成人式

ジャンル:R-18小説 / 公開日:2022/01/10 /
今日は1/10。成人式が行われる日だ。
自分も新成人か…。中学や高校の同級生とも久々に顔を合わすことになるだろう。
式はお昼の12時から始まる。
スーツを着て、ネクタイを緩く巻いて会場に行く。
まだ雪が降り積もる肌寒い季節。
見慣れた地元の道のりを徒歩で進んでいく。
会場に着くと、既に結構な人が集まっていた。
あちらこちらで晴れ着を身につけたグループが談笑している。
さて…待ち合わせ場所はこの辺りか…
「おっ…やっと来たか!おせぇよ!!」
「おぉ…久しぶり!!」
懐かしい旧友と再開する。
お互い大学は地元から離れていたので、会うのは5,6年振りくらいだろうか。
金髪のオールバックにピアスのスーツ姿。
相変わらずやんちゃそうな見た目だ。
「なぁ…お前昨日電話で言ってたこと、本当にやるのか?
一応ちゃんとした成人式だぞ?」
見かけによらずしっかりとした友人に念押しされる。
実は昨日、今日の成人式でやる作戦を考えていた。
「式の途中で壇上を占拠したい!」
我ながら唐突なアイデア。突拍子も無い思い付きだ。
だけど、さすがに1人だと心途もない。
そこで、昨日思い切ってかつての旧友に電話して話し合った結果、式の途中で市長などが話終わったタイミングで一気に壇上まで走り込み、占拠する。
その後のことは…考えていない。
20歳の記念日だ。何か普通じゃないことをしたかった。
最初は協力に渋っていた友人だったが、最後は「そこまで言うのなら分かった」と言ってくれた。
会場内の一番前の席中央に座る。
現在の時刻は11:30。もうあと30分で式も始まる。
自分と友人を囲うようにして他の参列者が席を埋めていく。
…やけに女子が多いな。何故だか前の方に振袖姿の女の子が固まっていて、他の男子はみんな後ろの方に座っていた。
よく考えてみれば、一番前何てよっぽど成人式に熱心なやつか、目立ちたがりなやつしか座らないのかもしれない。
占拠する具体的なタイミングは考えていない。
行き当たりばったりだ。
友人を見ると堂々とした様子で座っている。
心強い…。
「え~、皆様ご静粛に……」
気がつくともう時刻は12時になっていた。
壇上には大人達が座っている。
前で話しているのは市長だろうか。
…よし、話が終わったタイミングを狙おう。
見たところ男性の警備員などはおらず、女性の職員が壇下の端に立っている。真ん中から正面突破して上がろうか。
隣に座っている友人に小さく合図をする。
「……え~、それでは改めて、皆様ご成人おめでとうございます。……」
まだまだ話が続きそうだ。
心臓がドキドキと高鳴る。
おっ、どうやら話が終わったようだ。
一礼をして席に戻っていく。
まだだ…まだ………よし、今だ!!!!
「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
ガタッと椅子から勢いよく立ち上がり、一気に壇上を目指して駆け抜ける。だが、まるでその動きを予測していたかのように、壇の手前でスーツ姿の女性職員に二人がかりで取り押さえられる。
「こらっ!何してるの!!大人しくしなさい!」
「暴れない暴れない♪」
(なんだ…何やってんだあいつ)
(ちょっと何あれ~?)
