げるようにして自分の部屋へと帰った。
今回のイタズラは…失敗かな。
お姉ちゃんには勝てないことを身体に刻み込まれただけであった…。
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クラスの女子にイタズラ!
朝ごはんを食べて体力を回復させ、学校へと向かう。
もちろん、学校でも自由研究を行えるようにランドセルには例のノートを入れてある。
次はどんなイタズラをしようかな…。
今朝のお姉ちゃんをくすぐって起こすイタズラは失敗に終わったから、学校でリベンジしてみるのも悪くない。
ぶつぶつ考え事をしながら歩いていると、あっという間に小学校にたどり着いた。
「3年3組」の教室へ向かい、ガラガラと扉を開ける。
「おはよー!」と元気に入って席に着く。
今日はイタズラのため早起きしたので、いつもより早く教室に着いた。…あれ、女子一人しかいない。
「あれ、おはよ。今日は早いんだ珍しいね!」
「おはよ~!今日早く目が覚めたから早く来たんだ」
時刻はまだ7:30過ぎ。隣の席のさやかちゃんは、いつも早めに学校に来て本を読んでいるらしい。…そうだ!今度はさやかちゃんにくすぐってイタズラしてみよう!
「あれ、ねぇねぇさやかちゃん、背中に何か付いてるよ?取ってあげる!」
「え?本当??ありがとう…?」
後ろに回り込み、指をワキワキさせて…
「えいっ、こちょこちょこちょー!」
「きゃっ!!あはっ、きゃははははははははは!!な、なにやめっ、きゃぁぁぅやだやめてぇぇっははははははは!」
首の後ろを10本の指でこちょこちょとくすぐると、さやかちゃんは椅子から崩れ落ちるようにして教室の床に座り込んでしまった。調子に乗った僕は、背中に馬乗りしてさらにくすぐろうとする。
「ちょ、ちょっといきなり何…やめてよ…!」
「ふっふっふ、こちょこちょイタズラ作戦成功!くらえさやかちゃん!腋の下こちょこちょー!」
「あっきゃぁぁっはははははははははははははは!だめっ、やめてぇー!!ぁぁっはははははははくすぐったぃー!!だめぇぇだれかぁぁぁっははははははははたすけてー!!」
腋の下に手を入れて、服の上からこちょこちょとくすぐる。さやかちゃんはよっぽどくすぐりに弱いのか、軽く撫でたりカリカリしただけで大きな声で笑い悶える。
恨みは無いけど、今朝お姉ちゃんに散々くすぐられた仕返しを込めて、ついつい「やめて」の声を無視してくすぐり続けてしまう。
しばらく夢中になってくすぐっていると…
「ちょっと、あんたさやかちゃんに何してんのよ!!」
「…!!えっ、あっ……」
いつの間にか、クラスの女子4人が自分を取り囲んでおり、両手や肩を掴まれて床に押し倒されてしまった。
そして、両腕、両足に1本ずつ馬乗りされてしまう…。
「さやか大丈夫?何されたの?」
「何か…いきなりこちょこちょされて…止めてって言っても止めてくれなくて…」
「…最低!お仕置きしてあげるんだから!」
「いやっ、ちがっ…イタズラしてただけで…」
僕のか細い言い訳など聞こえないかのように女子の間で話が進み、さやかちゃんも腰の辺りに馬乗りになり僕を押さえつける。5人がかりでしっかり馬乗りされると、ピクリとも抵抗できそうになかった。
床に磔にされ、無防備な身体を…
「「ほら、こちょこちょこちょー!!」」
「ひゃっ!!ぎゃぁぁっはははははははは!!ぁぁっひゃめろよぉぉぉぁぁっははははははくしゅぐっだぃってばぁぁぁぁっははははははははははははははははははははははは!」
一斉に首筋、腋の下、脇腹、足の裏を手加減無しで思いっきりこちょこちょされ、腹筋が痛くなるほど笑わされる。
女の子達は何の躊躇いもなく服の中に手を入れて素肌を直接指でこちょこちょとくすぐり、足の裏は靴下を脱がされてカリカリと責められる。
