【FANBOX試し読み】部活の先輩にくすぐり犯される大学生の話

ジャンル:試し読み / 公開日:2022/04/13 / 販売価格:500円
「ねぇ、軽音サークル興味ない?」
「一緒にテニスしませんか~♪」
4月のキャンパスには期待に満ち溢れた新入生と、サークルの勧誘に必死な上級生の姿で活気に満ちていた。
(何か面白いサークルとかないかな~)
特に当てもなくフラフラと通りを歩いていると、次々にサークルの勧誘に誘われ、手元には大量のビラが集まってしまった。
どれもこれも面白そうではあるが、今一つ興味が持てなかった。
「ねぇ、そこの君!何かサークル探してるのかな?」
「あ、はい!…何か面白いサークル無いかと思って…」
急に横から声をかけられ、思わず反応してしまった。
(綺麗な人だな…少し話だけでも聞いてみようかな)
手渡されたビラを見ると、文芸部と書かれていた。
「あの~すみません、文芸部ってどんなことするんですか?」
「おっ!興味あるの!?じゃあ説明するからこっちに来て♪」
いきなり手を握られてどこかに連れていかれる。
「あ、あの、先輩…?どこに向かってるんですか?」
「どこって…もちろん文芸部の部室だよ~♪ほら、お外だと結構騒がしいし、落ち着いて話せないしさ?」
(まぁ、変な人じゃなさそうだし話を聞くだけならいいかな)
大通りを抜けて人気の少ない道を歩いていく。
部室棟があるエリアは比較的静かで落ち着いていた。
「もうそろそろ着くよ♪」
エレベーターに乗り3階の廊下を歩いていくと、突き当たりの一角に【文芸部】と書かれた表札のある扉があった。別に疑っていた訳では無いけど、ちゃんとした部活の人だったんだ…
ガチャリ
「みんな~♪新入生の子連れてきたよ~!」
「部長お疲れ様です~!さっき購買でお団子買ってきたんで、新入生さんも一緒に食べましょ!!」
「…お団子には熱いウーロン茶しか勝たん!」
「はいはい、佐藤先輩はウーロン茶ですね~。他は緑茶淹れますね♪」
部室は8畳程のややこじんまりとした空間で、何故か畳敷きで真ん中にちゃぶ台が置いてあった。同じ文芸部の人だろうか。上級生と思われる女性が二人座っていた。
壁際には本棚があり、ところ狭しと小説や文学作品が並んでいた。何だか田舎のおばあちゃん家の様だ。
「ほらほら、家だと思ってどうぞ上がって♪」
「お邪魔します…」
勧誘していた人は部長だったのだろうか。促されるまま靴を脱いで畳に上がる。…とりあえず適当なところに座ろう。
「はい、お茶どうぞ~♪」
「ありがとうございます、頂きます!」
目の前に熱い緑茶と三色団子が用意される。
何故か一人だけウーロン茶を飲んでいる人がいる…よっぽど好きなのだろうか。
「…白い団子とウーロン茶は至高!!」
「あっ、佐藤ちゃんはいつもこんな感じだから気にしないで!そうだ、私は部長の佐倉です♪で、あとは2年生の叶ちゃん!よろしくね?」
「叶です~!よろしくね!」
目の前に座っている佐倉さんが部員の紹介などをしてくれる。優しそうな部長の佐倉さん、元気でボーイッシュな叶さんと、ウーロン茶な佐藤さん。
現在部員はこの3人で活動しているようだ。人数が少なくこのままだと部活から同好会へと降格になる恐れがあるらしい。そこで、形だけでも入部してくれないかとのこと。
…まぁ、特に断る理由も、他にやりたいことも無いし入部するのも悪くないかと思い始めていた。
「分かりました!入部します!」
「ふえっ!?いいの!?ありがと~♪じゃあ早速なんだけど、入部届けにサインもらえるかな?」
すごく驚いた様子の佐倉さん。入部届けを手渡され、言われるがままに名前を書く。
「ありがと~♪じゃあ今日からよろしくね?」
「はい!よろしくお願いします!!」
「……作戦Bいらなかったね」
あっさりと入部が決まり、嬉々とした部長と何故かつまらなさそうな佐藤さん。作戦…?