ザワザワと会場から声がする。
床にうつ伏せで組伏せられ、馬乗りされて逃げられない。
友人に助けを求めようと視線を上げると、ニヤニヤとした表情で座っていた。
「残念だったな」
「…裏切ったのか…?」
まさか…協力すると見せかけて、嵌められたのだろうか。
そんな様子を見て、職員のお姉さんに耳元で囁かれる。
「式潰せ無くて残念だったね?君の友人から連絡があってマークしてたんだ~♪」
「なっ!?おいっ、どういうことだよ!!ッッくそっ!!てかどけよ!!離せよ!!!!ババア!!!!」
「…そういうこと言うんだ?ちょっと躾してあげる」
な、何をするつもりだろう……
「ふふっ、こ~ちょこちょこちょ~♪」
「ひゃっぁ!?ぎゃぁぁっははははは!!!!だぁぁっははらはははひゃめろぉぉぉぉ!!!!やっ、だめぇぇ俺くすぐり弱いからぁぁぁっははははは!!!!!」
腰の辺りに馬乗りされ、シャツの上から脇腹をもみまみされ、腋の下に手を入れてカリカリとくすぐられる。
「靴脱ぎ脱ぎしよ~ね~?ほぉら、足の裏こちょこちょこちょ~♪」
もう1人の職員に革靴を脱がされて足首を固定され、靴下の上から足の裏を容赦なくこちょこちょされる。
「ひぃぃぃぎゃぁぁっははははは!!!しぬぅぅぅだれかぁぁぁたずけてぇぇぇぁぁぁっはははひゃめでぇぇぇ!!」
身動き取れない状態でくすぐられるのがこんなに辛いなんて思わなかった。
「ふふっ♪どうでちゅか~?くしゅぐったいね~?男の子なのに女の子に押さえつけられて子供のこちょこちょ遊びで情けなく笑っちゃって恥ずかしいね?」
(あいつあんなに格好つけてたのにな)
(ひゃめでぇだって、恥ずかしいね)
(そのまま反省しろー!!)
自分の姿を見て会場中から笑われている気がする。
ぅぅ…恥ずかしい……。
ふと顔を上げると、カメラの姿が見えた。
「なっ!?ぁぁっははははやっ、やめろぉぉぉ撮るなぁぁぁぁっははははひゃだぁぁぁもうひゃめでぇぇぇ!!ぁぁっそこひゃだぁぁ!!」
必死にカメラマンを睨み付けるも、後ろから首筋をこちょこちょされて床に押さえつけられてしまう。
さらに細長い指が服の中に侵入して、脇腹や腋の下を直接ねちねちとくすぐる。
足裏も靴下を脱がされて、無防備な土踏まずを爪でガリガリと引っ掻くようにくすぐられて絶叫させられる。
「こちょこちょこちょ~♪そろそろ反省した?」
「ひゃぁぁはんぜいじましたからぁぁぁぁ!!!ぁぁっはははごめんなざぃぃぃぃもうくひゅぐりひゃだぁぁっはははははらめぇぇぇぇ!!!」
「じゃあ『成人式を邪魔してすみませんでした。お詫びにくすぐりの罰を受けます』って言って?」
「ひぅぅぅせ、せいじんしきのひゃまひてしゅみまへんでっっひだぁぁぁぁ!!!お詫びにぁぁっはははははくっ、くすぐりのばつをうけますぅぅぅぅ!!!ぁぁっはは言った!!言ったからぁぁぁもうひゃめてぇぇ!!!!」
ここでようやくくすぐりの手が止まる。
ぜぇ…ぜぇ…と必死に呼吸を整える。
まさかくすぐりがこんなに辛い何て…。
最初の頃の威勢は消え失せ、すっかり弱気になっていた。
「反省した?でもまだまだこれからだよ?」
「は~い壇上に上がりましょうね~♪」
女性職員数人がかりで手足を持たれ壇上へと引き摺られる。
一体何を……。
真ん中まで引き摺られ、仰向けに寝かされる。
逃げ出したかったが、先程のくすぐりによって体力は削られ手足に力が入らない…
「皆様お待たせしてすみません。先程新成人の乱入者が出てしまい式を中断しておりました。…さて、そんな不届き者の彼を、しっかりとした大人に躾るために協力してくれる方はいらっしゃいますか?どうぞ、壇上に上がってきてください」
(躾だって、何するんだろ)
(えっ、これって何かの余興?)