全身の弱いところを同時にこちょこちょされ、お姉ちゃんにくすぐられた時と同等か、それ以上にきつかった。
「こちょこちょー!どうだ!参った?ごめんなさいは?」
「女の子に押さえつけられてこちょこちょされて情けなく笑っちゃって恥ずかしいね~?今どんな気持ち?」
「さっき私のこと散々くすぐってくれたお返しだよ?笑い死ぬまで腹筋もみもみマッサージしてあげよっか♪」
「くすぐりにくいから足暴れさせないでよ!掴まえてこちょこちょの刑だー!」
みんな楽しそうに、ニヤニヤと妖しい笑みを浮かべながら容赦なくこちょこちょとくすぐっている。
「ひぃぃぃぁぁっははははごめっ、ごめんなざぃぃぃぁぁぁっひゃめっでぇぇぇぁぁぁっはははははははははははは!も、もうやめてぇぇぇぇっははははははははははははは!!ゆるじてぇぇぇっおねがいだからぁぁぁぁぁっははははは!」
あまりのくすぐったさと苦しさに、ダラダラと涙を流しながら女の子達にごめんなさいしてしまう。
しかし、泣いて謝っても許してくれるどころか、ますます面白がってくすぐってくる。
時刻が進むに連れて、教室に入ってくるクラスメイトが増えてきた。
「あれ~何でこちょこちょしてるの~?」
「さやかちゃんがいきなりくすぐられたんだって!だからその仕返ししてるの!よかったら一緒にやろうよ!」
「ん~…さやかちゃんのためなら、ちょっとだけ私も手伝うね!こちょこちょこちょ~♪」
「ひぃぃやらぁぁっな、なんでぇぇぇもう限界だってばぁぁぁっはははははははははギブ!!も、もう本当に許してぇぇぇぇっははははははははははははははは!!」
必死に力を入れて逃げようとするも、女の子達に多勢に無勢で押さえつけられ、一人、また一人とくすぐりに参加してくる。気付けば10人以上の女子に全身を余すところなくこちょこちょされ、始業のチャイムが鳴るまで続けられた。
ようやく解放された頃には、全身汗だくで息も絶え絶えになって、しばらく立ち上がれない程疲れてぐったりとしてしまっていた。
すっかりクラスの女子にくすぐりが弱いことがバレてしまい、その後も授業の合間の休み時間や、昼休みに度々こちょこちょとくすぐられる。
学校が終わる頃には、すっかり全身よわよわの敏感になってしまう程今日1日たくさん女子から追いかけまわされ、押さえつけられ、こちょこちょされた。
クラスの女子にイタズラをする作戦は…成功とは言い難い。むしろ、逆に自分がしたイタズラ以上に仕返しされてこちょこちょされてしまうという結果になった。
この記録をノートに書き留め、次こそ成功させてやるという不屈の思いを胸にして帰路に着くのであった。
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塾の先生にイタズラ!
一旦家に帰宅してシャワーを浴びてから私服に着替えて塾に向かう。今日はお姉ちゃんへのイタズラも、クラスの女子へのイタズラも失敗して残念な結果に終わってしまったので、どうしても成功させたい!
そこで、塾の先生に向けてリベンジをすることにした。
通っている個別塾では、大人しそうな女子大生のお姉さんに勉強を教えてもらっていた。今度こそ成功できるのではないだろうか。
「こんにちはー!」
「こんにちは♪今日も元気だね~」
勢いよく扉を開けると、塾長が迎えてくれた。
席に座って、大人しく待っているフリをする。
時間ぴったりに、先生が席までやってきた。
「こんにちは♪じゃあ今日もお勉強始めよっか」
「あ!その前に先生!ちょっとだけ目を瞑ってください!」
「目…?いいけど…はい。」
渋々ながらも目を瞑ってくれる優しい先生。
僕は、先生の首元を…こちょこちょこちょー!