「あの~、そう言えば文芸部の活動って普段どんなことしてるんですか?」
これだけ沢山本があるし、真面目に活動とかしてるのだろうか。
「普段の活動か~♪…じゃあ入部祝いも兼ねて少しだけ教えてあげよっかな~。叶ちゃん!新入生くん押さえてて?」
「了解しました部長!」
いつの間にか後ろに回り込んでいた叶さんに両腕を羽交い締めにされて身動きを封じられてしまう。
「か、叶さん!?離してくださいよ!!」
「こら!暴れないの!大人しくしてよ~ね~?」
後ろから胸を押し当てるようにぎゅーっと押さえつけられ、逃げようにも逃げられない。
「えいっ♪脚も押さえちゃえ~♪これでもう動けないね?」
「…覚悟しなさい?」
ジタバタと無駄な抵抗をしている間に佐倉さんに太股の上に乗られて間近で向かい合う形になる。
両足首も揃えてその上に佐藤さんに上に乗られて完全に身動きが取れない状態になってしまった。
「えっ、ちょっ、何するんですか…?みなさん落ち着いて」
「今から新入部員の歓迎会の儀式をします♪じゃあみんな始めちゃおっか?こちょこちょこちょ~♪」
「…こちょこちょ~」
「ひっひゃぁっははははは!!なっ!?何でくひゅぐるんですかぁぁっははははひゃめっ!!ひゃめでぇぇぇぁっはははは弱いからぁぁぁっはははははははは!!!」
突然身体中をこちょこちょとくすぐられ混乱する暇もなく強制的に悶えさせられる。情けなく笑っている顔を綺麗な女の子に見つめられながらくすぐられ、羞恥心を高められる。
佐倉さんは腋の下から脇腹にかけて指を素早くこちょこちょと上下するようにくすぐったり、不意打ちで脇腹をもみもみと責められる。
足元では佐藤さんに靴下を脱がされて、無防備な足の裏を爪を立ててカリカリとくすぐられる。
「男の子なのに女の子に押さえつけられてこちょこちょされて恥ずかしいね~♪じゃあ私はお耳いじめちゃおっかな~?ふ~っ♪」
「ひゃぁぁんっっ//ひぃぃひゃめっぁっはははは!!」
後ろから叶さんに耳に息を吹きかけられ、時折耳の穴や首筋を舌でペロリと舐められる。その大胆な行為に驚く余裕も無く、ゾクゾクとしたくすぐったさと快感に変な声が漏れてしまう
「ひゃぁぁんだって可愛いね~♪もっとくすぐりたくなっちゃうな~?ほらほら、こちょこちょの刑だ~♪」
「…足の指ピクピクしてる。もっと反応して?」
服の中に手を入れられて無防備な腋の下の窪みをカリカリとくすぐられる。ジタバタと抵抗していた足の指先を手で捕まれて反らすように固定され、足の付け根や土踏まずをお仕置きとばかりに容赦なくこちょこちょされる。
あまりのくすぐったさと恥ずかしさで目には涙を浮かべ、口から涎が垂れてしまう。
10分程くすぐられ続け、抵抗する体力も無くなりかけたころようやくくすぐりを止めてもらえた…。
「ひっ…ひひっ…ひゃめ……」
羽交い締めを解かれ、両腕が力なく床に下がる。
叶さんの胸元にもたれかかるような形になり、「甘えん坊さんだね~♪よしよし」と頭を撫でられてしまう。
「ちょっとやり過ぎちゃったかな?ごめんね?」と申し訳なさそうな部長。そのまま暫く休みようやく呼吸が落ち着いてきた。
「な、何でいきなりくすぐるんですか…!!」
恐る恐る佐倉さんに抗議してみる。
「ん~くすぐるのが好きだから…あっ、じゃなくて歓迎会の意味も込めていっぱい楽しく笑って欲しいな~と思って♪」
「そ、それにしてもいきなりやり過ぎですよ…!やっぱり、退部します!!」
「あれ、退部したいの?もしかして、まだこちょこちょされたいのかな~?」
ニコニコと脅すように手をワキワキとする先輩達。
「ひっ!?わっ、わかりました入りますよ!!」
「『入ります…?』入らせてください、だよね?」
「は、入らせてください…」
こうして半ば強引な形で文芸部に所属することになった。
佐倉さんは「今日はもう自由にしてていいよ~♪」と言って勧誘に出てしまった。叶さんも「これから授業行ってくる!」と部屋を出ていき、部室には僕と佐藤さんの二人きりになる。
「…冷めたウーロン茶も美味しい…」
残った団子を食べながら美味しそうにウーロン茶を飲む佐藤さん。
「あの~…佐藤さん?ウーロン茶お好き何ですか?」
「…ウーロン茶はどんな食べ物にも合うから完璧!!ウーロン茶の起源は中国の…」
ほんの世間話のつもりで質問したが、その後叶さんが授業から帰ってくるまで何と2時間も烏龍茶の魅力について講義された…。
暫くすると佐倉さんも勧誘から戻ってきた。色々と声を掛けてみたが駄目だったそうだ。
佐倉「あれ~まだ居てくれたんだ~♪…そうだ!みんなこの後予定空いてる?本当の新入生歓迎の意味も込めて飲みに行こっか♪」
「いいですね~!行きましょ~!!」
「…ウーロンハイが飲めるなら行く。」
…今日は特に予定も無いし、せっかくだから行ってみようかな。
「僕も大丈夫です!行けます!」
「おっ!じゃあ4人で予約できるところ探すね♪」
こうして大学生になって初めての飲み会に参加することになった。この後さらにくすぐられることになるとは露知らずに…。
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飲み会後に先輩の家でくすぐられる話
「すみませ~ん!予約していた佐倉です~」
「はーい!ご案内いたします♪」
18時頃、文芸部の先輩達と大学近くの半個室居酒屋に来た。
【続きのお話:FANBOX】勧誘された部活の先輩にくすぐり犯される大学生の話