どうやら僕の行動を成人式のパフォーマンスだと思っている人もいるようだ。
そんな中で前の方に座っていた女子達が5人程壇上に上がってきた。あれ…どこかで見たような…
「やっほ~♪久しぶりだね、中学以来?」
「…あんた、中学の時私達に死ぬほどくすぐられたの忘れたの?」
…思い出した。
中学2年生の時、同じクラスにくすぐるのが好きな女子のグループがいた。そこに目を付けられて、休み時間や放課後5人がかりで押さえつけられてくすぐられてた…。
「ひっ!?くっ、来るなぁぁ!!」
逃げようとするが、両手両足を1本ずつ職員のお姉さんに乗られて固定され身動きが取れない。
振袖姿のかつての同級生が、指をワキワキさせながら
歩いてくる。
「あら?同級生なの?良かったね~昔のお友達に躾てもらえて♪ほら、じっとしてなさい!」
上から職員に力ずくで押さえつけられる。
そして指が身体に差し迫っていき…
こちょこちょこちょこちょこちょこちょ
こちょこちょこちょこちょこちょこちょ~♪
「ひゃぁぁっはははは!!ひゃべでぇぇぇおねがいだからぁぁぁぁっははははぎゃぁぁっはははは9ひゅぐったぃぃぃぎゃぁぁっはははゆるひてぇぇぇぇ!!」
いつの間にかシャツのボタンを外され、両側から無防備な腋の下や脇腹をこちょこちょとくすぐられる。
足裏もしっかりと固定され、さわさわカリカリとくすぐられ、電流が走ったかのように身体がピクピクと反応してしまう。
「ねぇ、ズボン脱がせちゃおっか♪」
「いいね~♪ほら、大人しくしててね?」
「やっ、やめろぉぉぉそれだけはぁぁぁっはははは!!!」
ベルトを外され、ゆっくりとズボンを下に降ろされていく。
身体を捻って抵抗したいが、押さえつけられていて叶わなかった。
そして、足首までズボンを降ろされ、パンツ一丁という恥ずかしい姿が会場中に写し出される。
(やだ~恥ずかしいね~♪)
(おい…あいつくすぐられて興奮してるぞ)
「ひゃだぁぁぁみないでえぇぇごめんなざぃぃ!!!」
「…ねぇ、何で勃起してるの?くすぐられて興奮しちゃうなんて、マゾなの?変態!もっとくすぐってあげる!」
くすぐったくて恥ずかしくて顔が涙で溢れる。
だが逃げることは許されず、くすぐられるしか無かった。
太ももや脚の付け根をねちねちとくすぐられる。
パンツの上から玉袋や、蟻の門渡り、裏筋と言った恥ずかしくてくすぐったいところも容赦なく指でこちょこちょ…
「ぎゃぁぁぁっ////ひゃめでぇぇぇそこだめぇぇぇぁぁっはららはははあたまおかしくなるぅぅぅ!!!ぁぁぁっはははゆるじてくだざぃぃぃぃ!!!!」
20歳になる男がこちょこちょされて顔は涙や涎でぐしゃぐしゃになって情けなく懇願している姿に会場から失笑の声が聞こえる。
「ふふっ♪もう大人なのに女の子に押さえつけられてこちょこちょされて負けちゃって恥ずかしいね♪まるで子供みたいだね?幼稚園からやり直したら?」
「くしゅぐったいね~♪反省した?まだまだやめてあげないよ~?」
いつ終わるのか分からない恐怖。
全身を激しくこちょこちょされ、さらにあそこもねちねちとくすぐられて限界が近い。
「ひゃぁぁっははははもう無理ぃぃぃイクぅぅぅ!!!」
「きゃっ!?」
身体がビクビクと跳ね、パンツの中に射精してしまった。
驚いたのかくすぐりの手が一斉に止まる。
「…最低。手に付いちゃったじゃん!」
「お仕置きされて悦んじゃうなんて、もっと厳しい躾が必要かな?」
職員のお姉さんが会場にアナウンスをする。
「誰か一緒にお仕置きしてくれる方いませんか~?」
(…ねぇ、私達も手伝わない?)