「きゃっ!?びっくりした~…こらこら、いきなり女の子にそんなことしたら駄目でしょ!」
「うっ…」
驚いた先生に、一瞬で手首を掴まれて万歳させられ、壁に押し付けられる。またしても叱られてしまい、イタズラは失敗に終わる…
いや、まだだ。こちょこちょはできなくても、お姉ちゃんや女の子達にやられたように言葉で挑発してみる。
「せ、先生は大人なのに、子供の遊びのこちょこちょ我慢できないんですかー?」
「あらあら、調子乗って先生にそんなこと言っていいのかな~?じゃあ今日は特別授業してあげますね。いい子になれるようにこちょこちょこちょ~♪」
「ひゃっ!!?ぁぁっひゃははははははははは!な、なんでぇぇぇっひゃらぁぁぁっぎゃぁぁっはははははははも、もうくしゅぐったいのはゆるしてぇぇぇっははははははははは!」
片手で僕の手首を一つに掴んで押さえつけたまま、もう片方の手で首筋や腋の下、お腹、脇腹をこちょこちょとくすぐられる。すっかり敏感になってしまった身体を、大人の細長い器用な指先でねちねちとくすぐられ情けなく笑い悶えさせられる。
さっき煽ってしまったことを早くも後悔してしまう…。
「くすぐったいね~?でも、男の子なのに子供の遊びのこちょこちょ耐えられないのかな~♪」
「ひゃらぁぁぁっいじわるぅぅぁぁっはははははははが、我慢できないからぁぁぁっひゃぅぅっははははははははははははははははははは!!やめっ、やめでぇぇっはははははははごめんなさぃぃっ!!」
顔を覗き込まれながら、指の腹でこしょこしょと首筋を撫でられ、くすぐられる。首をすぼめたり、顔を振って逃れようとするも、先生の指はしつこく追いかけてねちねちとくすぐっていく。
大人のこちょこちょに手も足も出ず、されるがままに責められ、恥ずかしさから顔が真っ赤になってしまう。
「あらあら、お顔真っ赤にしてどうしたのかな~?もっとこちょこちょして欲しい?」
「ひぃぃっは、恥ずかしいからぁぁぁっやめでぇぇぇせんせいごめんなざぃぃぃっははははははははははははは!」
「先生に生意気なこと言ったの反省した?」
耳元で囁くように話しかけられ、ゾクゾクとしたくすぐったさでおかしくなっちゃいそう…
「は、反省しましたぁぁぁぁっひぃぃぃっ!!ゆるっ!!ゆるじてくださぃぃぃっ!!」
「ふふっ♪じゃあ許してあげます♪これに懲りたら、もう先生や女の子にイタズラしたら駄目だからね?それと、次また生意気なこと言ったらも~っとくすぐったい目に合わせてあげるから。分かったかな?」
「はぁっ…はぁっ…はぃぃ…」
「よろしい♪じゃあ授業始めよっか」
その後は反抗する気力もイタズラを仕掛ける気力もなく、大人しく授業を受けていた。大人しい先生だと思っていたけど、怒らせると恐くてくすぐり上手なタイプだったようだ…
後から聞いた話だと、昔からピアノを習っていたらしい。通りでめちゃくちゃ指先が器用だったわけだ…。
家に帰って夕食を食べ、お風呂に入り、寝る前に今日1日を振り返る。お姉ちゃん、クラスの女子、そして塾の先生にくすぐりのイタズラを仕掛けたところ、どれも100倍返しにされてしまった。さらに、家族やクラスメイト、塾の先生達にくすぐられるのが弱いことがバレてしまうという不覚。
しかし、ハロウィンに向けてこれくらいの失敗で諦める訳にはいかない…!!
その前にどうしてもこちょこちょでリベンジがしたい!
明日はどうやって反撃されずにくすぐってイタズラをしようか、自由研究のノートに計画を練るのであった。