門限2

 

ジャンル:お姉ちゃんとの思い出 / 公開日:2018/02/23 /

       

「…よし!!準備終わったぁ~!!!ありがとね、遅くまで手伝ってくれて!!」
中学2年生の秋、文化祭の季節。なんとなくめんどくさくて、最初はクラスの準備をサボっていたけど、栞に説得?されて積極的に手伝い始めた。明日が文化祭当日という今日、ぎりぎりまで作業に終われ、最終的には栞と二人で夜の20時まで学校に残っていた。

「いや~君がいてくれて助かったよ!!!ほんとありがとね!!」
「はいはい…どういたしましてって!!やっべ…もう20時越えてる…」

家の門限は20時。もう間に合わない…。数ヶ月前、門限を破ってお姉ちゃんに死ぬほどくすぐられてからちゃんと守ってきたが、次門限を破ったら間違いなくくすぐり殺される…

「ん?もしかして早く帰らないとお姉さんに怒られちゃうとかあるの…?」
「い、いや別に大丈夫!!もし仮にお姉ちゃんに怒られても栞のせいじゃないし!!」
「そう…ほんとに大丈夫?私が家まで着いてってあげよっか?」
「い、いいって!!ほら、明日文化祭本番なんだからさ、早く帰ってゆっくり休んだ方がいいよ!!」

栞に余計な心配をかけたくない。
それに、栞と二人で夜遅くまで学校で作業していたことは、なんとなく秘密にしておきたかった。

「じゃあ、また明日ね!!ばいばーい!!」
「…おう、じゃあまた明日。」
途中まで栞と帰り、急ぎ足で家へと向かった。やっべ…20時30…。で、でも正直に話せばお姉ちゃん、怒らないかな…。
おそるおそる、家の扉を開け、中に入ると、お姉ちゃんが仁王立ちで立っていた…。

「おかえりなさい。どうして遅くなったの?」
「た…ただいま…。べ、べつになにもないけど、遅くなった…。」
「何もないのに帰りが遅くなるの?お姉ちゃんに言えないようなことしてたってこと?正直に答えなさい!!」
「だ、だからぁ!悪いことしてないってば!!ほんとだから!!」
「…そう。でも門限過ぎたことに変わりはないわよね?正直に理由を話さなかったことも含めて、お仕置きしてあげる。」

ゾク…。目が怖い…無意識に恐怖で身体が震えるが、僅かなプライドから、強気の態度を崩さなかった。

「じゃあ、お仕置き部屋に行こっか?じっくり拷問してあげる。」
「や、やだ!!!!」

震える身体を押さえ、精一杯強がる。
逃げよう…!!お姉ちゃんを通り抜けて、とりあえず居間まで走り抜けよう!!

覚悟を決め、お姉ちゃんの横を通り抜けようとして、お姉ちゃんに向かって一気に走り出した!!
「…ん?」
一瞬、不意をつかれたような表情を浮かべ、身構えるが、その横をすり抜ける!!
「よし…!!もう少し…!!」
そう安心した直後、お姉ちゃんに右腕をつかまれ、ひざまずかせるようにして後ろ手に取り抑えられた。
「いたい!!は、はなしてよ!!!」
「まったく…何を考えてるのかと思えば…とりあえず反省もしないで逃げようとした罰として、きつくお仕置きしてあげる。」

お姉ちゃんに左腕も掴まれ、廊下にあお向けにされて両腕を真っ直ぐ押さえつけられた。その上にお姉ちゃんが座り込み、足で腕を固定し、顔を太ももで挟んで固定された。
「いや…!!はなせよ!!ばか!!」ジタバタ
思わず暴言をはいてしまうが、すぐに後悔した…。
「馬鹿…?そういうこと言うんだ…。今から死ぬほど後悔させてあげる。」

こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ~!!

「あ…!!ぎゃはははは!!!ああああ!!!!や、やめへぇ!!!!あはははははは!!!!」
首筋を細長い指で蜘蛛が這うようにくすぐられ、カッターシャツの上から脇の下やお腹、脇腹も満遍なくくすぐられる…。
かろうじて自由に動かせる足をバタバタさせ、腰をくねらせてくすぐったさから逃れようとするが、ねちっこく上半身をこちょこちょされた…。

「あはははははは!!!!やめてぇぇ!!!!たすけてぇ!!!!あははははははははは!!!」

くすぐられ、強制的に笑わされ、自然と大声で笑ってしまう。

「今日はまだごめんなさいしないんだね。でも少し近所迷惑かしら…口を塞いであげるわね。」

そういうとお姉ちゃんは、一旦くすぐりの手を止めて、顔の上に膝だちになった。
「ぜぇ…はぁ…はぁ…ひぃ…お、おねえちゃん…?」
「もっと苦しんでね。死ぬほど辛い地獄を味あわせてあげる。」
「ん…!!んぶぶぶぶ!!んんん!!」

目の前がスカートで覆われ、お姉ちゃんが履いている柔らかい下着で口を塞がれる。くるしい…!い、息ができない…!!
性的な興奮や恥ずかしさよりも、呼吸ができないという苦しさの方が強かった。
「ふふ…この状態でこちょこちょしてあげる…。」
「んんん!!んー!!!んぶぶぶ!!んんんんんん!!!!」
声にならならい声。笑い声が、お姉ちゃんのお尻で潰されてしまう。
口を塞がれた状態で、首筋や脇の下を激しくくすぐられ、だんだんと呼吸困難になり、意識が遠のき始めたそのとき…

プルルルル、プルルルルル…

「…あら…?こんな時間に電話、誰かしら?ちょっと待ってなさい。」
「っぷはぁ!!ぜぇ!!はぁはぁ!!」

お姉ちゃんが離れ、拘束が解かれるが、くすぐられた疲労感から、しばらく指一本動かすことができなかった…

「はい…橘ですが…?」
「あ!!お姉さん!夜分遅くにごめんなさい!!栞です。どうしてもお姉さんにお伝えしたいことがあって電話しました!!」
「ああ、栞ちゃんね、こんばんわ。なに?どうしたの?」
「あ…えっと、今日文化祭の準備を遅くまで残って、手伝ってくれてたから、家に帰ってから怒られてないかなぁって心配で…」
「…そう、そうだったの。わざわざありがとうね。大丈夫、心配しないで、怒ってないから。」
「あ!!分かりました!安心しました!!!ごめんなさい夜遅くに電話をかけてしまって、おやすみなさい!!」
「いえいえ、…電話をかけてくれて、ありがとうね。おやすみなさい…」

くすぐられた疲労からほんの少しだけ回復したが、まだ廊下に横たわっていた。
「あ…お、おねえちゃん…ごめんなさい…もうくすぐらないでぇ…」
「…今日はもう許してあげる。全く…最初から素直に話せばいいものを…。明日、栞ちゃんにお礼言っときなさい。」

え…?栞に…?まさか、さっきの電話、栞がかけてくれたのか…?

それから部屋に戻り、気を失うようにして眠りに落ちた…。

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