(え~?どうしよっかな~)
(いいじゃん♪行ってみよ)
3人組の女子が壇上に上がる。
そして、
「こちょこちょこちょ~♪」
「ひぅっ!?もっ、もうひゃめてぇぇぇぇぁぁっははははじぬぅぅぅ!!!さっきイッたばっかだからぁぁぁ!!!」
イッたばかりの敏感な身体を容赦なくこちょこちょされる。
見ず知らずの女子だったが、お仕置きという大義名分があるせいか全く手加減などは無かった。
それに連れたように、続々と女の子達が壇上に集まってきてしまった。顔を太ももで固定され、上から覗き込まれながら首筋をねちねちとくすぐられる。
パンツを脱がされ、あそこやお尻を直接指でくすぐられたり、手のひらで亀頭を撫でるようにこねくり回す女子もいた。そのあまりにも強烈な刺激に絶叫させられる。
だが、大胆な女子によっておっぱいで顔を圧迫されたり、
顔の上に顔面騎乗位のように座られて声を上げることすら許されない。
職員のお姉さんなど、誰も止めてくれる気配はなかった。
さらに行為がエスカレートしていく。
頭を固定され、両側から耳に息を「ふ~っ♪」と吹きかけられる。その度に「ひゃぅぅ!?」みたいに反応してしまい、女の子にクスクスと笑われる。
笑い声が漏れる口も上からキスされて塞がれてしまう。
「んんっ!?んんー!!!んっひゃめっんんー!」
「ちゅぱっ♪れろれろ♪どう?気持ちい?」
いつの間にか幼馴染の女の子の姿が目の前に見えた。
視界を何かに遮られる。着物の帯だろうか。
身体は女の子に力ずくで押さえつけられ、両耳は舌で舐められてエッチなリップ音が聞こえる。脳が溶けそう…
さらに目隠しされたまま口の中を舌でくすぐり犯され、
おかしくなっちゃいそうだ。
「もう我慢できない♪挿れちゃえっ♪」
ずにゅ♪にゅる♪っとした感触にペニスが包まれる。
(ぁぁぁ…だっ、だめぇぇそんなに動かれたら…ぁぁっ
き、気持ちいい…おかしくなるぅぅぅ)
「んっ♪おちんちんピクピクしてイッちゃったね~?」
我慢できず膣中に出してしまう。
だけど、くすぐりも逆レイプも終わることは無かった。
そのまま女の子達にくすぐられ、何度も何度もイカされ、
犯され続け、ついには気を失ってしまった。
……
「…あれ…ここは……」
気がつくと目の前に白い天井が見える。
「よぉ、気がついた?」
ベッドの横にあるパイプ椅子に友人が座っていた。
「おまえ…」
「そんな怖い顔すんなって!また新成人の女の子呼んで来ようか?」
「ひぃっ!?」
そうだ…成人式の壇上でくすぐられ…犯され…
いつの間にか服を着せられてどこかのソファに寝かされている。
どうやらここは成人式会場の控室らしい。
「いや~、お前のお陰でうちの市も全国から注目されてるよ!良かったな!」
「全国……何言って…」
部屋にあるテレビをつける友人。
ニュース番組では、先程自分がくすぐられている中継映像が流れていた。
「なっ…なんだよこれ…!おいっ!どういうことだよ!」
「言ってなかったっけ?俺の親、市長だって。
成人式で暴れたい?そんなの協力する訳ないじゃん。
むしろうちの市のくすぐり教育PRに協力してくれてありがとうな笑」
裏切られたとかではなく、利用されていた…?
急に怒りがこみ上げてくる。ベッドから出て殴りに行こうとした瞬間、扉が開き婦警が数人部屋に入ってくる。
「は~い大人しくしようね~?公務執行妨害で署までご同行願います♪」
後ろ手に組伏せられ、ガチャりと手錠を嵌められる。
「おいっ!なんだよこれ!!はっ、離せよ!助けて」
一縷の望みをかけて友人を見るが。
「また反省したら会おうぜ」
…何も言えず、婦警に連れられてパトカーに乗り込んだ。
翌年の成人式、全国からマスコミやカメラマンが集まってすごい賑わいだった。
『くすぐり教育に力を入れる町』として注目を集め、
成人式で素行の悪い新成人をくすぐりで躾をする。
その様子を全国に中継してしまうらしい。
青少年による犯罪率は大幅に減少した傍ら、
噂では毎年成人式の日になると、わざとくすぐられたい物好きな新成人が出るようになったそうだ…。