電車で年上のお姉さんに逆痴漢される話

ジャンル:試し読み / 公開日:2020/09/18 / 販売価格:500円
毎朝電車に乗って通学している。
家から高校まで、電車で約30分かかる。
毎日決まって同じ時間、同じ車両に乗っている。
数日前からだろうか。いつも通り電車に乗っていて、ふと視線を上げると目の前に綺麗な女性が立っているのが見えた。
スーツを着ているから、社会人だろうか。
そのお姉さんはいつも座って本を読んでいた。
ついじーっと眺め続けていると、不意に顔を上げたお姉さんと視線が合ってしまった。
(まずい…恥ずかしい…)
その後そそくさと目的地の駅で降りて学校への道を急いだ。
次の日も変わらず同じ車両に乗る。
今日もあのお姉さんに会えるかな。
淡い期待を抱きつつ、到着した電車に乗り込む。
さりげなく辺りを見渡して探してみると、昨日と同じ席に座っているのが見えた。
今日は隣の席が空いている…。
思い切って、お姉さんの隣に腰をかけることにした。
いつも通勤ラッシュの時間より少し早い電車に乗っている。やや空いている車内には、スーツを着たサラリーマンの男性や他校の学生の姿が見受けられる。
隣にいるお姉さんは文庫本を読んでいる。
どうしよう…ドキドキする…
暫く前の風景を見て気持ちを落ち着かせていると、自分の背中にスーっと誰かの指が這うのを感じた
(ひゃぅぅ!?!?)
優しく背骨を撫でられ、危うく変な声を出しそうになる。びっくりして隣のお姉さんを見ると、にやにやとした表情で文庫本を読んでいた…
(何だったんだろう…)
嬉しいような、恥ずかしい様な気持ちでさらにドキドキする。そうこうしている内に目的地に着いた。
電車を降りる時、ふと後ろを振り向くと、お姉さんがにっこりとした表情で自分を見ていた。
ふとポケットに手をいれると、二つに折り畳まれた紙が入っていた。
「明日、7:20分に一番前の車両においで」
……
次の日、いつもより早く家を出て駅に向かう。
あの手紙はどういう意味なんだろう…
きっとあのお姉さんが入れたに違いない。
一番前の車両に、7:20に乗り込む。
目の前の席に、あのお姉さんが座っていた。
車内には何故か、自分とお姉さん以外誰も乗客がいなかった。
お姉さんの隣に座る。
「あ、あの」
そう言いかけた時、「ふ~っ♪」
と僕の耳に息をふきかけるお姉さん。
「ひゃひぃぃっ!?」
その刺激に我慢できずに、電車の中で声をあげてしまう。
「ねぇ、最近ずーっと私のこと見てたでしょ。この変態。痴漢として警察につきだしちゃおっかな~?」
「い、いや、違うんです…あの…ごめんなさい…」
お姉さんを見ていたことがバレてしまった。
恥ずかしくなって席を立とうとするも、お姉さんに腕をつかまれ、無理やり座らされてしまう。
「ねぇ、今逃げようとしたでしょ?反省してないんだ…。お仕置きが必要かなぁ」
「ち、ちがいます、や、ひゃはははは!?あぁー!!っはははははだ、だめぇぇ!!!」
後ろから抱きつくようにして身体を固定し、両脇腹をシャツの上から思いっきりもみもみとくすぐられる。大人の指先で的確に脇腹のツボを刺激され、ただひたすら笑い悶えることしか許されない。
必死に抵抗している内に電車の床に組伏せられ、うつ伏せにされてお姉さんに馬乗りされて逃げられなくなる。
脇腹、背中、脇の下、首筋をよく動く指で素早くこちょこちょとくすぐられ、刺激に慣れさせてくれない。
密かに恋心を抱いていたお姉さんに押さえつけられ、容赦なくこちょこちょされている状況に頭がついていけない…!
「君高校生??もう大きいのに子供の遊びのこちょこちょ何かでそんなに笑っちゃって恥ずかしいね♪」
「いひゃぁぁぁっひゃめてくだしゃぃぃぃもうゆるしてぇぇぇごめ、ごめんなしゃぃぃぃ!!ぁぁぁっはははははそこひゃめてぇぇぇ!!」
お姉さんの言葉責めでさらに全身が敏感になった気がする。ついに服の中に手を入れられて、敏感な素肌をこちょこちょ…
暴れて汗だくになった右腋の下の窪みを、爪を立てるようにして思いっきりくすぐられ、もう片方の手で首筋をねちねちとこちょこちょされる。
くすぐったすぎて死にそうなのに、力が抜けて全く抵抗できず、お姉さんにされるがまま責められ続ける…
およそ30分後、目的地の駅に着くまで僕はお姉さんにくすぐられ続けた。その間、何故か他の乗客は一人も乗って来なかった。
…
学校に着く頃には、全ての体力を使い果たしていた。つい授業中も寝てしまい、先生に怒られてしまった。
身体にはまだむずむずとしたくすぐったい感覚が残っていた。くすぐられている時は苦しくて、辛く感じていたのに、今はもういっかいお姉さんにこちょこちょされたいという気持ちでいっぱいだった。
明日も同じ車両に行ってみよう。
次の日が来るのが待ち遠しかった。
【お姉さんの責め視点ver】
FANBOXにて公開中